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TOSSランドNo: 2018198 更新:2013年12月31日

秩序ある学級に育てるコツ・春休み編 常に『新しい出逢い』をイメージして新学期の準備を進める


3月25日 修了式

 気持ちを切り替えることだ。《3学期=新年度の0学期》と自分に言い聞かせている。この日がスタートである。
 新しいノートを準備し、始業式までにやるべきことを書き出す。その際、「個人」「学級」「学年」「教科」「分掌」「校内全体」と項目ごとに分けておくと便利である。もちろん、終わった仕事には×をつけていく。

3月26日 教室の大掃除

 黒板の裏など、生徒が気付かない部分を集中的に取り組む。私だけでは手が足りないので、私が指導するバレーボール部の生徒にも手伝ってもらう。安全面を最優先に考え、掲示板に画鋲の芯が残っていないかなど、細心の注意を払う。修繕箇所は管理職に報告し、公務補さんの力を借りて作業をする。床のワックスがけも念入りに行う。

3月27日 指導要録を提出する

 3学期中に下書きは終わっている。学年の先生方の手伝いを受けながら綿密にチェックを行う。こういう作業は午前中に行うのが効果的である。学年断然印が会議室に集まり、一斉に行ってしまう。当然ながら、締め切り前に提出する。これで学期末業務がすべて終了する。
 時間を見つけて、管理担当となっている教材室の整理整頓を行う。使わない教材・備品は思い切って処分する。その際、所定の手続きを踏むことを忘れてはならない。学年主任・教務主任・教頭との連携がミスを防ぐことになる。

3月28日 学校体制の発表

 新年度の耐性が発表になった。学年主任として始業式までのスケジュールを立てる。まずは必要な作業を書き出す。そして、それらを「学年全体」「分掌」「教科部会」「個人」…、どれで取り組むのかを区別する。仕事の分担をイメージし、各自に割り振る。新学期の準備は時間との闘いである。優先順位を明確にするから効率的に仕事ができる。「個人」の仕事は後回しである。

3月29日 第1回学年部会の開催

 学年の役割分担を明確にする。その際、異動者がそろうまでに終わせられる仕事を明確にする。昨年度は中学2年生の担当だったため学級替えがあった。規定の要領に沿って作業を行ったが、一緒に学年を組む2人の担任は共に20代で、初めての2年生担任だった。彼らの意見を尊重しながら決定した。その際、特別支援を必要とする生徒への配慮を綿密に確認した。

3月30日 引っ越し作業を手伝う

 私が住む北海道東部は「異動=引っ越し」である。地区内で移動する場合は20~50km程度で済むが、地区外になれば200kmを越える異動になることもある。4月の受け入れも含め、一大イベントである。勤務時間外に、作業を手伝うのが慣例となっている。共に働いた思い出を語り合いながら、「4月からも頑張ろう!」という気持ちが湧いてくる。学級開きで語ること、授業開きの中味を考えながらの手伝いとなる。4月2日頃まで継続的に作業は続く。体育館では部活動も行っている。合間を見て、その指導も行う。体がいくつあっても足りない。

3月31日 新しい教室への引っ越し

 学級文庫を新しい学級に移動する。同時に、教室の隅々をチェックする。机の天板、ロッカーの内部、掲示板も点検する。環境が学級の質を決める。新しい出逢いを最善の環境で迎えることが、3月までの学級の質を決める。

4月1日 学級編成の発表

 午前10時に徒名簿を玄関前に貼り出す。その瞬間から、頭の中は新学期でいっぱいになる。午前中、部活動で登校した生徒に手伝ってもらいながら教室の机を移動する。午後からは生徒の体格に合わせて机と椅子を並べる。当然、学年の先生方の手を借りる。1人で行うよりも何倍も効率よく進む。この時、背もたれ・天板の状況を確認しておく。傷があれば、その状況を生徒に伝える。机も椅子も公共の財産である。痛みが酷い場合は管理職と相談し、保護者に連絡して弁償の措置をとることもある。

4月2日 第2回学年部会の開催

 《初心》が大切である。始業式までの作業の進行状況を点検し、今後の作業を確認した。学年主任として「生徒を怒鳴らない」「教えて、褒める」という学年経営の方針を伝えた。その後、生徒一人ひとりの実態を確認し合った。特に、転入した教員にとって最初から授業を円滑に進めるには必要な打ち合わせである。終了後は教室の清掃を学年団全員で行った。

4月3日 第3回学年部会の開催

 学年経営案を審議した。しかし、大切なことは文書にできない部分だ。朝、生徒が登校してから下校する前までを時系列で確認した。「教室掃除はどのようにやるのか?」など。20代の若い担任2人と組むので、1つ1つの質問を私が答えるという流れで進めた。私の方針は《大枠は揃えるが、学級担任の裁量を優先する》ということだ。その方が学級としての個性が出る。細かく決めすぎると、5月の連休以降、学級が破綻することが多い。担任の力量が違う。経験も違う。束縛しすぎない方が伸び伸びと学級経営ができる。

4月4日 ひたすら事務仕事

 新学期は提出する書類が多い。受け取ったその場で記入し、提出するのが効率的である。「あとで…」では、提出すべき書類がどんどんとたまっていく。指導要領や名簿づくりなどの文書作成はパソコン操作が得意な教員にまかせる。担任は学級経営案の審議、初日に配る学級通信の読み合わせ、学級開きを模擬授業形式で検討した。楽しい時間になる。

4月5日 ひたすら準備作業

 入学式の会場設営と教室の掃除を生徒と一緒に行った。ほとんどの時間を教室で過ごす。生徒の名前を出席順番に言えるように練習する。もちろん、出席簿は見ない。それが新しく出逢う生徒への最低限に礼儀だと思っている。
 最後に黒板にメッセージを書く。新学期に向けての意欲が湧いてくる。


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