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TOSSランドNo: 1287844 更新:2013年10月27日

四 集団の教育力で「いじめ」と闘う 向山洋一


 「いじめ」を教師が発見したときから闘いは始まる。
 これは「闘い」である。
 お説教や注意で治るような代物ではない。
 「いじめ」とは「闘う」のだということを、教師はしっかり押さえてなくてはいけない。
 「闘い」だから「油断」しては駄目である。
 「闘い」だから「その気」で「気合い」を入れてやらなくては駄目である。
 ほんのちょっとした気持ちや、ことのついでに対処しようとしたら負けるに決まっている。
 特に女性はである。女性の多くの場合「闘い」(けんか)の経験がないからである。
 逆に「いじめ」をするような「ガキ大将」は、「けんか上手」である。天才的な子すらいる。
 「教師」だからといって、勝てる相手ではない。
 「闘い」の原則、それは「味方をできるだけ多く」して「敵」を孤立化させることである。
 クラスのほとんどの子を味方につけた教師には、いかにガキ大将といえども頭を下げる。
 ところが、若い教師で、この逆をやっている人がいる。
 教師一人が突出して孤立化し、ガキ大将がみんなを味方にしてしまっている場合である。
 このような場合「闘い」は、勝てない。教師が泣こうが、わめこうがダメである。
 「どうして机を離したのですか」との教師の問いつめに「なんとなく」などと答えた場合「闘い」だから、許しては駄目である。相手は、みんなの手前「かっこう」をつけているのである。
 しかし教師一人が突出してもダメである。
 そんな時、みんなに問い返す。
 「○○君がなんとなく机を離したと思う人手をあげて・・・・」
 こんな時、一人一人聞いては駄目である。そんな人は、善意な人ですが「闘い」をわかっていないのである。一人一人聞かれたら、ガキ大将を気にして迎合するに決まっている。
 一気に聞いて一気に迫る。
 「みんな○○君は、なんとなく離したのではないっていっているよ。」
 みんなを味方にして、追い詰める。
 時には「開き直り」をする時もあるだろう。
 そんな時も闘うのである。「今のこと大切だから、お父さん、お母さん、校長先生に説明したいと思います。作文を書いてきてください」
 そこまでやる教師ならということで、多くの子は先生の味方になる。
 教師に「闘い」の気迫がない時、「いじめ」は蔓延する。

TOSS道徳「心の教育」シリーズ 2 いじめに負けない子を育てる(明治図書)


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