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TOSSランドNo: 2010085 更新:2014年01月06日

あたり前の言葉から脱却するために比喩を教える


◇ 宇宙はまるで、海のようだ。青い水の中に白い貝が光る。宇宙はまるで広い空のよう。大きさなんて、とてもかなわないけれど青く広がった空に、白くゆったりと浮かぶ雲。この広い宇宙は、いつも私たちを見ている。 (佐波)  向山洋一全集22 p28(明治図書)

それと比べて、我がクラスの子どもの日記は表現がお粗末だ。
「楽しかった」「おもしろかった」「いやだった。」「しんどかった」「すごい」などありふれた言葉のオンパレードである。
私は、毎日日記を書かせている。しかし、上のような文章が書けるようにはならない。
これは私の指導がまずいのである。どこがまずいのだろうか。
向山先生はある小学校の国語主任が書かせた文章を子どもに提示し、感想を求めている。

子どもの一口論評(詩集への)田中「あたりまえのことを書いている。誰でも使える言葉だ」祐子「おもしろい しりたい かわいそう と言うのが何回も出てくる」柏 「きれい すき 楽しい、どこでも誰でもいつでも言えることばだ」  向山洋一全集22 p171(明治図書)

向山学級の子どもたちは、当たり前の言葉、誰でも使える言葉を排除して作文や詩を書かなければならないと意識している。これは、普段から向山先生が子どもに誰でも使える言葉を使わないように、指導されている考えられる。

つれづれに
国語の時間、もっぱら文の作り方を指導している。当分これにとられそうである。何って、表現がおそまつ。頭で書いてしまうんだ。「花はうつくしい」なんて文がそうだ。 「花だっていろいろあるだろう。」チューリップ、タンポポ、モクレン、サクラ・・・「それにかれかかっているものもあれば、ちぎれかかっているのもある。」「それに、うつくしいなんて何だ。心が美しい。顔が美しい。空が美しい。この美しいという言葉はみんな同じことか?ちがうなら、そんないいかげんな言葉、どこでも使えるような言葉はできる限り使わないように・・・」というふうに・・・                      向山洋一年齢別実践記録集 第6巻 p63(東京教育技術研究所)

では、向山先生の上の言葉を同じように我がクラスの子どもたちにいえば、向山学級の児童のような文が書けるのか?それは、無理だろう。書けたしても読書量が多い子や作文に自信のある一部の子に限られるだろう。
向山先生はさすがである。子どもの表現を豊かにするために、きちんと手を打たれている。レトリックだ。全集22のp28には子どもの作品が掲載されているが、6つのレトリックを自由自在に使いこなしている。
しかし、向山先生は6つのレトリックのうち倒置の指導(恵理子は昨日新潟に行った。)はいろんな御著書に掲載されて有名だけれども、その他のレトリックについては、

他にも「擬人法」「比喩」「リフレーン」「対句」「倒置法」を教える。それぞれに1時間をかける。終わりにどれかを使って、短い文を書かせる。

と書かれているだけで1時間の授業内容についてはふれられていない。
そこで、比喩の授業に挑戦したいと思う。


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