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TOSSランドNo: 4841936 更新:2014年01月10日

「動いて、考えて、また動く」 実践記録


説明文として扱うのが難しい教材であった。

キーワード、体言止め、字数制限を生かした要約が上手くできない。

よって、トピック・センテンスを探し、それをもとにした大まかな要約にとどめた。

これ以上つっこんでやると、4年生の子どもたちには、難しい。

以下、指導の記録。

1時間目 読み聞かせと音読

 まず、文章の内容の大体を頭に入れさせる。
 そして、すらすら読めるように音読の練習をした。

2時間目 文章構成を考える

 前の説明文での学習と同様に、3つに分けさせた。
 「大きな力を出す」は、5段落でが、今度は8段落ある。

 子どもたちの意見は、次のようになった。

  A ①/②③④⑤⑥⑦/⑧  
  B ①/②③④⑤⑥/⑦⑧
  C ①②/③④⑤⑥⑦/⑧  
  D ①②/③④⑤⑥/⑦⑧

 話し合いの結果、Aということになった。
 ①は話題提示、②~⑦は説明、⑧がまとめの「始め・中・終わり」である。

(ただし、⑦段落は、体験のまとめが書かれている。
 主張の要約がここから書かれているので、「序論・本論・結論」という考え方をするならば、Bという分け方も可能である。)

3~5時間目 段落ごとの要約

 中学年で獲得すべき能力の一つに、「要約スキル」がある。
 文章を読み、目的に応じて短くまとめる力である。
 単元の後半、自分の考えをまとめる学習をするのですが、それに向けて段落ごとの要約を行った。

 上手な要約をするには、コツがある。
 いくつかやり方はあるのですが、今回は、トピック・センテンスを使う方法を教えた。

 通常、各段落には、その段落の主張をまとめた一文がある。
 いわば、見出しのような文(センテンス)だ。
 それをトピック・センテンスと言う。
 このトピック・センテンスという用語を教え、子どもたちに探させた。

 第一段落。ここには、4つの文がある。
 トピック・センテンスだと思う文に、線を引かせる。
 多くの子が第1文に線を引いた。
 この第一文を加工して、要約文を作る。

 運動でも勉強でも、「まず動く、そして考える」ことが大切です。
               ↓
 運動でも勉強でも、「まず動く、そして考える」ことが大切だ。

 続いて、第2段落。トピック・センテンスとしては、次の文である。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 わたしが走り方を工夫し始めたきっかけは、高校生のとき、当時取り組んでいた走り方にぎもんを感じたことでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 しかし、これだけでは、どんな「ぎもん」かわからない。
 こういうときは、他の文から補足するとよいことを教えた。
 次の第2文の「大きな動作で走る」という言葉がポイントだ。

大きな動作で走るということへのぎもん。

 少しずつ要領がわかってきた感じになったところで、第3段落は、子どもたちに要約文を作ってもらった。 
 まずは、トピック・センテンスを見付ける。
 第3段落には、4つの文がある。
 どれがトピック・センテンスか。子どもたちの意見は、次のように分かれた。

 第1文…4名  第2文…7名  第3文…0名  第4文…18名

 段落の結論部分が書かれているのは、最後の文である。
 したがって、第4文がトピック・センテンスだ。
 この第4文を使って、要約文を作ってごらんなさいと指示した。
 早くできた子に、黒板へ書いたもらった。

 このとき、必ずしも大きな動作で走るのがよいとはかぎらないのだと思いました。
                  ↓
 A 大きな動作で走るのがよいとはかぎらないということ。
 B 走るときは、大きな動作で走るのがよいとはかぎらない。
 C 大きな動作で走るのがよいとはかぎらない。
 D 必ずしも大きな動作で走るのがよいとはかぎらない。

 子どもたちにどれがよいか尋ねると、Bが最も支持を集めた。
 トピック・センテンスにはない「走るときは」という言葉を自分で補足しているのがよい。

 同じ要領で、第4段落の要約文へと進む。
 慣れてくるので、スピードも少しずつアップしながら。

 次のような要約文ができた。

 A 地面を強くふむことを意識して行う。
 B ひざを高く上げる動作でも、地面を強くふむことを意識して行うことが大切。
 C 同じひざを高く上げる動作でも、地面を強くふむことを意識して行うことが大切。
 D 地面を強くふむことを意識して行うことが大切だということ。
 E 走るときにひざを高く上げる動作でも、地面を強くふみこむことを意識して行うことが大切。

 子どもたちは、Eを支持したが、助詞の「でも」を「は」にするとよりはっきりするということを教えた。

ひざを高く上げる動作は、地面を強くふむことを意識して行うことが大切だ。

 残りの5~8段落、できた要約文は以下の通り。

 【第5段落】足を後ろにけるのではなく、体の下にしぜんに下ろしていく感じで走るとよい。

 【第6段落】足の動きと同時に、うでのふりも重要だ。
 【第7段落】何がむだか、そうでないかは、自分で動いてみて発見するしかない。
 【第8段落】自分にとって最高のものを実現するためには、「まず動く、そして考える」ことが大切だ。
        ひざを高く上げる動作は、地面を強くふむことを意識して行うことが大切だ。

6時間目 教科書P44の課題を解く

図を説明する文はどれかを指摘する課題に、苦戦した。

7~8時間目 文章を読んで自分の考えを書く

 観点として、次の4つを示した。

 ①感したこと ②疑問に 思ったこと ③自分の生活と重ねて(自分なりに方法を工夫した経験) ④その他、感想

 最後の時間は、指名なし発表で、友達の意見を聞き合った。


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