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TOSSランドNo: 7294191 更新:2012年12月13日

代表委員会 最初の日の指導


代表委員会 最初の日の指導
  ~学校を代表して参加している意識を高める工夫~

 え!今年から児童会担当!どうやって指導すればいいの?と悩む先生必見!!指導は何でも初めが肝心。
 
 代表委員会(4・5・6年で構成)に参加する児童の中には、少しいい加減な態度の子もいる。そうした態度を最初に吹き飛ばす指導法である。
 また,せっかく代表委員会に参加してよい意見を述べているのに,日常生活がちょっとという子もいる。そうした子に、毎日の生活の質をあげることを意識化する指導法である。
(※これは勤務校の先生に教えていただき,私が修正追試したものです。勤務校の先生に了解は取ってあります)

児童会役員5名と代表委員 22名が集まり,初めての代表委員会の指導場面。

1,やる気を確認する。

 代表委員会立ち上げの場面で,やる気を確認するということはとても重要である。この確認があると,後からの話し合いを真剣にするようになる。私の学校の場合,この聞き方で全員が手を上げた。

「今日は○年度初めての代表委員会です。代表委員会って何をするところか知っていますか?代表委員会は,児童集会をはじめ,学校行事を実行するところです。みんなが全校児童を動かすわけです。当然この場所にいるということは,自分からやる気を持ってきたわけですよね。推薦されて仕方なくきたっていう人いますか?もし,仕方なくきた人がいたらやめてもらわなくてはいけません。聞いてみます。やる気を持ってきた?(全員)仕方なくきた?(0人)みんなやる気を持ってきたようなので,先生は安心しました」

2,自己紹介をする。

 自己紹介は,役職・学年・クラス・名前の他に,学校をどうしていきたいか,自分はそのために何をすべきかを簡単に言わせる。
例えば
 「ぼくは,児童会長の6年○組○○○○です。
  みんなが元気に挨拶できる学校にしたいと思います。
  なので,自分から大きな声で挨拶をしたいと思います」

会長から順番に言わせ,代表委員は上学年から言わせる。ここはあまり長くならないように注意する。

3,日々の行動を確認する。

 日々の行動(挨拶,スリッパ並べ,掃除)がきちんとできているか確認をする。代表委員であることの自覚を持たせて,見本になるように行動させるためである。この確認をしたら,挨拶する代表委員の児童の数がグンと増えた。
 「ところで,みなさんに聞きます。これは,代表委員として,また人間としてもとても大切なことです。全員立ちなさい」

 
「1つめ,挨拶を自分からしていますか?『おはようございます,こんにちは,さようなら』担任以外の先生方にもしている人座りなさい。かなり少ないですね,今日の帰りから必ずしなさい。人間としての基本です。できる人は座りなさい」

 
「2つめは,トイレのスリッパをそろえていますか?自分が脱いだものじゃなくても,スリッパをそろえることは,挨拶同様とても大切です。今日1回でもそろえた人座りなさい。これもかなり少ないですね。今から,自分たちの使っているトイレのスリッパの点検に行ってもらいます。ぐしゃぐしゃなら,そろえてきなさい」

 
「3つめは,掃除をしっかりしていますか?友達と話したり遊んだりしながらやっている人はいませんか?今日の掃除,しっかりできたという人は座りなさい。立っている人は,正直ですね,明日から学校をきれいにするためにしっかりできる人は座りなさい」

※この項目は,その時に,教師が子どもにさせたいと思っていることでよい。私は上の3つの項目にした。
4,念を押す。

 最後に念を押しておく。指示したからには教師の確認が必要になる。だから時々,自己採点をさせる。
(3つの項目を聞き終わった後で)「さすが,代表委員の人はすぐに実行できるという素晴らしい人が多い!!この学校はどんどんよくなっていくでしょう。次回また聞きます。みんなで頑張りましょう」

 (2回目の代表委員会で)「では,挨拶について聞きます。○△で聞きます。○の人立ちなさい」

ここで,教師は何も書いていないノートを持って子どもとそのノートを見比べる。一芝居打つのだ。

 「先生ね,他の先生方に君たちの挨拶の成績を聞いてきました。そしてここに記録してあります。今,成績が合っているか見ているところです。きちんと挨拶している人には,○がついているんですね。今回はほぼ合っていますね」(もし,明らかに挨拶していない児童が○で立っていたら,あれ,成績が違う人がいる!!)と言えば,2名ほど急いで座る場合がある。

 しかし,この芝居をする方法は,ある程度練習して慣れてから使うことをお勧めする。サークルや,もっと少人数での場面があればそこで練習してみる。スムーズにやらないと不自然になって,勘がいい子は気づく可能性がある。上の場面は,実際に勤務校の先生の指導を見せていただいた時のものである。私はまだ心配だったので「できた人は立ちなさい」と言って確認した。

 このように,児童会指導では,まず最初にやる気を確認することが必要です。子どもは代表委員としての自覚を持ちます。そこから全校の見本となるような行動をさせていくと,スムーズな指導の流れになります。是非,お試しください。


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