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TOSSランドNo: 7599366 更新:2014年08月30日

胎盤の働きをモデル実験で教える


あるTOSSのセミナーで、新牧先生が参加者に問うたことがある。

「胎盤を流れる血液は誰のものですか?」

 圧倒的多数が「母親と胎児の両方」という答えだった。
 
 考えてみてほしい。

 我が家の場合、長男はB型、
 次女はA型、
 連れ合いはAB型。
 
 両方の血液が胎盤を流れていたら、この二人はこの世に誕生する前に血液が凝固反応を起こして死んでいるはずである。

 つまり、胎盤・子宮壁間は、養分や酸素・二酸化炭素などは通過させるが、血液そのものは通過しない。通過できない、と言った方がいいだろう。

 簡単なモデル実験で確かめることができる。

① 漏斗と濾紙を用意する。

 あとは、50㏄ぐらいの小さいビーカーを班に二つ。
 それと、デンプン
 もう一つ、砂糖か、食塩である。

② デンプンを水にまぜた液を作る。

 不透明な液ができる。
 デンプンは水に溶けないからだ。

③ この液を濾過する。
④ 濾過した液は見事に透明になる。
⑤ 説明する。

  このように、デンプンは、濾紙を通り抜けることができません。

⑥ デンプンと砂糖(食塩)を水にまぜる。

 ※ デンプンは溶けないが砂糖は溶ける。

   必ず、この時点で、味を確かめさせる。
   デンプンと砂糖であるから、なめても問題はない。

⑦ この、デンプン+砂糖(食塩)の液を濾過させる。 
⑧ やっぱり透明になる。(当たり前だが)

 ここで、問う。

  この液は、甘いのか?

  子どもの意見は多少、分かれる。

⑨ なめて確かめてみなさい。
⑩ この液は甘いのである。
⑪ 問う

  「デンプンは、濾紙を通り抜けることができましたか?」

 ● 通り抜けることができませんでした。(透明になったことからわかります)

 「砂糖は、濾紙を通り抜けることができましたか?」

 ● 通り抜けることができました。(甘い味がすることからわかります)

⑫ 説明する

 漏斗が胎盤だと思ってください。漏斗の下の部分、パイプになっているところ、これは「へそのお」だと思ってください。
 モデル実験ですから、こういう「思い込み」が必要です。

  濾紙は、胎盤と子宮の間の境目、と考えてください。

  ※ 子宮と胎児の図をみて確かめさせる。

  デンプンは、お母さんの血液です。胎盤を通り抜けることができません。

  砂糖は、養分や酸素です。
  胎盤を通り抜けることができます。 

  だから、赤ちゃんと、お母さんの血液型が違っていても大丈夫なのです。

  胎盤を流れる血液は誰のものですか?

 「赤ちゃん!」

 これで、一件落着。


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