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TOSSランドNo: 7886424 更新:2018年01月29日

人工知能(AI)が仕事を変える(木村重夫氏の修正追試)


原実践から修正したのは次の3つである。
①木村氏の授業後半では「人間と人工知能が共に働く時代が来る」という点が強調され、人工知能で何ができるかを思考させているが、この授業ではキャリア選択の参考になるよう、後半は「人間にしかできない仕事を志していこう」という点を強調するため、オズボーン教授の論文を取り上げ、仕事についての話で終えた。
②その分、「人工知能で何ができるか」という話はこの授業では先に出さざるを得ない。
③かつ、授業がプレゼンで終わらないためにはその代わりに何かをじっくり作業させる必要がある。そこでこの授業では、「将来志している職業のどんな仕事が人間にしかできないか」(指示4)をオリジナルで追加している。

指示1:

ノートにマル1。「人工知能」と書きます。

発問1:

猫ですか。犬ですか。みんなで答えます。

猫の画像、犬の画像を次々と出す。

説明1:

皆さん人間は、パッと見て、犬や猫の区別ができますね。ところが、コンピューターは一瞬で区別するのが苦手でした。人間が1つ1つの特徴を教え込む必要があったのです。そこで、コンピューターに猫の写真をたくさんたくさん、見せることにしました。するとコンピューターが人間の脳のように「線」を作って、自分で学習をします。
このような学習の仕組みを「ディープラーニング」と言います。

指示2:

マル2。「ディープラーニング」と書きなさい。

人工知能が囲碁、将棋、クイズ番組でも人間を上回ってきていることを示す。
他にも、人工知能による受付、人工知能による絵の作成などができるようになっている。

発問2:

人工知能についてどんな印象を持ちましたか。手を挙げます。
①良い
②やや良い
③やや悪い
④悪い

ここまでは人工知能に対するプラスのイメージで組み立てる。ここから、人工知能に対する懸念(マイナス)を扱う。

説明2:

先ほどの囲碁の対戦を見ていた設計者の話です。四戦目は「やけくそになったように見えた」、三戦目は「奇跡のような手」。つまり、設計者にもどのようなプロセスでその結論が出たのか、分からないのです。

発問3:

どんな感想を持ちましたか。

説明3:

さらに、ちょっと困った情報もあります。オズボーン教授の論文です。

About 47 % of total US employment is at risk of computerization.

(※Carl Benedikt Frey and Michael A. Osborne” THE FUTURE OF EMPLOYMENT: HOW SUSCEPTIBLE ARE JOBS TO COMPUTERISATION?”より引用)

指示3:

ノートにマル3。だいたいで良いから訳しなさい。(今ある職業の47%がコンピューターに置き換わる見込み)

発問4:

人工知能についてどんな印象を持ちましたか。手を挙げます。
①良い
②やや良い
③やや悪い
④悪い

プラス面、マイナス面両方が考えられることが分かれば良い。

説明4:

それで人間はどうしたらよいか、という問題が突きつけられています。この考えるヒントとして、人工知能が代わりをするのは今のところ難しい職業もあります。

先ほどの論文に、取って代わられにくい職業のランキングがある。
その上位と下位を比較して示す。

上位 レクリエーションセラピスト、最前線のメカニック・修理工 など
下位 電話営業、タイトル審査・調査、裁縫師 など

発問5:

とってかわられやすい職業、かわられるのが難しい職業、何が違うのでしょうか。近くの人と相談します。
(人工知能にとってかわられやすい仕事は、やることがはっきりしていて、それを丁寧にきちんとやる、という性質のものが多い。とってかわられるのが難しい仕事は、臨機応変にしたり、人と関わったり、何かを創ることが多い。)

指示4:

キーワードがあります。読みます。
①創り出す ②話し合う(コミュニケーション) ③人を動かす(マネジメントする) ④教える ⑤問題を解決する

発問6:

あなたが将来希望している職業は何ですか。マル4に書きます。

発問7:

マル5。その職業の、どんなところがキーワードに当てはまりそうですか。
次の形で書きなさい。
【 職業 】の【 どんな仕事 】が【①~⑤】に当てはまる

いくつか例示もする。
書けた生徒に持ってこさせ、板書させる。
書けない生徒もそれを参考にして書いて良い。
発表させて終わる。

質問や授業サイトを希望する場合は
坂本佳朗 rekisi_sotuken@hotmail.com まで
72時間以内に対応いたします。


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