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TOSSランドNo: 1132167 更新:2012年12月15日

長いエナメル線でもつくか?


向山実践完全追試   

 3年「豆電球」  第 5 時   長いエナメル線でもつくか?
                ソケットであかりをつける 


ポイント      長いエナメル線でもつくかを予想したり、ソケットを使ってあかりをつける時間である。
           電流の流れをイメージさせたり、ソケットの中の電流の流れをイメージさせたりする。
           これまでしっかり勉強してきているので、ソケットを使えば簡単にあかりをつけることができる。 

                                               2002年10月26日更新 
                                               TOSS長崎 善能寺 正美                   

第1時・第2時・第3時・第4時・第5時・第6時・第7時・第8時・第9時

第1時・第2時 「豆電球・導線1本・乾電池」の3つだけを使った実験(自由試行)
第3時     「豆電球・導線2本・乾電池」をつないであかりをつける(自由試行)
第4時     つかないつなぎ方          
第5時     長いエナメル線・ソケットであかりをつける
          ※実験セットにある「イライラ棒」づくり(総合的な学習の時間 2時間)
第6時     電気の通る道を考える
第7時     いろいろなものをつないであかりをつける
第8時     あかりがつくもの、つかないものを分ける
第9時    テスト

 

平成13年度 第15回研究授業指導案 平成13年度 諫早市立御館山小学校
 
「豆電球」 長いエナメル線でもつくか?
        ソケットであかりをつける
                                        2001年12月7日(金)
                                       3校時
                                       指導者   善能寺 正美
 
本時は第5時である。
この時間は、30mのエナメル線や、ソケットを使って学習する。
「電気の通る道を考える」で、「回路」について一件落着する予定である。
 
本時の展開
 
 第4時であつかった「電流はどのように流れるか」の続きについては、この時間の次に学習をすることになっている。

説明1:

  「先生方みんなね、見学に来ますから、その時、それをお勉強してみましょう。え~。
 その前にね、二つだけ、問題を出しておきたいんですが、(略)」
    教え方のプロ・向山洋一全集 25 『豆電球(2年)の全授業記録』 明治図書    P.135

とある。
 つまり、前の時間の「電流はどのように流れるか」については、この時間には扱わない。
 
 そこで、その二つの問題のうちの一つである。

発問1:

 長いエナメル線でもつくか?

 30~50mぐらいのエナメル線を見せ、こんなにも長い導線でも豆電球がつくかどうかということを問う。

指示1:

こうやってやったならば、乾電池の電気はつくでしょうか。つかないでしょうか。
おとなりの人と相談してみて。
   教え方のプロ・向山洋一全集 25 『豆電球(2年)の全授業記録』 明治図書    P.136

発問2:

 「乾電池、一個です。豆電球も一個しか使いません。つくと思いますか。ノートにやって、つくかつかないか。」
(教え方のプロ・向山洋一全集 25 『豆電球(2年)の全授業記録』 明治図書 P.136)

挙手をもとめて人数を確認する。
 おそらく、これは、電気の流れをイメージさせるためのものであろう。

発問3:

どうしてつくと思ったのか。
  教え方のプロ・向山洋一全集 25 『豆電球(2年)の全授業記録』 明治図書 P.136

このように「思い」を問うのであれば、「なぜ」「どうして」が使われる。
 子どもの頭の中を表現させたい場合には良いのだ。

・長いから、どっかで止まっちゃう。
・電信柱なら通る。

発問4:

「つくと思う人はどうしてつくのかな。つかないと思う人はどうしてつかないのかな。」
  教え方のプロ・向山洋一全集 25 『豆電球(2年)の全授業記録』 明治図書 P.137

という指示と

指示2:

 「じゃ、それ、両方書いてみて。つくとしたらこうだ。つかないとしたらこうだ。」
  教え方のプロ・向山洋一全集 25 『豆電球(2年)の全授業記録』 明治図書 P.137

という指示で、向山洋一氏の指示に若干の揺れがある。

 ・絶対つく。
 ・もしかしたらつくかな、もしかしたらつかないかな。
 ・絶対つかない。
 

という選択肢で挙手を求める。

授業の実際
 

 つく         18人
 もしかしたらつく   5人
 つかない       1人

理由
  ◆私は、つくと思います。それは、長くても電気は通るからです。そして、外のでんせんも長いけど、電気が通っているからです。(でんわも、すぐ通じるしね。)
◆つくと思います。それは、長くてもたぶん電気が通じるからです。でも、テレビだってすぐチャンネルもすぐ変わるからです!
◆つくと思います。それは、線は長くても、電気を通したらつくからです。つかないのは、豆電球が、電池についていないか、それとも、途中で力つきてしまうかもしれません。

一瞬にしてついた。

 ここで、正解することよりも「考えること」が大事なのだという趣意説明をする。

説明2:

「つくとかつかないとかいうのが、あたっていてもあたらなくとも関係ありません。どうしてつくと思うのか、どうしてつかないと思うのか。こちらの方が大事です。」
 教え方のプロ・向山洋一全集 25 『豆電球(2年)の全授業記録』 明治図書 P.138
 

説明3:

 「つくとか、つかないとかは100点満点で5点ぐらいです。」
     教え方のプロ・向山洋一全集 25 『豆電球(2年)の全授業記録』 明治図書 P.138

発表の仕方は、指名無し発表である。

指示3:

手を挙げなくてもいいですから、立って、次々に発表してください。
前の人が終わったら、次の人が発表します。
 教え方のプロ・向山洋一全集 25 『豆電球(2年)の全授業記録』 明治図書 P.138

 発表する子が少ないと「2年3組は全部で4人ですね。」「2年3組の実力は6人ですね。」とつっこむ。
 発表のための踏ん切りをつけさせるための方法である。
 ほんの少し背中を押してやると、発表が出来ることがあるのである。

・電池切れになる。
 ・電気が途中で止まる。

指示4:

それじゃ、やってみましょうね。
もう一回聞きます。
 教え方のプロ・向山洋一全集 25 『豆電球(2年)の全授業記録』 明治図書 P.140

と、人数を確認した後に実験をしてみせる。
 そして、さらに念を押す。

説明4:

 「ついたか、つかないかはどうでもいいんです。どういう意見の方が大事ですから。」
     教え方のプロ・向山洋一全集 25 『豆電球(2年)の全授業記録』 明治図書 P.141
 

単なるあて物クイズにならないようにしているのである。

ソケットを使う

 次の問題である。
 いよいよソケットを使う。しかし、このソケットは、これまでやってきた裸の豆電球とはつなぐ場所が一見して違う。

指示5:

はい、これ(ソケット)に豆電球をやって電気をつけてごらんなさい。
   教え方のプロ・向山洋一全集 25 『豆電球(2年)の全授業記録』 明治図書 P.142

 子どものつぶやきを取り上げ、例示として扱い、次の指示をする。

指示6:

変だな、と思うこと、あ、分かったということをカードに書いてもらいます。
一つでもあったら取りにいらっしゃい。
   教え方のプロ・向山洋一全集 25 『豆電球(2年)の全授業記録』 明治図書 P.143

 子どもに先生の所に説明に来させる。

指示7:

はい、できたら、先生のとこ、持ってきて。

 教え方のプロ・向山洋一全集 25 『豆電球(2年)の全授業記録』 明治図書 P.143

 子どもがやったものを取り上げて、全体に問題を出す。
 多くの実験は個別的である。
 その個別的な実験を全体に広げるためには、このような方法をとらざるをえない。
 つくかつかないかである。

   1 導線をぐちゃぐちゃにする。
   2 +と-をさかさまにする。
   3 豆電球を上にやる。

それぞれ、

指示8:

自分でやってみてください。
 教え方のプロ・向山洋一全集 25 『豆電球(2年)の全授業記録』 明治図書 P.143

と指示をする。
 
 最後の問題である。

指示9:

ソケットを使うとどうして電気がつくのですか。
絵を書きながら説明してください。
 教え方のプロ・向山洋一全集 25 『豆電球(2年)の全授業記録』 明治図書 P.144

 子どもの考えを紹介して、次の時間へつなげる。
 
参観をされた先生の感想

 参観させてありがとうございました。質問です。子どもが明らかにノートをきれいに書こうという意識を持って書いていました。子ども達がそう思うようになった先生の指導は? ノートのコピーを紹介されてますか? どのような方法で? 教えて下さい。
 良かったと思うことです。自由な実験を自分でノートにまとめるという活動は、自分でソケットや豆電球をよく見て書かないといけないのでいろいろ発見があり、いいと思いました。
 そういう意味では、ソケットの(最後の)質問のところでは先生の絵はない方がいいかもと思いました。
 あと、子どもがせっかくノートに実験を書いていたので、子どものを取り上げる形で、つくかつかないかの質問実験をされたら子どもの意識ももっと高まるかもと思いました。
 もう一つ、「ソケットを使うとどうして電気がつくのですか」の問いの答は、どういう答を予想されたのか教えてもらえるとうれしいです。

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