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TOSSランドNo: 7810892 更新:2017年04月06日

「初恋」(2016)


※先行実践は渡辺大祐氏(第三回中高東京セミナーの模擬授業)。

1 設定(人物関係)

発問1:

題名は何ですか。(初恋)

発問2:

作者は誰ですか。(島崎藤村)

発問3:

全部で何連の詩ですか。(4連)

発問4:

詩の形式は何ですか。(文語定型詩)

発問5:

何音の定型ですか。(七五)

指示1:

意味の分かりにくい語句を調べなさい。

発問6:

第1連で話者は「君」に初めて会ったのですか、知り合いだったのですか。

「初めて」
・前髪・花櫛などの特徴が書かれている
・「花ある君」という表現は初めて見た衝撃を表している
「知り合い」
・初めて会ったのなら、題名が「一目惚れ」のはず
・一目惚れなら、もっと印象強く書かれているはず

発問7:

第2連で、話者の視点はどこどこと動いていますか。

・白い手→林檎

発問8:

話者は「君」の顔を見ているのですか、見ていないのですか。

「見ている」
・薄紅というのは「君」が顔を赤らめている様子を表しているから
「見ていない」
・うれしさと恥ずかしさで相手の顔は見られない

発問9:

「人こひ初めし」の主語は誰ですか。

「われ」
・「秋の実に」は「~に対して」の意味
・心情は話者にしか書けない
「君」
・「花ある君と思ひけり」と同じ内容を表しているので、こちらの主語は「君」
・2連全体の主語が「君」

発問10:

第3連で恋は実ったのですか、実っていないのですか。

「実った」
・ためいきが髪の毛にかかるほど、二人の距離が近づいている
・「恋の杯」を「酌みし」ということは、恋心を受け入れたということだ
「実っていない」
・「ためいき」をついている

発問11:

第4連で、「君」はどこにいるのですか。

「林檎の木の下」
・木の下で「われ」に尋ねている
「天国」
・「かたみ(=形見)」とある
「心の中」
・細道というのは恋の過程を表している

2 作品の改変

発問12:

第3連は他の連にくらべてどう違いますか。

・憂鬱な感じ
・さっぱりしていない
・両思いになっている
・「林檎」がない
・「君」の気持ちが書かれている
・大人っぽい感じがする

説明1:

「初恋」は、明治30年に島崎藤村の詩集『若菜集』で発表されました。その後、昭和11年に藤村は詩を改変します。

改変① 第3連を削除

発問13:

第3連が削除されると、詩はどういう印象になりますか。

・理解しやすくなる
・流れが明確になる
・片思いのまま
・子どもらしい詩になる

改変② 第4連の結句
 「問ひたまふこそこひしけれ」
       ↓
 「問ひたまふこそうれしけれ」

発問14:

「こひし」と「うれし」はどう違いますか。

発問15:

「こひし(恋しい)」
・会いたいけど会えない
・離れている
「うれし(嬉しい)」
・会っている喜び
・近くにいる

発問16:

改変前と改変後では、どちらかいいと思いますか。

【生徒作文】
改変後の方がいいと思います。理由は、改変前は、少し大人の詩に見えて、私には少し分かりにくいからです。また、初恋の結末が両思いになって実ってしまっていることが分かるので、少しつまらない気がします。読者が結末を想像したいです。改変後は、ういういしさが感じられ、とてもかわいく見えるからです。


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