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TOSSランドNo: 6928811 更新:2016年04月06日

家庭科 5年 寒い季節を快適に


1時間目 寒い季節を快適に過ごす工夫

発問1:

寒い季節を快適に過ごす工夫には何があるでしょう。

指示1:

できるだけたくさんノートに書きましょう。

ノートに箇条書きにさせる。
列指名で発表させていく。
途中からは、まだ出ていない意見がある子に発表させていく。

意見を出した後、似ているものを見つけて分類させる。

分類例

<衣>
厚着する・コートを着る・セーターを着る・スリッパをはく。
カイロをはる。

<食>
温かいものを食べる・鍋を食べる。・温かい飲み物を飲む

<住>
暖房をつける・こたつに入る・ストーブをつける。
日向で過ごす・日光で暖める。

<その他>
布団に入る・お風呂につかる・動く

説明1:

あたたかく過ごすための工夫にはいろいろありますが、今回の学習では「衣」つまり着方と「住」住まい方について詳しく学習していきます。

発問2:

あたたかい着方とはどんな着方でしょうか。

指示2:

イラストに書き込みます。

黒板に簡単なイラストを示し、書き込み方の例を示す。
絵を描くことに意識が向いてしまう子もいるので、絵にこだわり過ぎないよう文字を中心に書きこんでいくようにさせる。

_______

しばらく時間をとったら、児童の様子に合わせて、「○個以上書けた子は前にかきにいらっしゃい。」と指示する。黒板に書き込ませてから発表する時間を設ける。

説明2:

次回の授業では、みんなが考えた着方が本当にあたたかいのか実験をします。
自分があたたかいと思う着方をしてきましょう。

2時間目 あたたかい着方の実験

説明3:

今日はあたたかい着方の実験をします。

説明4:

① 扇風機の前で○○を身につけたときと身につけていないときの感じ方を比べる。
○○には、自分が準備したものをあてはめます。

説明5:

② 保冷剤を触って手袋をつけたときとつけていないときの感じ方を比べる。

指示3:

この二つを実験して調べてみましょう。
調べたことは、ノートに記録します。

扇風機(送風機)と保冷剤を準備しておき、各自、自分が調べたいことを調べさせる。

<支援が必要な子への対応>

防寒グッズを持ってきていないという子・・・普段学校に来るときに着ている上着でいいことを伝える。寒い季節に行えば、何も着てこなかったという子はほぼいない。念のため、教師も上着などを余分に準備しておく。

調べ方が分からない子・・・持ってきた防寒グッズは何か確認して一緒に実験する。

記録の仕方が分からない子・・・良い記録の仕方をしている子の文章を紹介し見本にさせる。

<発展課題>

上着(ジャンパー)で実験している子には前を閉めたときと開けたまま着ているときの違いも調べるように助言する。
何個も防寒グッズを持ってきている子には、組み合わせ方による感じ方の違いも調べさせる。

指示4:

結果を班の中で発表しあいましょう。

それぞれの実験結果を発表しあって情報交換する時間を設ける。

指示5:

班で出た意見を発表しましょう。

結果を黒板にまとめていき、全体で共有する。

________

説明6:

あたたかい着方を工夫すると寒さの感じ方が違います。
さらに、みんなの意見からは出なかった工夫もあります。
それは、下着です。下着を着ると、空気の層ができてよりあたたかく感じるのです。

あたたかい着方の工夫として、子どもたちが下着に目をむけることはほとんどない。
なので、教師が補足する必要がある。
可能であれば、衛生面(汗を吸う)ということも絡めて、養護教諭にゲストティーチャーとして来て話していただくと、子どもたちの記憶に残りやすい。

指示6:

今日の学習で分かったこと、気づいたこと、これからの生活に生かしていきたいことを書きましょう。

児童のふりかえり

・今までは、上着の前を開けて登校していたけれど、前を開けているのと閉めるので寒さの感じ方が違うことが分かったので、これからは前を閉めようと思う。
・保健の○○先生の話で、下着を着るとあたたかくなることを初めて知った。
・あたたかく過ごす着方が分かったので、気温に合わせて服の着方を考えていきたい。

3・4時間目 あたたかく明るい住まい方

あたたかく住まうためにはどんな工夫があるでしょう。

*家庭科では、「住まい方」「住まう」という表現を使う。

暖房、窓を閉める、カーテンを閉める、日光を取り入れる。

説明7:

快適に過ごすには、あたたかさと明るさが必要になります。
あたたかさと明るさを調べて、快適に住まう工夫を確かめます。

温度調べ

指示7:

場所ごとの温度の違いを調べましょう。

発問3:

温度を調べてみたい場所はどこですか。

学校の中で調べてみたい場所を出させ、班ごとに分担して調べる。
階ごとの違い、教室と廊下の差などが分かるように調べる場所は調整する。

指示8:

担当の場所の温度を調べたら、戻ってきて黒板に記入します。
次に気づいたことをノートに書いて待ちましょう。

調べる場所によって、時間差が出るので、早く戻ってきた班は、家庭科室内の温度を調べさせると時間調整になる。冷蔵庫や冷凍庫の中の温度も調べると寒さの実感がわいておもしろい。
半分以上の班が戻ってきて、場所ごとの温度の比較ができるようになったら、着席して気づいたことの記入に移行させる。

発問4:

場所ごとの温度の違いを比べて、気づいたことは何ですか。

3階のほうが温度が高くて、1階のほうが低い。
教室より廊下のほうが寒い。
暖房のすぐ前は、50度近くになった。

発問5:

上の階に行くほど、温度が高いのはなぜでしょう。

あたたかい空気は上に行くから。
3階のほうが日当たりがいいから。
1階は、昇降口があって寒い空気が入ってくるから。

説明8:

あたたかい空気は上にたまります。家庭科室でも、上と下で温度が違います。

指示9:

ばんざいして上の空気を触ってみましょう。

指示10:

かがんで床の近くの空気を触ってみましょう。

暖房をつけていると、同じ部屋でも手の感覚で分かるほど温度差が出るので、実際に体感させることができる。

明るさ調べ

指示11:

次に明るさについて調べます。

説明9:

明るさは「照度計」ではかります。明るさの単位は「ルクス」です。

学校にある照度計に応じた使い方を説明する。
とくに明るさに合わせて倍率を調整する機能がついている場合は、目盛りの読み方も説明する必要がある。

照度計の目盛りの読み方

(例)
×1に合わせた場合→メーターの数字を読む。
×10に合わせた場合→メーターの数字×10で読む。(1500を指していたら15000)

暗過ぎて針が動かない場合は×1にする。
明る過ぎて針が振り切れてしまう場合は×10にする。

また、目盛りを読もうとしてセンサーの上にかぶさる児童がいるので、センサーを覆うと正しく測定できないことを伝える。

指示12:

まずは家庭科室で、電気をつけたときと消したときの机の上の明るさを調べます。

ここで、照度計が正しく使えているか確認する。
また、照度計の数字はピタッと止まらないことが多い。
厳密さにこだわりすぎると調査が進まないので、約何ルクスか概数でとらえさせる。

発問6:

家庭科室の机以外にどこの明るさを調べたいですか。

温度と同じく調べたい場所を出させて調べさせる。温度とは異なり、照度計はすぐに数値が出るので、班で数か所測定させることができる。
場所は、家庭科室内と家庭科室前の廊下にしぼっても窓側、廊下側で明るさに差が出るので場所による違いは調べられる。
日光の強さを調べるためにベランダ、もしくは屋外での測定もできるとさらによい。
汚れた窓ときれいな窓の前の明るさを比較するのもおもしろい。

指示13:

班ごとに明るさを調べましょう。

授業時間に応じて、時間を制限して調べさせる。5分から10分程度が適当である。

指示14:

調べてきた明るさを黒板に書きましょう。

同じ場所でも、班によって測定値に差が出る。
光源からの距離、角度、周りの障害物(児童の立ち位置)などによって差が出るためだ。
そのため、ここでもどれが正しい数値かにはこだわり過ぎず、何ルクス~何ルクスと幅を持たせてとらえていくようにする。

説明10:

生活には適した明るさがあります。

指示15:

教科書から資料を探しましょう。

勉強、食事など場面ごとに適した明るさを示した図を探させる。

指示16:

調べてきた明るさと比べてみましょう。

指示17:

明るさについて調べてわかったこと、気づいたこと、思ったことを書きましょう。

電気をつけたときの机の上は、勉強に適した明るさになっている。
同じ部屋でも、窓側と廊下側で差がある。
日光の明るさは想像していた以上に強かった。

指示18:

あたたかさと明るさについて、今回の学習をもとにして、生活にいかしていきたいことを書きましょう。

寒い空気が入ってこないようにして、部屋をあたたかくする。
日あたりをよくしてあたたかくする。
暖房をつけたときは、上と下の空気が入れ替わるようにする。
勉強するときは、カーテンを開けたり電気をつけたりする。
日光の明るさをいかして、生活する。

5時間目 学習のまとめ

説明11:

「寒い季節を快適に」の学習のまとめをします。

指示19:

今までに調べたことや教科書をもとに1枚にまとめましょう。

タイトル 寒い季節を快適に
名前
1 あたたかい着方
2 あたたかい住まい方
3 明るい住まい方
4 自分の考え

上記の項目は指定し、後は自由に書かせる。
書き出せない子のために、見本を用意しておき参考にさせる。
前年度のまとめのコピーをとっておき、学校図書館にアーカイブしておくと、良いモデルになる。

時間に余裕があるときは、学校図書館(図書室)での調べ学習の時間を設けると、寒い地方の暮らしの工夫や外国の住まいの工夫、日本の住宅の工夫などの内容に触れる機会となる。


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