TOSSランド

コンテンツ登録数
(2017/12/17 現在)

21453
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 8496777 更新:2013年11月27日

「どうやって謝るか」を考える


中1の国語の単元にグループデイスカッションがあって、「けんかした友だちにどんな方法で謝るか」というテーマが例示されていた。
うまく謝ることも、大事な生きる力(処世術)である。国語のスピーチだが、本気で謝罪方法について吟味させてみたいと思った、

 教科書の例では「電話・手紙・メールなど」で話し合わせる形になっています。
 しかし、謝罪の基本は、直接相手の目を見てきちんと謝るです。
 会ってしまうと、うまく謝れないという子もいるので、百歩譲って、自分の心を届けやすい「電話」や「メール」「手紙」などを選ぶことも「あり」としましょう。
 でも、電話は通じないかもしれないし、受話器を取ってくれないかもしれない。
 メールや手紙は、差出人を見て開かないかもしれないし、届いたことに気づかないかもしれない。
 まあ、そこまで言うと「会いに行っても会ってくれないかもしれないよ」という子が出てくるのでキリがないです。

 現実的には、1つの方法ではうまくいかない場合も多いので、組み合わせで攻める場合もあります。
 電話をかけたけど通じなかったから、直接会いに行くとか、当日は電話で謝って、翌日顔を合わせた時にきちんと目を見て謝るとか・・。
 そのように、たくさんの方法を列挙し、それぞれの長所・短所をしっかり列挙し、選んだ理由も書いてみましょう。

説明が十分でないので追加する。

お友達と「口げんか」とします。殴ったり蹴ったりのケンカをしておいてメールで「ごめんね」は、まずいよね。
けんかの後、すぐに相手が帰ってしまったとします。謝るチャンスがなかったということにしましょう。

では、おおまかに言ってどんな方法を選ぶのか聞いてみます。
◆直接会って謝るか、直接会わない方法で謝るか、どちらを選びますか?
◆その日のうちに謝るか、翌日以降に謝るか、どちらを選びますか?

 「どうやって謝るか」の作文を紹介する。
 HP掲載のため、1行づつ改行してある。

◆僕は友だちに謝る方法について発表します。
 手紙や次の日に謝るという意見があったけど、ぼくはその日にあやまることが相手に気持ちが伝わりやすい方法だと思います。
理由はすぐ謝れるし、相手の気持ちも分かるからです。次の日だとすぐ謝れないし、手紙だと相手の様子が分からないから誤解して気まずくなることもあると思います。
電話だと相手が出ないと伝わらないという悪い点があるけど、やっぱり自分の口から早く謝った方が一番気持ちが伝わると思います。
ぼくがもし口げんかをしたら電話で謝ると思います。ぼくはこの方法をおすすめします。
これで僕の発表を終わります。

◆ぼくは友達に謝る方法について発表します。
 ぼくは次の日に会ってあやまるが一番いいと思います。なぜかというと、手紙やメールだと読んでもらえないかもしれないし、電話だと出てもらえないかもしれないからです。
また、次の日だと落ち着いていて許してもらえる可能性があるからです。
その日だとまたけんかになるかもしれないからです。
さらに手紙みたいに手間もかからないし、電話みたいにお金もいらないということもあるからです。
 授業の時にけんかしたから話しにくいというのがあったけれど、M君の意見であったように直接話すのでいやだとは言えないし、気持ちが一番伝わりやすいので、そう考えると話しにくいというのはなくなると思います。
このようなよい点から、友だちにあやまる方法は次の日にあやまりに行くがいいと思います。
 これで発表を終わります。

・・・手紙を選んだ子もいるし、メールを選んだ子もいる。それはそれでいい。
 それぞれの意見の長所・短所を考えて最終的な自分の判断を下すその過程で「自分の意見だけが正しい」と考えるのではなく「そういう考え方もあるんだな」と許容することができたらすばらしいことだと思う。
 自分の価値を絶対視したり強制したりすることの無意味さをデイベート的な発想が育んでくれるのだとしたら、まさに国語の授業が心の教育になる。
 以下の文章は、スピーチ発表の感想文を書かせたものである。

 あやまる方法は、いっぱいあるけれど、どれもいいな~と思った。
 メール、電話、直接あやまる、どれもいい所もあるけど、悪いところもいっぱいあるな~と思った。あまりこういうこと考えた事はなかったけど、考えてみると、けっこう大変だった。もし、これが口げんかじゃなかったら、相当考えるだろうな~と思った。でも、口げんかだからあやまりにくいとも思った(大けがさせたら、すぐにあやまれるから)。 
 全てのものに一長一短があり、決めるのに迷ったが、最後は次の日に会って話した方がいいと思った。このシチュエーションはけっこうあるから話していて楽しかった。やっぱり1人で勉強するよりみんなで話し合った方がいろんな考え方をもった答えが出るから、話すといろいろな考え方ができるようになったと思う。


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド