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TOSSランドNo: 1235070 更新:2012年12月13日

「樹氷の街」(竹岡範男作詞・矢田部宏作曲)の指導法


* 指揮者、伴奏者へ   
曲の中で、頻繁にテンポが変わる。 指定された速さで演奏できるように、何回も繰り返し、メトロノームで練習する。 作曲者は、その速さが、この曲を表現するためには最適だと考えて指示を出している。それを忠実に再現するところからスタートしよう。    
伴奏の16分音符は雪の降りしきる様子を表している。    
指揮は、8分の6拍子を2つに振る。

1. 出だしをそろえる。

息を吸っているのがわかるくらい、全員でそろって息を吸う。「う」の口で息を吸う。
「雪」の「ゆ」は「イユ」のつもりで発音する。
「雪が降る」は、必ず一息で。
「降る」の「ふ」は息を吐く子音の時間を長く発音する。

2. 「雪が降る」が2回繰り返される。

1回目は遠くへ、2回目は近くに歌う。ただし、クレシェンドはたっぷりつける。
繰り返して最初に戻るときの強弱の指示はp。10小節目のクレシェンドまで、p。
心の中にむかって歌う。

 以上の部分は、できるだけつなげてつなげて、糸がピーンと張られたような緊張感を持って歌う。この部分で、ほとんど勝負が決まると言っても過言ではない。聴いている人の前に、(もちろん、歌っている人の頭の中に)降りしきる雪景色がブワ~ッと広がるように歌う。

3. 21小節目のピアノの左手で、場面が変わる。 

 男声は雰囲気を変えて、たっぷり歌いたい。メロディーが男声からソプラノにスムーズに移るように歌う。
 29小節目のrit.は3パート、きちんとそろえよう。

4. 31小節からの間奏は、その前のメロディーを受け継いでいる。そのつもりで、右手の高音を聴かせるように弾く。

35小節から、言葉が掛け合いになる。強調するつもりで、あとのパートも、とても大切。

5. 44小節から、テンポが変わり、伴奏の形も変わる。

場面が変わる。合唱の厚みを出し、たっぷりと歌う。

6. 57小節から、またテンポが変わり、伴奏が変わり、始めて長調になり、場面が変わる。

明るくさわやかに、吹雪がやんで、青空が見えた、そんな感じ。71小節からのピアノは、このまま明るく終わらないで、もう少しなにかドラマチックな出来事を予測させるような雰囲気で弾くと良い。

7. 75小節から、また、場面が変わる。

男声が、心を込めて、オトコゴコロを歌ってほしい。

8. 79小節目から、テンポが変わる。

風景を歌っていたものが、だんだんと、人の心を歌っていく、そのつなぎの部分。
「樹氷」とか「冷たく」という歌詞の子音をはっきり長めに発音することで、冷たさ、厳しさを表現してみよう。
それに対して、「こころ」や「ほのお」という言葉で、「あたたかさ」を表現してみよう。最後にむかってだんだん暖かくなるように。

9. 「ひらく」の「ひ」は、hの子音を長めに、はっきり。

「いらく」になりやすい。

10. 最後の「ひらく」はテヌートがついている。たっぷり歌う。

息が足りなくなるから、「を」の後で吸う人、「ひ」の後で吸う人、「ら」の後で吸う人、といふうに分けて、カンニングブレスでつなげる。 春の雪解けのような雰囲気がでると最高。 


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