製作者:朝田美穂(TOSS大分WAVE)
音符とその長さ⇒リズム打ち①⇒簡単な記譜法の習得⇒小節内の音符の配置⇒リズム打ち②⇒メロディ化の流れでの作曲。
楽譜を書いたことがない生徒であっても、1時間あれば十分に対応できました。ジャズみたいな雰囲気が出ます。
次は自分で書いた音符をリズム打ちできるようにする。
指示1:
これを自分でリズム打ちしてごらん。さん、はい。
一緒に打っていく。できたらOK。できなかったら「これはこうだよ」とやってみせる。
音符の配置の仕方の細かいところまでは指導していないので、多少見にくいものもあるが、ここでは深くはふれない。
とりあえず、4拍分の音符の組み合わせで書き込まれていればよしとする。
自分がリズムうちできるくらいの簡単なリズムに書き換える子もいるが、それもよし。
指示2:
では、一度鉛筆を置いて、黒板に注目。
指示3:
いよいよメロディをつけていきます。
指示4:
今書いた五線の下に、もうひとつ五線があります。さっき書いたように、ト音記号、拍子、小節線、終止線を書きなさい。
指示5:
書いたら鉛筆を置いて、前を向きます。
説明1:
先ほどみんなが書いた音符のリズムは、すべてミの位置に書きましたね。それを今度は、リズムは変えずに音の高さを自由に変えて、メロディを作ります。
説明2:
たとえば・・・。
ここで、最初に板書した音符のリズムを、実際に音程を変えて書いて示す。
説明3:
ただし条件があります。1小節目の最初の音は必ず「レ」、2小節目の最初の音は必ず「ソ」にします。あとは自由です。
指示6:
では書いてみましょう。できたら先生の所へもっていらっしゃい。
なぜレとソなのか、ここでは特に説明しない。
板書して示す際も、自然にレとソから書き始め、色チョークで囲んで示すと、生徒も見ながら書くことができる。
できあがったら、ピアノにすわっている教師の所に楽譜をもってこさせる。ピアノが弾ける生徒にはメロディを弾いてもらって連弾するのもよし、弾けない子には教師が左手でベースの音をとりながら、右手でメロディを弾いてあげてもよし。
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