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TOSSランドNo: 1143044 更新:2013年11月27日

5年社会「伝統工業(熊本川尻桶)」


1、単元名

伝統に生きる工業~川尻桶職人満崎さんの生き方~

2、単元について

○川尻桶とは、熊本市南部の川尻で生産される桶のことである。緑川が有明海に 注ぐ川尻港は、加藤清正時代から木材の集散地であったため木工業が栄え、藩政時代には25軒の桶屋があったという。すし桶が主体で、ほかに飯櫃・湯桶等を作っている。材料は国内産の「さわら」である。長い年期をかけて作っているので、つくりが美しく、しかも丈夫で長持ちする。しかし、仕事のきつさやプラスチック製品の台頭により、現在桶作りをしているのは4軒だけとなった。
 本単元では、川尻桶を取り上げることにより、それが原料や土地の条件、桶作りに携わる職人さんたちの技術などが生かされて生産されていることを理解するとともに、伝統工芸品と自分たちのくらしとの関わりについて考えることをねらいとしている。また、川尻桶が抱える課題を乗り越えようとしている満崎さんたちについて話し合うことにより、自分たちの生き方について考え高めることができる価値ある単元だと言える。

○単元の展開にあたっては、次のようなことを大切にしたい。
  「生きる力」の一つに問題解決能力がある。問題解決能力を育てるためにまず必要なのが問題発見力をつけることであろう。問題発見力をつけるために、本単元では、じっくり観察させたり、桶作りの一部を疑似体験させたりする活動を取り入れる。その中で生まれた学習問題は、子どもたちに身近な学習問題となり、その後の問題解決の原動力になるのではないかと考える。
  自らを高めるためには、自分が今どの位置にいるのかきちんと把握するとともに、今 後の方向性を決める力が必要となる。つまり、自己評価の力である。また、周囲の評価も生きる力となる。本単元では、授業の中に振り返りの時間を設定し自己評価能力を高める。また、相互評価や教師の評価により学習意欲を高めたい。
  川尻桶職人満崎さんは、400年の昔から受け継がれてきた川尻桶の伝統を守るために作業の工夫や新製品の開発など、様々な努力をしている。その満崎さんの生き方について話し合うことにより、自分の生き方について振り返ることができるのではないかと考える。
  本時においては、まず川尻桶とプラスチック製の桶を比べる活動を行い、それぞれの良さに気づかせる。そして、川尻桶の値段が非常に高いということから、川尻桶についての問題意識を持たせたい。また、川尻の位置を地図で確かめることにより、土地条件についても目を向けさせたい。

3、単元の目標

 伝統工業について関心を持ち進んで調べることを通して、伝統工業が地理的条件や自然条件を生かして営まれていることに気づくとともに、伝統工業を守り続けている人々 について話し合うことにより、自分の生き方に生かすことができるようにする。


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