今週より、2年生「たし算とひき算の筆算」の単元で少人数授業を行っています。2年生はこの単元で初めて筆算を勉強する指導重点単元です。そこで、今回はフリーの田口先生にも空き時間に少人数授業のT2として入ってもらい、ノートの書き方、筆算の計算の手順等を細かく見ています。
筆算の単元はノートの書かせ方がポイントです。位をそろえる、定規で下線を引く、筆算と筆算との間はくっつかないようにするため、となりと2マス以上空ける・下は1行以上空ける、くり上がり・くり下がりの印を付ける等、約束事が多くあります。それをきちんと守っていないノートになっていている子は、書き直しとなります。
また、計算の仕方を声に出しながら答えを出すことも大切にしています。
下の計算なら、次のように唱えさせています。
一の位をたします。
8たす9は17。
1くり上げます。
十の位をたします。
1たす3たす1は5。
答え 57です。
授業時間が余ったとき、時々ちょっと難しい問題を出すことがあります。先日、テストと別の課題の早く終わった5年生に次のような問題を出しました。
かけ算九九の1の段から9の段までの答えの和はいくつになるでしょう。
始め、「え~こんなん、めんどくさい」といっていた子も、次第になんとか工夫して、たしていったり、きまりを見つけたりして解き、答えを持ってくるようになりました。わたしは黙って正解か不正解かだけを伝えていくだけです。自力で解いた時の子どもたちの表情を見るのが楽しいです。(とってもいい顔をしています。)
解けそうで解けない、ちょっと難しい問題は、子どもの知的好奇心を多いにくすぐります。算数のすき間時間におすすめです。
(上の問題の答えが知りたい方は、池田までどうぞ。)
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