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TOSSランドNo: 9951191 更新:2013年10月21日

根本正雄氏「動物園ごっこ」の修正追試(小学校2年生)


根本正雄氏「動物園ごっこ」の修正追試(小学校2年生)

『法則化楽しい体育の指導技術 小学1年』(根本正雄氏著・明治図書・1990年)に掲載の根本正雄氏原実践「動物園ごっこ」(小学校1年生)を、小学校2年生に修正追試した。

1.基礎感覚・基礎技能を育てる運動遊び(体ほぐし・心ほぐしの意味で)

 リズム太鼓を使用して、一連の準備運動遊びの根本実践を追試した。

(1)リズム太鼓に合わせて動く

① リズム太鼓に合わせて、足踏み
② トトンの合図で止まる約束
③ ①②の復習
④ ①②の復習で、トトンの合図で好きなポーズを取る約束

(2)体育館一杯に走る

①リズム太鼓に合わせて、体育館一杯に走る
②トトンの合図で、ピタッと止まって、ポーズ
 面白いポーズをしている子を矢継ぎ早に褒める。
 逆立ちをする子・シュワッチのポーズをする子・ブリッジをする子を褒めた。
③リズム太鼓に合わせて後ろ走り
④トトンの合図で、ピタッと止まって、ポーズ
 面白いポーズをしている子を矢継ぎ早に褒める。
 組体操のように、十字になったり、横十字になったりする子がいた。
⑤リズム太鼓に合わせてスキップ
⑥トトンの合図で、ピタッと止まって、ポーズ
 面白いポーズをしている子を矢継ぎ早に褒める。
⑦リズム太鼓に合わせてギャロップ
⑧トトンの合図で、ピタッと止まって、ポーズ
 面白いポーズをしている子を矢継ぎ早に褒める。

(3)2人組

①「誰とでも2人組を組みます。」
 男女関係なく組めた子を褒める。
②足ジャンケン→手押し車
③「別の人と、2人組を組みます。」
 男女関係なく組めた子を褒める。
④足ジャンケン→おんぶ
⑤「別の人と、2人組を組みます。」
 男女関係なく組めた子を褒める。
⑥押し相撲

2.前回発表できなかったチームの発表

 前回は、「遊園地」をテーマに表現を行った。
 時間がなくなってしまったため、発表できなかった「ヒーローショ―」「ブランコ」の演技をするチームに発表させた。

3.「動物園ごっこ」(根本実践の追試)

(1)跳びはねる動物

発問1:

①発問1 跳びはねる動物には、どんな動物がいますか。

②次々と出てきた。

Haneru

うさぎ カンガルー かえる うま
チーター クロヒョウ ダチョウ シカ

(2)跳びはねる動物になりきる

指示1:

①指示1 跳びはねる動物になって、動いてみましょう。

※原実践は、「子どもから出された動物を板書して、1つずつ動かせる。」となっているが、子供の実態から言って、画一的になりそうだった。そのため、一辺にいろいろと取り組ませて、その中から1つの動物に関して多様な動きを見つけて、価値付けをするように修正した。

②リズム太鼓で体育館一杯に広げる
③跳びはねる動物になって、動く

 全体を見た時に、うさぎやカンガルー、かえるなどは、上手に跳びはねる動物になっていたが、チーター、クロヒョウ、シカなどは、ただ4つんばいになって動いている子が殆どだった。
 そこで、次の様に発問した。

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④わるい示範とよい見本
ア、わるい見本を見せる
 「『跳びはねる動物になって、動いてみましょう』と言いましたが、こういう動きをしている人が多かったです。」
 ただ、4つんばいになって動いている子のマネをしてみせた。
 「これは、跳びはねる動物ですか?」
 子供「ちが~う!」

イ、よい見本をやってもらう
 先ほどの動きの中で、チーターやクロヒョウ、シカなどをしている子で、躍動感のある動きをしていた子を指名して、見本を見せてもらう。拍手が起きる。

⑤リズム太鼓で体育館一杯に広げる
⑥跳びはねる動物になって、動く
 今度は、先ほどのよい見本が広がった。
 すると、自然に、チーター、クロヒョウなどの肉食系動物と、シカ、うさぎなどの草食系動物とに分かれて、ストーリーを展開する子供が現れた。

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⑦ストーリー展開をする子供たちの演技を見せてもらう。
 うさぎ役とシカ役とチーター役の子供を入れて即興で演技してもらう。
 チーター役の子が大変上手で、気付かれないように静かに近づいていって、近くまで行ったら、急に襲い掛かるという演技を披露して歓声があがる。動きを広げる時には、「いいな!」と思ってもらえる模範演技をしてくれることが大切だ。

⑧リズム太鼓で体育館一杯に広げる
⑨跳びはねる動物になって、動く
 各地で、今の見本演技の模倣が行われる。
 キャッキャッと歓声を上げて、すごく楽しそう。

(3)床をはう動物

発問2:

①発問2 床をはう動物には、どんな動物がいますか。

②子供の反応
 先ほどの「跳びはねる動物」よりもたくさん手が挙がった。

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ワニ、クマ、ヤモリ、カメ、ヘビ、サソリ、イグアナ

指示2:

③指示2 床をはう動物になって、動いてみましょう。

※原実践は、「2人、3人組になって、床をはう動物をやってもよいことにする。」とあるが、いきなりグループをつくると、ストーリー展開に夢中になって、床をはう動物の動きの工夫がなくなってしまうと考えた。そのため、最初は、1人ずつ動きを工夫して取り組むように指示した。
また、「はうって何ですか?」という質問が出たので、「はうっていうのは、床にお腹を付けたまま動くことだよ」と補助指示を出した。

④リズム太鼓で体育館一杯に広げる
⑤床にはう動物になって、動く
 先ほど出て来なかった[カタツムリ]を考えている子が2人いて、他の子供とは違う個性的な動きをしていたので、取り上げた。
 足を頭の方に折り曲げてはっていた2名を紹介して、再度、挑戦させると、多様な動きが次々と誕生した。

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【原実践の発問指示の構造改訂】

原実践の指導案にあった次の「発問3」「指示3」について。

発問3:

発問3 ○○君のどこの動きがよいですか。

指示3:

指示3 ○○君の良い動きを真似して動いてみましょう。

 これは、動きを見ながら、いい動きを拡げる時に活用した。
 また、「発問3」をするだけで、子供たちは、模範演技をした子のよい動きを真似してできたので、「指示3」は省略した。

【参考文献】

◇『法則化楽しい体育の指導技術 小学1年』(根本正雄氏著・明治図書・1990年)より
①動物園ごっこ(1年)
②千葉県柏市の斉藤和美氏による追試報告


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