TOSSランド

コンテンツ登録数
(2019/07/23 現在)

21642
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 3499320 更新:2013年11月28日

地球の救世主!ボトリオコックス


 <対象> 小学校高学年~中学校の理科、総合的な学習で実施  

  <解説> エネルギーの枯渇や二酸化炭素の削減など、出口の見えない
         問題は多い。そこに救世主として現れたのが「ボトリオコックス」だ!
         淡水に住む藻で、二酸化炭素を吸収しながらなんと石油をつくると
         いう。実験段階を終え、実用化に向けて研究は進められている。

説明1:

みんなの生活を支える石油などのエネルギー資源。とっても大切なものですが、いつまでも採れるわけではありません。

発問1:

石油はあと何年採ることができるでしょう?
(一人を指名し、その数より多いか少ないかで挙手させ確認する)

説明2:

石油はあと40年しか採れないと言われています。その変わりを期待され
ているのが風力や太陽光発電。これらはとっても地球に優しいエネルギー
ですが弱点もあります。(風力・太陽光の写真提示)

発問2:

知っていることを発表して下さい。

     ・天候に影響される ・設置場所が制限される  ・お金ががかる

発問3:

それから大豆やトウモロコシをつかったバイオマス燃料。これにはどんな
     問題がありますか?

     ・食糧不足  ・食品の高騰  

説明3:

話は変わりますが、7月にサミットが行われ、(ラクイラサミットの写真提示)
地球温暖化に対する首脳宣言が出されました。

『2050年までに世界全体の温室効果ガスを少なくとも50%削減、
先進国全体では80%以上削減する』

発問4:

この宣言の中で、CO2を今よりもたくさん削減するように言っていますが、
     できると思いますか?
     ・できると思う   ・無理じゃないか
     (挙手で確認)

説明4:

CO2の削減や石油に変わるエネルギーの問題。解決の糸口はないように
思えますがこの2つを一変に解決する救世主が現れました。知りたい人?
   (じらして写真提示)

説明5:

ボトリオコックスといいます。川や湖にいる藻の仲間です。(いろんな種類のボトリオコックスが写っている写真を提示)

発問5:

この写真を見て分かったこと気づいたこと思ったことをいいなさい。

     ・緑や茶色のものがある  ・丸く集まっている  ・白い粒に囲まれている

発問6:

この周りを囲んでいる白い粒はなんだと思いますか?
(難しいのでヒントとして救世主であることを告げる)

     ・油

説明6:

実は石油なんです。この藻が重油や軽油を作り出しています。 種類によっ
ては8割が重油でそのまま船の燃料になるくらいのものもあります。

発問7:

では、なぜ油をつくるようになったのでしょうか?これは難しいよ~
(ヒントとして水の中で油を作るとどうなるか尋ねる)

     ・水に浮くため

説明7:

ボトリオコックスは光合成を行いますが、それには太陽の光が必要です。
油で水面近くに浮いて、少しでも太陽の光を吸収しやすいようにしている
と言われています。植物ならば大気中のCO2を吸収するのはあたりまえ
ですが、石油をつくる植物はまずいません。
だから救世主と言われているんです。

説明8:

1haあたりの油の生産量(t/年)を比較してみます。

発問8:

ボトリオコックスの仲間はどれくらいでしょう?
    (最初に発表した子どもの値より、上か下かで挙手させる)
     トウモロコシ    0.2
     大    豆   0.5
     ヒ マ ワ リ 1.0
     ア ブ ラ ナ 1.2
     微 細 藻 類 1 4 0 ← ここは隠して提示

    (ここからは2択でテンポよく確認していく)

発問9:

ボトリオコックスはどちらが住みやすい?

  ・きれいな水   ・生活排水
    (挙手で確認)

説明9:

きれいな水よりも少し汚れた水の方が元気に育ち、油もたくさんつくるそう
です。

発問10:

1度油を絞り取ったらどうなる?

  ・死んでしまう   ・また取れる
  (挙手で確認)

説明10:

分離された後、水に戻してやるとまた油をつくるそうです。

発問11:

藻を燃料として飛行機を飛ばすことができる?

    ・飛ばせない    ・飛ばせる

説明11:

まだ混ぜる割合は少ないのですが、藻から取れた燃料を混ぜ、飛行機を
飛ばすことに成功しています。日本は世界で4例目です。(写真提示)

説明12:

この研究の最先端を行く筑波大学では、実用化までのロードマップが完
成しています。(ロードマップとプラントの写真を提示)
これまで室内実験を繰り返し、藻と油を分離する機械は既に完成していま
す。今は屋外のミニプラントでの培養実験を行っている段階で、2年後に
巨大なプラントをつくる予定です。5年後には実用化が可能だそうです。
     次のように言う人たちもいます。一緒に読んでみましょう。

   30年後の日本は、エネルギー輸出国!

説明13:

救世主・ボトリオコックスから目が離せませんね。    


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド