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TOSSランドNo: 1234011 更新:2012年12月12日

音楽科授業Q&A


「ALL向山洋一Q&Aエキサイティング講座」の情報と、過去の講座で行われた向山先生のQ&Aを可能な限りすべて紹介。
自分の実践の紹介もあり。

Q1 低学年の歌唱指導はどうすればよいか。

1年生を学校公開で合唱発表できるくらいの力にしたい。
学級全般の声の質、声量は上がってきた。
歌唱指導の先生からは、「後は個別に引き上げることが大切ですね。」と言われた。

<自分なりの解決策>
 ①観点を一つにして、全員に一人ずつ歌わせ、評価していく指導を繰り返していく。
 ②低学年なので、全員で楽しく歌わせることを基本にし、歌の後でよかった人をほめる指導を繰り返す。
 ③声の出ない子、歌えない子を別に集めてできるまで練習させる。

A 出だしの部分をどうきれいに合わせていくかがポイント。

先生、ピアノ弾けます?できない。私と同じですね。
ちょっと出てきて合唱指導してください。(実演:あいさつの発声練習の後「さくら」の始めの部分を歌う。

はい、わかりました。とても上手ですねえ。私のほうが下手だと思います。
「さくら」いってみますか。「さくら」と言うのは、外国と交渉するときに絶対歌うんですよ。
その場で歌えなかったら恥になりますから。(実演)

 T(向山先生):さんはい。
 C:さくら~
 T:もうちょっときれいな声がここまで(手のひら)に届くような感じで。
 T:さんはい。
 C:さくら~。
 T:はい。こっちのほうがきれいですね。

出だしの部分をどうきれいに歌わせていくかが第一のポイントなんです。
もうちょっと言いますけどね。かまてん。
かまたてんざぶろうが少年合唱団で、「エーデルワイス」を教えるとき、「エ」だけで1時間教えますよ。出だしだけで。
「エ」だけ教えられれば、ほぼ合唱の半分は完成だと言われます。
ですから、出だし。
私は耳が悪いのでよくわかりませんけど、半音違ったり、ずれていたり。
でも、その部分だけきれいだったら「きれいだねえ!」と言いますね。

もう一つあります。
1年生だとないかもしれませんが、5・6年生だと歌わない子が出てくるんです。
そんな時、きちんと歌った子を座らせて、「○○君、○○君、○○君、声聞こえなかったから、今度は君だけでね。」と言って、その子だけ絶対歌わせます。
最初、べそかいてもやりますよ。
そういったことはしなくて、本当は楽しみながら歌えるだけの力があるならそっちの方がいいですよ。
今のは、ちょっと強引ですけど。
でも、高学年で歌わない子がいたら、そこだけがブラックホールになって全然だめになっちゃいます。合唱は。

Q2 リコーダーで右手が使えない子にどう指導すればよいか。 

音楽の時間、合奏をさせているが、学級に右手を使えない子がいる。
手が不自由なのではなく、リコーダーの下端を右手で押さえないと支えられない。
どう指導すればよいか。

<自分なりの解決策>
 1.「ミ」を吹くべきところを「ソ」に変えて、「ファ」と吹くべきところを「ラ」に変えるなどして演奏させている。
 2.メロディーは若干変わってしまうが、ソからレまでの音だけを使って吹けるようにさせている。

A 性急に直したりしなくていい。「これでいいんだ」と思ってからの、そこからの指導が基本である。

あなた、いいじゃないですか。いいと思います。
私よくわかります。あの指を使えないと言う子もいるんです。
途中までもってっちゃって、普通ならできるのに、それでもできない。
音が出るまでが大変だ。
きっとこの子は、何か以前教室で、こちらできちんと持っていないと音が出ないとかなんかあったんですよ。
強迫観念か何かあって、こちらだけでも形だけで音が出るかとやっているんですよ。
そのことを隠すためには、その子にとっては、深い傷跡か何かと言うこともある。フォローが出てくる。
ですから、先生の基本的な考え方としていいんじゃないですか。
いいじゃないかと言うことを基本において、その上でちょっとだけやってみるかとか、簡単に「ド」と押さえてみるかだとか、あるいはこちらにいって、ここだけ押さえてみようかとか、ということをやっていく。
早急に直したりとかしなくていいんじゃないですか。
先生がこれでいいんだと思って、そこからのご指導が基本だと思います。

Q3 6年生に楽しく歌わせるにはどうしたらよいか。

6年生を担任している妻の悩みです。
歌を楽しく歌おうとしても、なかなか乗ってこず、どのようにすれば乗ってくるのか悩んでいます。
例えば、手遊びや簡単な伴奏などをしていても、しらけていると言うか、ちょっと引いていると言うか、冷ややかと言うか、とても悲しい気分になってしまいます。
恥ずかしさがあるのでしょうか。
教師が恥ずかしさを脱ぎ捨てて、オーバーにしてもなかなかです。
よい方法があれば、ぜひお願いします。

A 「小さくてもいいから歌ってごらんなさい。」 

この文章全体の中で、ポイントはどこなんですか。
ご意見をお聞きすればいいんですけれども、お聞きする時間がございませんので、私の考えを言います。
ただ楽しく歌おうとしても、学校で指導する場面なのかどうかですね。
歌を全員で歌わせようとしても、全員は歌わない。
合唱指導に力のある人ならばね、楽しく、そしていつのまにか全員が歌うということもできましょうが、仮にそうじゃないと言うことにします。
そうすると、歌わない子がいるんですね。
だから、その子を歌えるようにさせなくちゃいけないですね。
これは、いろいろな方法があるでしょうし、ちょっといやみな方法でもあるでしょうが、例えば、「その班は全員が歌っていて、とてもきれいだったから座っていいよ。」「あなたの班はとてもよかった。みんな座っていいよ。」
だんだん残していく。
最後、歌わない班だけが残る。

要するに歌というのは、全員が合唱しているから楽しさを感じるんで、誰か歌わないと、その分だけ声が出ないわけですから力がなくなり、前のほう全滅してしまうわけ。
みんな響かなくなっちゃう。
だから、歌を歌わないで黙っているということは、合唱しているときには、みんなに大変な迷惑をかけている。
「小さくてもいいから歌ってごらんなさい。」
私ならばそう言いますね。
もう一回いいますけれども、力がある先生なら、全員を歌わせるようにする。
そのために何をするか、と言うところからまず発想する。
ポイントはそこに置くということです。

Q4 歌やピアノのテストの時、終わった子への指導はどうすればよいか。

歌やピアノのテストの時に、立っている、終了した児童をどうするかということを考えました。
昨年度は、音楽のワークブックがあり、待ち時間にさせていました。
しかし、今年度は、せっかく友達の歌、笛を聞く機会があるのだから聞かせたいと思いました。
そこで、立っている児童に、「どうしたら歌がうまく歌えるようになると思いますか」という課題を与え、口の開き具合、声の大きさ、姿勢、技術の4項目を与えました。
テストを受けている以外の児童が、テストに参画するにはどうすればよろしいでしょうか。教えてください。

A テストを受ける以外の児童もテストに参画するということを考えないほうがよい。 

テストを受けている以外の児童が、テストに参画するということを考えないのが一番いいと。
そんなことは考えない。
この流れはいろいろありえるわけですよね。
例えば、ワークブックがあるんだったら、「テストが終わった人は、ワークブックをしていなさい。」そういうことは有り得るでしょう。
それからもっと違って「これからテストをやりますから、それまでは練習してていいよ。練習してうまくなった人から来なさい」と言うことならば、待っている間は練習せざるを得ないわけですから。
必死になって練習するわけでしょう。
で、テストを受けにくる。
ワークブックが終わった子に対しては、それは本で読んでてもいい。
要するにそれは、受けにくるという段階をすでに終わっているわけですね。
私なんかも、そういった方法をやっています。
ですから、テストを受ける以外の児童もテストに参画するということを考えないほうがいいというふうに私は思います。

Q5 儀式的行事の際、校歌を大きな声で歌わせるには、どうすればよいか。

儀式的行事の際の歌声がいつも小さい。
音楽の授業は大きな声で歌うのだが、目的が明確でない儀式的行事では、ほとんど声を出さない。
どう指導していけばよいか。

<自分なりの解決策>
 1 趣意説明(生活の節目を歌を歌うことによって気持ちを切り替えて、また、自分の気持ちを切り替えるために歌う。)
 2 確認(精一杯歌えたかどうか、挙手させる。だめであればやり直し。)

A 何もしなくていい。小さな声だっていい。

 

先生が、入学・卒業式で歌を歌わせる。
私、こういうことに関して興味関心が全然ありません。
そんなことを一生懸命に悩んでいる先生の気が知れません。
いいじゃないですか、小さい声で歌ったって。
どこがいけないんですか。
教師が困るだけでしょ。
「先生のクラス、声が小さいですね」とか言われて。
そしたら先生、「申し訳ありませんでした。以後大きな声でうたるように言っときます」で何もしなきゃいいじゃないですか。

要するに、先生が頭を下げてすむのならば、いくらだって解決することあるでしょ。
給食の調査だって、残菜調べ、やるときがあるでしょ。
「何年何組さん給食残しますね。」
大人のことですから、「申し訳ございません。今度指導しときます。」って言って、何もやらなきゃいいんです、そんなもん。
大人ですからそのぐらい言って、まずいもんだったら食べないし。
こんなことまで本気になって真剣にやっちゃったら、子どもに嫌われますよ。

もちろん校歌その他がすばらしくて歌いたいという歌ならいいですよ。
あるいは、何かの感動的な、例えば野球の大会名なんかで勝って、そのとき歌おう、それは歌うでしょう。
ですから、これはこれでいいんじゃないですか。

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