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TOSSランドNo: 4344602 更新:2016年08月19日

インドのICT産業発達の背景には、カースト制度がある


1 注目されるインドのICT産業

指示1:

教科書、45ページ。写真④.タイトルを読みます。さんはい。

「ソフトウェアの会社で働く人々」「よし」

発問1:

みなさんは、どんなソフトウェアを知っていますか。隣同士言い合いましょう。

お互いの知識が出尽くしたところを見計らって、数名に発表させる。
「ゲームのソフトです。」「パソコンのソフトです。」

発問2:

ソフトウェアとは、端的に言うと何のことですか。ノートに書きなさい。

隣同士で発表させる。その後に、全体で発表させる。

説明1:

コンピュータを動かす命令や処理手順のまとまりのことです。普通、CDやDVDにソフトを記録してやり取りします。また、インターネットを使ってやり取りすることも可能です。インドでは、これを商品として開発し、販売しているのです。

発問3:

ソフトウェアを開発し、販売する産業を何といいますか。漢字10字で書きなさい。

指名して発表させる。「情報通信技術関連産業です。」「同じ人?よし。」

2 大幅に伸びるソフトウェア生産・輸出

指示2:

ソフトウェアの生産と輸出について確認します。⑤折れ線グラフに指を置きなさい。

タイトル、出典、年度を確認する。年度は明示されていないので不明であるが、2012年以降の統計であることは推定できる。縦軸、横軸も確認する。

発問4:

2000年のソフトウェアの総生産額はいくらですか。ノートに書きなさい。

総生産額は、およそ10億ドルである。そのほとんどが輸出用であることも確認する。

発問5:

2012年の総生産額はいくらですか。書きなさい。

約95億ドルである。そのうち、輸出用が70億ドルであることも確認する。12年間で約7倍の伸びを示している。

説明2:

12年間で、7倍の生産を行えるようになったのです。このように急激に伸びていることが、注目されている理由の一つなのです。

3 インドでICT産業が発展してきた背景

発問6:

インドでICT関連産業が発展した背景には、どんなことがありますか。教科書本文から探して、線を引きなさい。

隣同士で確認させる。

発問7:

線を引いたところを、箇条書きでまとめます。1つの項目につき、1行以内でまとめます。書けたら持っていらっしゃい。

早く書けた生徒はノートを持って来させ、板書をさせる。
①数学の教育水準が高いこと、②英語を話せる技術者が多いこと、③カースト制度の影響をあまり受けないこと、④国や州が技術者の育成を援助したこと、の4点にまとめることができる。

発問8:

この4つの中で、より重要なのはどれだと思いますか。1つ選んで、ノートに書きなさい。合わせて、理由を書きなさい。

挙手させて、人数の分布を把握する。それぞれの立場から、意見を発表させる。意見が出尽くしたら、お互いに質問・反論をさせ、意見の妥当性を吟味する。
最後に、以下のような意見があることを伝えて、話し合いを終える。

カースト制度は、社会的に差別・抑圧のシステムである。一方、経済機能という観点から見れば、同制度は、「貧しきを分かち合う」システムでもある。人々は世襲的な細分化された職業に結び付けられており、他の職分への侵食はタブーである。(中略)カースト制度はインド全体に既得権益を形成するもとともなっているということである。(中略)
そして自明なことだが、コンピュータープログラマーやシステムエンジニアという職種は、伝統的な職分制度の範疇を完全に超えている。従って、どのような既得権益をも侵食することがない。(中略)IT産業は、どれほど発達しても既存の産業を淘汰する度合いが極めて小さい。政府としては、社会的摩擦を避けることが可能な、非常に都合の良い経済振興策なのである。(大和総研 資本市場調査部 児玉章氏)


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