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TOSSランドNo: 3960175 更新:2013年11月22日

よさこいソーラン 9つの指導のポイント


運動会や学芸会での様々なよさこいソーラン、リズム表現、遊戯などの指導で使える9つの指導のポイントを「TOSS体育よさこいソーラン」を例にして紹介する。

ポイント1.踊りを細分化する

TOSS体育よさこいソーランの踊りを細分化すると以下のようになる。

__________2013-11-21_19.49.16

4拍又は8拍で細分化する。細分化したものに拍数を記入しておけば、指導する際にとても役立つ。
細分化したものには、【綱引きのポーズ】というようにそれぞれの部分に名前をつけておくと、指導の際は「○○の踊りからもう1回」「○○のポーズまで」というように指示しやすい。

ポイント2.お手本を見せる

 指導する教師が踊りを覚え、お手本となることが一番である。
特に指導の一番最初には、かっこいい先生の踊りを見せると、子どもたちの取り組みが違う。
 また、子どもたちが踊りのイメージを持つことができる。
学年で指導するときには学年の先生みんなで踊るのもおすすめである。
 欲を言えば、子どもと向かい合って指導するために左右逆の振り付けも覚えておくとよい。
 左右反対の動きの教師の踊りをビデオで撮影しておけば、休み時間に子どもたちがビデオを見ながら自由に練習に取り組むこともできる。
 しかし、踊りは苦手だという方も心配はない。
 「TOSSよさこいソーラン」や「SAMURAI」などは、DVDで市販されており、映像をプロジェクターで画面に出し、それを見せながら指導する方法もある。DVDを活用して指導すると、教師は常に子どもたちの方を見ながら指導ができるという利点もある。

ポイント3.よさこいの基本は四股立ち

 よさこいソーランを踊るためには基本の姿勢「四股立ち」がある。
 足は肩幅の2倍に広げる。
 つま先を外側に向ける。
 太ももが床と平行になるくらい腰を下ろす。
腰骨を立てる。
 胸を張る。
 結構つらい姿勢である。関節が硬い子にはなおさらつらい。いきなりやるとけがをしてしまう可能性もある。
 まずは十分なストレッチをさせてから取り組ませたい。
 腰の位置が低くなり、この四股立ちのポーズが決まり始めると踊りが俄然かっこよくなる。
 私は、毎時間指導の最初はストレッチと四股立ちから練習をスタートしている。

ポイント4.頻度の多い場面から指導する

 効率よく踊りを覚えさせるポイントの一つは、

頻度の多い踊りから指導すること

である。
 例えば、TOSS体育よさこいソーランでは、1番の踊りは2番、3番でも繰り返される。ということは、1番の踊りを覚えれば、2番、3番も覚えたことになる。これは、全部の踊りの半分にあたる。

ポイント5.終末局面(踊りの最後)から指導する 

 効率よく踊りを覚えさせるポイントがもう一つある。
 それは、

終末局面(踊りの最後)から教えること

である。
 1番の踊りは次のようになる。

__________2013-11-21_19.52.02

 最初に、⑧を覚える。⑧をマスターしたら、⑦を覚える。⑦を覚えたら、⑦・⑧と続けて踊ってみる。このように最後から1つずつ踊りをマスターし、1つ覚えたら覚えたところから最後まで踊ってきるという活動を繰り返す。
 踊りを指導するときは、どうしても踊りの最初から指導しがちである。踊りの初めから教えていくとどうしても最後のほうの踊りがあやふやになってしまう。
逆に、このように終わりから指導をし、繰り返し覚えたところから最後まで踊る活動を繰り返すと、指導した部分から踊り、それに続いて前に覚えた踊りを踊るので踊りをマスターしやすい。

ポイント6.イメージを持ちやすい言葉で指示・説明  

 「腕を伸ばしなさい」と言うよりも、「腕を棒のようにピーンと伸ばしなさい」と言った方が子どもたちは、いい動きを作り出し、できるように意識するようになる。
 例えば、「どっこいしょ」の「しょ」のところでは、「腕を上に伸ばします」よりも、「腕が空に突き刺さるようにピンと伸ばします」というと、子どもたちの腕が勢いよく真上に伸びる。

ポイント7.個別評定を取り入れる

 向山洋一氏の「阿波踊りの指導」のように、短時間で子どもたちが驚くほど素晴らしい動きに変化をさせる方法、それは、子どもたちの踊りを個別評定する場面を作り出すことである。
 個別にどの子がよくてどの子が悪いのかをはっきりさせることが重要である。
その際のポイントは1つ。

評定の観点を一つに絞る

ことである。
 動きのポイントを1つに絞り、その1点に焦点を絞って評定するからこそ、教師はズバリ評定することができ、子どももやるべきことがわかり動きが抜群によくなるのである。
 例えば、四股立ちのポーズならば、「足は肩幅の2倍の広さに広げる」といったら、足の開き具合だけを評定する。
 1列4~5人を並べ評定していく。足の開き具合を見てできている子には「合格」、できていない子には、できていないところを指摘する。「残念、あと5cm開こう」と指摘する言葉もできるだけ短く明確にすれば、再チャレンジするまでに指摘されたことを必死に練習してきた次には合格できるようになる。

ポイント8.子どもたち同士相互評価させる

 細分化した踊りをマスターするためには、時には子供同士で見せ合い、教え合い、関わり合うことも必要である。
 「今の踊りを隣の人と見せ合いなさい」「3人組になって全員ができるようになったら座りなさい」と子どもたちが互いに相互評価する場面を設けるとよい。

ポイント9.なかなか踊りを覚えられない子へ指導

 なかなか踊りを覚えられない子がいるときは、図のように整列したときに前後に上手な子を並ばせ、その子を挟む体系で練習する。

__________2013-11-21_19.54.16

 こうすることで、お手本がすぐに目の前にいて、さらに、踊りで反転しても目の前には上手な手本を見ながら踊れる。

参考資料:楽しい体育の授業8月号臨時増刊 No.190
『子どもの心をわしづかみにするよさこいソーランの授業』
TOSS体育よさこいソーラン研究会 根本正雄 割石隆浩 編著  
明治図書


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