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TOSSランドNo: 6641531 更新:2014年01月01日

秩序ある学級に育てるコツ・荒れとの闘い編 アメ・ガムの持ち込みは怒鳴っても解決しない 


中学校の場合、生徒指導の“荒れ”はアメ・ガムの持ち込みから始まる。

この段階で歯止めを掛けなければ、学校全体が荒れ始める。3か月後、教師の帰宅は午後10時を過ぎるだろう。教材研究などしている時間もなくなり、疲労感だけが残る。
逆に、この段階で適切に対処できれば、すべての生徒が安心して学校生活を送ることができる。それは「天と地の差」である。

アメやガムは“不要物”である。
そんなことは幼稚園児でも知っている。だから、「ダメだ!」「校則に違反していることを知らないのか!」と怒鳴り散らしても意味がない。この程度でアメやガムの持ち込みがなくなるのなら、近所のオジさんだってできる。“力の指導”で解決できる代物ではない。

「犯人が自ら名乗り出るまで帰さない!」という指導は最悪である。
心ある生徒からも反発を食らう。心ある教師は絶対にやらない。

そもそも、この程度の脅して名乗り出るぐらいなら、最初からアメやガムを持ち込むはずがない。
相手は“確信犯”である。プロの教師であれば、戦略を持ち、毅然とした態度で指導に臨まなければならない。
私だったら、次のように生徒に伝える。そして、心ある生徒が教師の味方になるように仕向けていく。

アメやガムが不要物であることは、幼稚園児でも分かります。
だから、アメやガムを持ち込むことが問題なのではなく、決められたルールを平気で破ってしまう「心」に問題があります。
汚い言葉かも知れませんが、心が腐っているのです。

アメやガムで済むのなら、それほど大きな問題ではありません。
多くの場合、ルールを平気で破ってしまう「心」はエスカレートします。
「アメやガムを持ち込んでも構わない」という意識は、法律で禁止されている酒・たばこ・無免許運転に対する抵抗力を弱めてしまいます。
最終的には自らの命を奪ってしまうことにもつながってしまいます。
そちらの方に問題があるのです。

アメやガムは確信犯です。
見つかったとき、言い訳はさせません。
潔く謝ってもらいます。
それができないのなら、最初からやらないことです。
自分の成長にとって何もいいことはありません。

先生方に見つからなくても、アメやガムを持ち込んだことを周りの生徒は知っています。
その人たちから信頼を失うことを忘れないでください。
「あいつ、悪い奴だ!」という目で見られます。

確信犯だから保護者に連絡します。
それは、先ほど話したようにアメやガム程度の問題で済まなくなるからです。
ルールに対する意識が低下していることを保護者に伝えなければ、学校だけでは解決できない事態にまで発展します。
自らの将来を潰してしまう危険性があります。
そうなってからでは遅いのです。

「行為」に問題があるのではない。そうしてしまう「心」に本質がある。
だから、生徒には「心」の部分を伝えたい。「心」に伝わる教師の語りが必要である。


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