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TOSSランドNo: 2270615 更新:2012年12月13日

『にじの見える橋』のメッセージを受け取る


『にじのみえる橋』(光村図書中1)の読解終了後のまとめの1時間。

発問1:

『にじの見える橋』は、これまで読んできたように、 なにもかもうまくいかずいらいらしていた少年が、雨上がりの虹に気付いて、自分を「恵まれた者」だと思い、気を取り直していく話でした。
 このお話は、ハッピーエンドです。
 どんな考え方をしたらに幸せになれると作者は伝えているのでしょうか? 
 このお話に込めた作者のメッセージを考えてみましょう。 

 入学したての1年生だが、それなりの解釈ができた。
 「にじ」は幸せ(生徒がよく使うところの「ラッキー」)の象徴であることは容易に分かるからだ。

Aタイプ:プラス思考=幸せになれる・・・・いやなこともあればいいこともある。
 ・前向きに考えれば幸せになれる。
 ・いやなこともがまんしていれば、いつか幸せが訪れる。
 ・いやなことがあってもプラスに考えれば幸せになれる。
 ・不幸は幸せの前兆
 ・いやなこともあれば、いいこともある。
 ・恵まれていると思えば恵まれる

Bタイプ:ささいなものに気付く気持ち=幸せになれる
 ・小さな幸せが大きな幸せにつながる。
 ・ささやかな幸せに感謝できる気持ちが大きな幸せを呼ぶ。
 ・ささやかなものに感動できる気持ちがあれば幸せになれる。
 ・ささいなことを大切にしよう。
 ・本当の幸せはどこにでもある。気持ちの持ち方次第で幸せになれる。
 ・ちょっとしたきっかけで自分を変えられる。

メッセージを「どう読み取るか」でなく、「どう受け取るか」が大事なので、Aタイプ・Bタイプのどちらでもかまわない。

指示1:

作者のメッセージを読むというのは暗号を読み解くような面白さがあります。
内容の面白さだけでなく、その裏にこめられた作者のメッセージも読み取るように意識してみてください。
では、受け取ったメッセージと、そう思った理由についてまとめてみましょう。

以下が生徒作品である。HPの都合上、1文ごとに改行してある。

◆私はこの話を読んで「幸せは気の持ちよう」というメッセージを感じました。
なぜかというと不幸なことばかり起きてマイナス思考にしか物事をとらえられなくなっていた少年が、虹を見て「自分は恵まれている」と感じたとき、仲たがいした友達と仲直りできたりと、幸福が訪れたからです。
悪いことを「悪いことだ」と考えるから余計悪い方向へと流れていくと私は思っています。
なので悪いことは反省して「次に生かそう」、よい事は「次もがんばろう」とプラス思考にとらえていけば多くの幸福を感じることができるだと思いました。

◆私は「にじの見える橋」を読んで「何があっても、ぜったいだいじょうぶ」というメッセージを感じました。
少年はいくつものもやもやがあって、信号が黄色に変わるだけで足踏みしていました。
でも「にじだ、にじだ」と声がして、少年は走り出しました。
にじを見た少年の心のもやもやがふっきれて幸せな気持ちになりました。
そのおかげで少年は仲たがいした友達と仲良くなりました。
これはきっと「何があってもだいじょうぶ」とう気持ちを持って少年が虹を見たから虹が祝福してくれたんだと思いました。
だから「何があっても、ぜったいだいじょうぶ」というメッセージにしました。

◆私はこの本を読んで「小さな幸せが大きな幸せにつながる」というメッセージを受け取った。
それは虹を見たとたんいやな事を忘れて、イライラがふっとんで幸せを手に入れたからだ。
他の人から見たら「こんなの小さな幸せ」と思うかもしれないけれど自分にとっては大きな幸せなのだろう。
どんなささいな事も幸せだと思える人間はいい。
私も少年のように1日中悪いことが起こった時、1日中ブルーだったけど、空を見たら「この空のように広い心を持とう」という気になった。
広い心を持てば友達にも優しくできるし、楽しさが広がるし、笑いが増える。
小さな幸せは大きな幸せにつながる。
やっぱり広い心を持てば幸せをいっぱい感じられる。
少年は虹を見て「幸せだなあ」とすごく思っただろう。
幸せは大切だと思った。

◆この話を読んで「ささやかなことを大切に。
時にはそういう時がないと人生つまらないんだ。
小さな事に気づける人間になってほしい」という主題を作者は伝えたかったんじゃないかと私は思った。
 こうして教科書の最初に選ばれたのは「中学に入って不安や悩みなどはあると思うけど、たまには空を見上げなさい」ってことじゃないかな。
 少年は、何もかもうまくいっていなくて、おまけに友達ともケンカしてストレスがたまっていたんだろう。
 そんな時に、ふだんめったに見られない虹を見ることができて、自分の中で何かが変わったんじゃないかな、雨から虹になるように。虹が出た後に仲直りして、仲が深まったと思う。 
虹ってささやかでささいなことだけど、この少年にとって虹は、その1日を変える大切なものになっただろう。
 だから「ささやかなことを大切に」と言いたかったのだと思う。

◆私はこの本を読んで「不幸は幸せの前兆」というメッセージを感じました。
 少年は初め友達と仲たがいをしたりいろいろなもやもやがありました。
 その時、少年は「何て自分はこんなに嫌なことばかり・・」と不幸だと感じたはずです。
 でもその後、この少年は虹を見つけ、とてもうれしい気持ちになったと思います。
 そして仲たがいをしていた友達とも仲直りをしました。
 だから、この話に私は「不幸は幸せの前兆」という言葉を感じました。

◆この話には「さめた大人にならないで、ちょっとした幸せを喜びなさい」という作者からのメッセージがこめられているんじゃないかと私は思います。
 なぜかというと、少年は素晴らしい大空のドラマに気づかずに、また気づいてもなんとも思わない大人達を見て、それに比べて自分は恵まれているんだ、と感じたのです。
 ささいなことも、自分の気持ちのもちようで良くも悪くもなるんだと思います。
 つまり、何事もプラス思考に考えれば最終的に得をするのは自分なのです。
 私はさめた人間にはなりたくない。人生、楽しまなくちゃ!
 この話、こんな大切なことに気づかせてくれました。私って恵まれているかなあ。


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