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TOSSランドNo: 8284187 更新:2017年03月09日

「ネット時代のコペルニクス」を対比と比喩で読む(2014)


1 対比

形式段落をつける。(全部で17段落)

1段落~4段落を音読する。

発問1:

4段落の「この二つの調べもののスタイル」とは、何と何のことですか。
当てはまる言葉をすべて抜き出して、ノートに書きなさい。

「インターネット検索」「ネット情報」「ネット検索」「ネット」「インターネット」
というグループと、
「図書館での調べもの」「図書館の調べもの」「図書館の本や辞典の情報」「図書館」
というグループに分かれる。

説明1:

テスト問題ならば、字数制限などの条件に合わせて答えを確定します。

5段落~8段落を音読する。

発問2:

「インターネット」と「図書館」の長所と短所は、それぞれ何ですか。

「インターネット」
 【長所】・権威主義から解放され、誰でも自由に知識を書き換えられる。
 【短所】・知識の作り手が匿名化される。知識の責任の所在が曖昧になる。

「図書館」
 【長所】・責任の所在がはっきりしている。間違いが少ない。
 【短所】・誰でも自由に出版できない。

「図書館」の【短所】として出された「誰でも自由に出版できない」という意見は【長所】とも考えられる。
「誰でも出版できるわけではないから、信頼性が高い」という考え方だ。
生徒から両方の意見が出れば、簡単に討論させても良い。

説明2:

このように、論説文では、二つの項目を対比・対立させて、その違いを述べる方法がよく使われます。
「二項対立」という手法です。

2 言い換え・比喩

9段落~11段落を音読する。

発問3:

9段落の1行目の「知識の体系性」と同じ内容を表している語句を、9段落~11段落から探して線を引きなさい。

ヒント「全部で4ヶ所あります」
ヒント「字数はそれぞれ、40字、11字、8字、17字です」

ある程度見つかったら、答えを発表させる。

・さまざまな概念の内容や事象の記述が相互に結び付き、全体として体系を成している状態(40字)
・からまり合う概念の関係(11字)
・構造的な結び付き(8字)
・緩やかに形成される体系としての知識(17字)

説明3:

このように、論説文では、同じ内容を、表現を変えながらくり返し説明しています。
同じ内容を表す語句を見つけながら読むと、理解しやすくなります。

発問4:

11段落の「リンゴの実が手に入る」というのは、どんなことをたとえていますか。
文中から抜き出して書きなさい。

・知りたい事項の詳しい情報を得ること
・瞬時にして次々に必要な情報を手に入れること
答えはどちらでも良い。

発問5:

「自分がどんな森を歩いているのかを知らないままである」とは、どんなことをたとえていますか。
文中の語句を使って書きなさい。

・どの知識と、どの知識が、どんな関係にあるのかなど、何も分からないままであるということ。
・さまざまな概念と概念が、どのように結びついているのかを、知らないままであるということ。

いろいろな答え方が可能であるが、「知識の体系性」に触れているものを正解とする。

説明4:

このように、論説文では、比喩を使って難しい内容をたとえることがあります。
ここでは、「りんご」が「知識」をたとえています。「森」が「知識の体系性」をたとえています。
「何」が「何」をたとえているのかを正確につかむことが大切です。

3 共通点・相違点

12段落~17段落を音読する。

天動説と地動説について、P176の脚注を読んで、簡単に説明する。

発問6:

16段落に「コペルニクスと似た時代」とありますが、似ているということは、同じところと違うところがあるということです。
どこが同じで、どこが違うのですか。

【同じ】
入手できる情報量が激増したところ。

【違う】
かつては印刷本、今はインターネット。(情報を得る方法が違う)
かつては一部の科学者だけ、今は世界中のアマチュア。(情報を得る人が違う)

説明5:

このように、論説文では、似ている事柄を引き合いに出して、共通点を述べることがあります。

発問7:

17段落の中で、筆者の主張が述べられている文に線を引きなさい。

・だが、そのような時代だからこそ、情報をばらばらに消費するのではなく、それらを相互に結び付け、体系的な理解をしていくことが大切なのである。
・単に必要な情報を即座に取り出すだけでなく、その中でいかに過去の知識と対話し、新たな理解の枠組み作りをしていくか。
・それが、ネット時代を生きる私たち一人一人の課題となるだろう。

どれも可とする。

指示1:

筆者の主張を一文(40字程度)でノートに書きなさい。
主張なので、「~~するべきだ。」という文末にします。

・情報を相互に結び付けて体系的な理解をし、新たな理解の枠組み作りをしていくべきだ。

説明6:

このように、論説文では、筆者の主張を端的につかむことが大切です。

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