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TOSSランドNo: 5699578 更新:2013年11月30日

「けむりのきしゃ」(第5時)


第5時 おじいさんの位置 6月5日(金)

 かんじスキル25番。
 ことわざフラッシュカード。

 「けむりのきしゃ」の音読。たけのこ読みなど。

 この日は、「おじいさんの位置」について授業した。
 「ながれぼしが落ちてきた時、おじいさんはどこにいましたか。」と尋ねたのだが、これが良くなかった。
 これは不確定なのである。
 そのあと、「拾った時」「おいた時」「まきを燃やしたとき」と聞いていったのだが、よくないまま続いていった。

 次のように授業したほうが良かったと反省。

発問1:

おじいさんはどこにいますか。

 えんとつの上、地面などいろいろ出るだろう。
 その中で、
 「~の時は~にいる。」→「おじいさんの位置は一定ではない」
ということに気付かせる方がいいだろう。

 以下、この部分を授業した5年前の学級通信。

(当時の学級通信より)
 この日の内容の読み取りは,「おじいさんの位置」について。
「『えんとつそうじのおじいさんがひろいました』の時,おじいさんはえんとつの上にいたのですか,地面の上にいたのですか?」
という問いをした。
 挙手で確認すると,全員が「えんとつの上」と答える。
 もちろん答えは地面の上だ。
 まさかの人数分布にあせる私。
 理由を聞くと,
「えんとつそうじをしているから」
「えんとつってかいてあるから」
「絵を見たらえんとつのてっぺんにいるから」
などが出ました。
 このページの教科書の挿絵は,えんとつの上にいるおじいさんが落ちてくるながれぼしを見ている絵である。
 これが混乱を招いたのであろう。
 
 そこで,「教科書が落ちました」と言い,教科書を床に置かせた。
 そして「1年1組のみなさんが拾いました」と言い,拾わせ,「拾う」ということの意味を確認した。

 黒板に煙突の絵を描き,
「みんなの意見はここにおじいさんがいるということだな」
と言い,煙突のてっぺんにおじいさんを描いた。
「拾いましただからながれぼしはここに落ちたんだな」
と言い,えんとつのてっぺんにながれぼしを描くと,みんな
「違う!」
と反論してくる。
「じゃあ,地面に落ちたの?」
と聞くと,そうだと言うではないか。
 私は,
「おじいさんはとっても手が長いんだな~。こうやって拾ったのか」
とおじいさんの手を伸ばして描いてみせた。
 笑いが起きる教室。「違う!」と大騒ぎする子ども達。
「でも,みんなは,おじいさんはえんとつの上にいるって言うんでしょ。で,教科書には拾うって書いているでしょ。だったらやっぱりおじいさんの手が長いんだよ。」
と言うと,口々に反論してくるではないか。(このあとしばし私の「手が長い」と子どもの「違う」というやり取りが続く。「じゃあ,足が長くて足で拾ったのか」と聞くとそれも違うという)

「拾う時にはおじいさんは煙突の上にいるんですか。地面の上にいるんですか」
と聞くと,全員
「地面の上!」
と答える。
「じゃあ,この場面ではおじいさんはえんとつの上にいるんですか。地面の上にいるんですか」
と問うとなぜか
「えんとつの上!」
とみんな自信満々に言うのだ…。
 また,田上VS子供の論争が続いた。(授業の様子を録音したものを聞くと,次第に両者とも熱くなってきている…大人気ない私)

 言葉の証拠がないので,あえて扱っていなかったのだが,最初の一文,
「ながれぼしがおちてきました」
について,
「このときおじいさんはどこにいたのか」
と子どもに聞いた。
 すると
「えんとつの上」
という返答。
 私は,
「言葉の証拠がないからはっきりとはわからないけど,絵を見るとたしかにえんとつの上にいるね」
ということを話しました。

 それでは「えんとつそうじのおじいさんがひろいました」の時はおじいさんはどこにいるのかと聞くと,ようやく「地面の上」という答えが。(ホッ)

 「全員はずれだな。いっつも先生だけ間違えているけど,今日は先生だけあっていたな~」と勝ち誇っておいた。

 そして,
「でも,おじいさんがえんとつの上にいるっていうことも考えられなくはないんだな。ながれぼしがどこに落ちたらおじいさんがえんとつの上にいるっていうことになるの?」
と聞くと,
「えんとつのてっぺん」
という答えが返ってきた。
 でも,あとを読めばこれではおかしいということがわかると話して次に進んだ。

 次に「おじいさんは、ながれぼしをえんとつのてっぺんにおきました。」の時,おじいさんはえんとつの上にいたのか,地面の上にいたのかを聞いた。
 こちらはすんなり進む。
 何人かが発表したが,教科書の文を離れ,絵や想像で発表する子もいたので,国語のお勉強は言葉をもとに考えるのが大切なんだという話をした。(もちろん,挿絵を見たり,想像したりすることも大切である。だが,物語を読み解いていく時には,やはり言葉を根拠にして考えていくことが大切だろうと思うのだ)

「先生も,おじいさんはえんとつの上にいると思います。おじいさんがえんとつの上にいたってわかる証拠の言葉があります。4文字です。どの言葉だと思いますか。指差してごらんなさい。」
と言うと,みんな「てっぺん」を指差していた。
 黒板の絵でてっぺんを確認し,
「自分の頭のてっぺんを触りなさい」
といって触らせた。


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