クラスで指導するのであれば、帯時間で取るのがよい。
1パーツ15分、その中で必ず1回通す。
1日1パーツ、10分指導+5分で1回通し。
指導は教えて、やらせて個別評定(や列ごと、号車ごとなど。。。)
わたしの場合、学年音楽のときでも、「教える」→「3回練習して座りなさい」→「クラスや列ごと評定」が中心の45分で指導している。
ポイントは、その日のポイントができればOK。欲張らない。それでB判定。
その上で、前に教えたことまでできていたらA判定で、取り出して褒める。
やりすぎると、好きな子が飽き、苦手な子がさらに嫌になる悪循環に陥ってしまう。
範唱CDを使って、音を取る。
原曲がある場合は、原曲から入ってもよい。
その場合、きっと歌ったことのある子どもたちがいるのでは。
どういう経緯で作られた歌なのかも軽く伝えるとよい。
いよいよ、合唱になったときの美しさを感じ取らせる。
この感じが、アルトを歌うときの意欲につながる。
必ず、両方体験させること。
「アルトは難しくてカッコいい。歌える人はうまい人」ことを意識させながら、パートを決めていく。
半々でもよいが、実態によって前後してもよい。
ここから、曲を組み立てていく。
音が跳ぶところは難しい。
局面の法則、難しいところだけを徹底的に教える。
長音で音が変わるところは難しいです。
「真っ白」はどれくらい真っ白なのか。「きみ」って、だれ?
・・・など、指示語が指す意味を具体的に読み取る。
このあたり、国語的。
映像や写真は効果的。もう一度原曲に戻ることもある。
教師が黒板に絵を描きながら子どもたちと考えてもよい。
Aメロ、Bメロ サビ
構成が変われば場面が変わる。国語でいう段落、場面転換と同じ。
高い声は苦しくならないように、低い声は潰れないようにします。
キーワードは「響き」。
ソプラノは「キラキラ」、アルトは「どっしり」「つつみ込む」イメージ。
「こいのぼりの口」で。(横崎先生の教え)
fは強く、pは弱く・・・ではわかりにくいので、わたしの場合は
pp=かすかに p=そっと mp=やさしく mf=やわらかく f=元気に ff=はげしく
と伝えている。
(「教科書では強く、やや強く・・・と教えているよ。でも、もっとわかりやすく言うとね。。。といって教える。)
カ行のK、サ行のS、ハ行のH、などの子音をしっかりと。息を入れて。
口の開け方は、顔全体で歌うこと。映像を見せるのが早い。
Youtubeで、NHK合唱コンクールの映像を探すとよい。
楽譜の休符にすべて赤丸をつけさせる。(自分のパートのみでよい)
休符とブレスが重なるときはよいが、休符がないブレスは瞬間ブレスで。
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