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TOSSランドNo: 2320514 更新:2012年12月13日

向山学級に学ぶ「いじめ発見」のシステム 「黄金の3日間」は座席に注目


「教師だけがいじめをなくせる」は、向山洋一氏の言葉である。
4月、教師であれば誰もが新しい出会いに期待する。しかし、そこにはもう《いじめの芽》が生まれている。向山洋一氏は「男女の座席」に注目し、《いじめの芽》を摘み取っている。「黄金の3日間は」、男女の座席のすき間に注目したい。なお、生徒名は仮名である。

新学期初日、私は新しい出会いを喜びながらも、私は男女の座席のすき間に注目した。
前日、教室を整理しながらすべての机をくっつけた。にもかかわらず、二組の机に数㎝のすき間が生じていた。旧担任との引継ぎの時、「指導上注意を要する」という男子生徒である。ここを見逃してはならない。発見と同時に「手を打つ」ことが、いじめ発見の最も有効な方法である。ここから闘いが始まる。

指示1:

隣の人とピッタリ机をつけなさい。

忠志と司は、渋々指示に従った。
それを確認して、次のように言った。

指示2:

 隣の人と机をくっつけるのが嫌な人はいますか。

「いません」という小さな声。

指示3:

本当にいませんね。

忠志と司も小さく頷いた。

指示4:

 安心しました。先生の理想は男女の仲が良い学級です。そういう学級からは、先生が最も嫌いないじめは生まれません。お互いを認め合う雰囲気があるからです。生徒の視線が私に集中した。この状態を今日から1年間続けられますね。

私は強い口調で忠志と司を見ながら言った。
2人はうつむいたままであった。

指示5:

先生は、この状態が続く限り「いじめはない」と判断します。1㎝机が離れたら、次の日には2㎝になります。1人が離したら、次の日には2人になります。こうして学級はバラバラになっていきます。
 机が離れているのを見つけたら「いじめがあるかもしれない」と判断します。そして、その本人に事情を聞きます。
 場合によっては、お家の人に来てもらうことになります。

教室に緊張が走った。話を続けた。

指示6:

皆さんが知っている通り、いじめは犯罪です。最悪の場合は学校だけは対応できません。警察の協力も必要です。すべてがたった1㎝のすき間から生まれるのです。

私の話を聞く生徒は真剣であった。
「教師だけがいじめをなくせるは、向山洋一氏の言葉である。


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