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TOSSランドNo: 2210019 更新:2014年01月03日

「幸せとは」「生きるとは」「命とは」を考える授業


発問1:

あなたにとって「幸せ」とはこんなことですか?

発問2:

何歳ぐらいの人が書いた字だと思いますか?

資料1

説明1:

この字は大野勝彦さんが44歳の時に書いた字です。

発問3:

思ったことを書きなさい。

説明2:

この字は2時間かけて、一生懸命書いた字です。

発問4:

大野勝彦さんの44歳の時の字ですが、なぜ、こんな字になったのでしょう?

説明3:

資料2(大野勝彦氏)この字は筆を腕にくくりつけて書いた字です。なぜ腕にくくりつけて書いたかを説明します。
 「私のその日(平成元年7月22日)はやってきた。熊本の菊陽町で農業を営んでいた私は、農作業を終えトラクターの整備をしていました。芯棒の上のゴミが目にとまり、それを取ろうとしたほんのはずみで右手が巻き込まれ、それを引き抜こうとした左手もぐいぐい身体ごと機械に引き込まれるのです。死を覚悟しました。絶望、激痛、のどとの渇き、そんな中で子どもの顔が、そして母の声が聞こえてきました。「お父さん、しっかりして。勝彦、勝彦」とその声が私に力をくれました。「死なれん」私は残った満身の力で両の手を引きちぎっていました。
 事故後三日目、そこは日赤病院の救急センターのベッドの上でした。付き添ってくれた妹に「俺は、これで一生字は書けないだるか?」とつぶやきました。妹は「兄ちゃん書いてみるね?」私の腕に筆ペンをくくりつけ「私は残念ながら両手がありません。でも男として親として、しなければならない仕事が残っています。必ず帰って来ますので待っていてください。

発問5:

「大変ご迷惑をかけます」とは、誰に言った言葉と思いますか?

発問6:

「がんばります」とありますが、何を「頑張る」と思いますか?

発問7:

これは誰が書いた詩だと思いますか?

資料3.4(大野氏の作品)

発問8:

どうやって書いたと思いますか?

説明4:

これは、「義手」本当の手の代わりに作られた手を使って書かれたものです。

資料4(義手)

説明5:

大野さんにとって幸せとは?。
 幸せの条件とは健康なこと、仕事があること、使えるお金があること、やすらぐ家庭があること。どれもこれも当たっている。でも、答えとして正確なのだろうか。それでは病気を持っている人はどうする。持病があり回復の見込みのない人は幸せになれないのか?私みたいに手を切って障害者になった人に、幸せの条件は五体そろって健康な人という答えは当たらない。私は両手切断の事故から3日目、初めて筆を腕にくくりつけて字を書いた。その時、そばにいた妹とすごく幸せだと感じた。車の運転が出来たとき、フォークでご飯を口に運べたときも、病床に友が気遣いながら来てくれたときも。今決して失った二本の腕は返らないし、五体満足であることという言葉はこの先もない。
「幸せ」は心で感じるもの。何もないのに、病床の窓から見える太陽が山の端から顔を少しずつ出す様子がたまらなく幸せに思えた。今日も生きている。よし頑張るぞ。それだけで満足。

指示1:

大野さんのビデオを見なさい。資料5(ビデオ)ビデオがない場合省略

発問9:

もう一度尋ねます。、幸せとはどんなことだと思いますか?

指示2:

感想を書きなさい。


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