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TOSSランドNo: 2700002 更新:2013年11月28日

研究主任の仕事


1 国際理解教育について

 なぜ国際理解教育が必要なのか、については今更問うまでもないだろう。
 現代社会の流れは国際化が急速に進展している。
 
 国際理解教育では、どのような教育が必要とされるのか。
 教育課程審議会「審議のまとめ」(第Ⅰ章第1項)に次のような文章がある。
 (国際化への対応)
 イ 国際化が急速に進展する中で、国際社会に生きる日本人の育成という視点に立っ
  た教育の展開は、今後一層重要なものとなってくる。国際化の進展に対応した教育
  は、広い視野をもって異文化を理解し、異なる文化や習慣をもった人々と偏見をも
  たずに自然に交流し共に生きていくための資質や能力の育成を図ることをねらいと
  するものであるが、そのためには、我々はまず我が国の歴史や文化・伝統に対する
  誇りや愛情と理解を培う教育が重要であると考える。

 1つは、他国文化理解である。
 もう1つは、自国文化理解である。

 さらに言うと、交流である。
 交流には、コミュニケーション能力が必要となってくる。
 昨年6月に行われたケルンサミットで、サミット史上初めて、教育が主要テーマの一つとして取り上げられた。
 会議終了後の小渕総理(当時)の発言に、次のような言葉があった。
(文部省のホームページより引用)

  私はグローバル化時代に求められる「読み書きそろばん」として、外国語とコン
 ピューター教育が必要である
 サミット後の発言なので、個人的な見解ではないはずである。
 これからの日本の教育の基本方針になるはずである。
 先ほどの教課審答申の続きを引用する。
   現在、国際化の進展に対応した教育は、社会科、地理歴史科、外国語科を中心に
  各教科、道徳、特別活動の特質等に応じて行うこととされているが、各教科等に加 
  え「総合的な学習の時間」においてもこのような視点に立った教育の充実を図って
  いくことが必要である。なお、今後、国際化の進展に対応した教育を進めるに当た
  っては、これまでとかく欧米先進諸国に目を向けがちであったことを改め、アジア
  諸国等に一層目を向けるよう留意することが大切である。
   また、外国語教育については、自分の考えや意思を適切に表現できる基礎的・実
  践的なコミュニケーション能力の育成を一層重視しつつ、中学校及び高等学校にお
  いて外国語を必修とするなどの改善を図る必要であると考える。
   また、小学校における外国語の取扱いとしては、各学校の実態等に応じて、「総合 
  的な学習の時間」や特別活動などの時間において、国際理解教育の一環として、児
  童が外国語に触れたり、外国の生活や文化などに慣れ親しんだりすることなど小学
  校段階にふさわしい体験的な学習活動が行われるようにする必要あると考える。
 外国語の中で、世界で一番多くの人が使っているのが英語である。
 外国語教育をするなら、英語が妥当であろう。
 アジアの主な国で、小学校で英語を扱っていないのは日本だけである。
 また、英会話力を試すTOEFLの平均得点で、昨年日本はアジアで最下位であった。
 将来、子どもたちが国際社会の中でやっていけるのか、心配になってくる。
 なにも英語を学習するのは、もちろんそのためだけではない。英語を話させることで、 
交流の幅は大きく広がるのである。より分かり合えるようになるのである。
 以上のことから、私は国際理解教育で行うことを次のように考える。

 自国文化理解
 他国文化理解
 コミュニケーション能力の育成(英会話)

 さらに根底には、あらゆる教育の基盤である、人権尊重の精神が必要とされる。

 国際理解教育の研究指定を受けた学校の研究紀要をまとめてみた。
 研究の視点を見ると、上のような内容が取り上げられている。
 英会話について、宇土小学校では「英語科」としてすでに授業が行われている。
 全学年で年間70時間の英語の授業が行われている。

2 昨年までの研修(総合的学習)の流れより

 昨年度の終わり、今年度の総合的学習は「球磨川」を中心テーマにすえて、取り組むこ
とを確認した。
 「球磨川」をテーマに学習することは、まさに自国文化理解になる。
  2月の研究部会で、次の提案をしていた。(報告の機会がなく、知らせるのが遅れてしまいすみません)
 学年 テ   ー   マ 時間数
 6年 球磨川と地球環境
 5年 球磨川の歴史と人々
 4年 球磨川の自然と環境
 3年 球磨川と私たちのくらし今昔
 2年 球磨川の生き物
 1年 球磨川の生き物
 
 「総合的な学習の時間」についてはまた後日提案するが、こういうテーマで学習してい
くので考えておいてほしい。(すでに、構想、実践まで入っている先生方もおられるかもしれません。)

3 子どもたちにつけておきたい力

 子どもに基礎学力をつけてほしいのです。
 単純に、「読み書き算」から始めましょう。
 漢字の読み書きができる、教科書がすらすら音読できる、計算問題が解けるから始めま
しょう。
 昨年5月にも提案したものです。

 学習の基本として、
○  話を静かに聞けるか
○  話を聞いて、内容をつかめるか
○  文章を読んで、内容をつかめるか
○  文字を速く書けるか
○  自分の考えをもてるか
○  意見や考えの発表ができるか

 さらに、発展として
○  進んで体験活動ができるか
○  問題作りができるか
○  資料を使って調べることができるか
○  調べたことをまとめられるか
○  調べたことから分かることを導き出せるか
○  調べたことを分かりやすく発表できるか
○  討論に積極的に参加できるか
○  質問や反論ができるか

明治図書の教育雑誌「総合的学習を創る」の4月号に熊大附属小の前田康裕先生が連載
されています。イラスト入りでとても楽しく見ることができます。
(この雑誌は、ぜひ購読をおすすめします)


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