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TOSSランドNo: 7751631 更新:2014年08月30日

顔を水につけられない子の指導


ほとんど顔を水につけていられない子がいた。

あまりお勉強ができる子ではない。
でも、人一倍、素直で努力家で、まじめな子である。

1 まず、「背浮き」を教えた。

 わたしの場合は、子どもの片手をプールサイドに置かせる。
 もう一方の手はわたしの肩(首)に置かせる。

 で、片手で頭の後ろを支えてやって「空を向いて昼寝をしろ」と言うのである。
 数回、やっているうちにずいぶん力が抜けてきたので、シューベルトの子守歌を歌いながら、前後に揺すってやった。

 どんどん力が抜けて楽に浮けるようになっていく。

2 第二段階

  1の体勢のまま、子どもの片手はプールサイドをすべらせるようにする。プールサイドに沿って、ゆっくり動かしてやるのだ。
 一回目はプールの半分、行けた。

 三回で25メートル、浮いて進むことができた。

3 次に呼吸を教える

 吸って~、吐いて~、というゆったりした呼吸である。

 これでまた25メートル引いた。

 きれいに浮いている。根が素直なのだ。こういう子は伸びるのが早い。

4 プールサイドの支えをなしにする

頭の後ろを先生が両手で支えるから、絶対に沈まないからね。今のようにゆっくり引っ張るから浮いているんだよ。

 と言って、25メートル、こんどはプールサイドの支えなしで引いた。

5 引きながら、手の動きと呼吸をシンクロさせることを教える

 吸って~、で腕を肩の高さまでもってきて、吐いてー、で太股につくように、ゆったりとかく。
 蝶々のようにね~、と声をかけながら、25mを引いていく。

6 全員が上がって、静かになった水面で、一度だけ、やらせてみる

何と、10分もたたないうちに25メートルを泳ぐことができた。

 もちろん、わたしが頭を支えているのだが、これは、浮力を助けるためにではない。
 彼は、十分にひとりで浮いているのだが、心理的に支えを失うと不安になってカラダが緊張して沈んでしまう。
 だから、支えておくのであって、ほとんど自力で泳いでいるのだ。

 

この指導法は「ちょうちょう背泳ぎ」という、愛媛の鈴木智光氏がさまざまな本に書いている。


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