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TOSSランドNo: 9903761 更新:2014年03月05日

学級活動・全校集会活動大事典 近視の子が初めて眼鏡をかけて来る日の指導


目の悪い子が,初めて眼鏡をかけて登校する時,
他の子どもたちも,眼鏡をかねなければならない子の気持ち(視力)を少しでも理解しできるようになる実践をご紹介します。
※原典は,谷口洋一氏論文※

目の悪い子が,初めて眼鏡をかけて登校する。
学級の中で,その子が眼鏡をかける初めての子の場合,その子にとっては,他の友だちがどんな反応を示すか,とても気になるだろう。
そこで,他の子どもたちも,眼鏡をかねなければならない子の気持ち(視力)を少しでも理解しできるように,
1眼レフカメラを使った指導を行ってみた。

【用意するもの】
・1眼レフカメラ(オートフォーカスでないものの方がよい)
・ピントは,約0.8メートルにしておく。

まず,子どもたちに次のように話す。

説明1:

今日,〇〇さんが,眼鏡をかけてきました。これを,先生は,とてもうれしく思います。
なぜかと言うと,〇〇さんも,これで黒板の字とかが,よく見えるようになるからです。本当に,良かったと思います。
先生も目が悪いので,〇〇さんの気持ちがとてもよくわかるのです。

以上のように,とにかく眼鏡をかけてきたことを喜んであげるのである。
たぶん,本人は,意を決して眼鏡をかけてきたのだろうから,それを認めてあげる。ほめてあげることが,一番大切なことだと思う。
さらに,話を続ける。

説明2:

皆さんは,目がいいですから,目の悪い人がどんなふうに見えるか,わかりませんね。
そこで,今日は,皆さんにも,目が悪いと,どういうふうに物が見えるか体験してもらいます。

と言って,1眼レフのカメラを出す。

説明3:

このカメラは,今,ピントが約80㎝のところに合っています。
つまり,このカメラをのぞくと,80㎝ぐらいに離れたところにある物しか,はっきり見えないのです。
実は,目の悪い人は,と置くの方を見ても,このカメラをのぞいた時に見えるようにしか見えないのです。
すべてが,ぼやけて見えるのです。

このように言ってから,カメラを子どもたちに回して,順番にのぞかせる。ただし,この時,次のことを言っておく。

指示1:

ピントがずれるからカメラのレンズを絶対に回さないこと

子どもたちは,カメラをのぞきながら
「へえー,こんなんに見えるんか!」「……ウーン,……」「ぼやけとって,ぜんぜん,いいかげんに見えん!(よく見えない)」
というふうに,それぞれに感心していた。
これで,子どもたちも少しは,目の悪い人の気持ちが分かったようである。

この1眼レフを使った実験は,正確に言うとインチキなのである。
それは,近視の人は,ある距離以内ならば,ちゃんと見えるのに対してカメラの場合は,
だいたいピントの合っているところしか見えないからである。


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