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TOSSランドNo: 2210322 更新:2012年12月12日

日野原重明さんから学ぶ テーマ:人の役に立つ生き方


説明1:

※今日の主役を板書する。

【板書】今日の主役・・日野原重明さん(医者)

○今日の主役は、日野原重明(ひのはら しげあき)さんという人です。職業はお医者さんです。
※日野原さんの写真(コピー)を貼る。

○実は、日野原さんは、ただのお医者さんではありません。聖路加国際病院という大きな病院の理事長と名誉院長を
つとめています。さらに、聖路加看護大学の理事長と名誉学長の他、6つの財団の理事長や会長でもあります。もちろん、
このような立場でありながら、聖路加国際病院では、現役のお医者さんとして、毎日自分の担当する患者さんを診察して
います。
では、第一問です

発問1:

日野原さんは、現在何歳でしょう。(2003年5月現在)

※予想して、ワークシートに記入させる。列指名して答えさせる。
  ○答えは、1911年10月生まれの「91歳」です。

発問2:

91歳の日野原さんが、健康を保つためにしていないこととは、次のうちどれでしょう。

      ア 階段を一段ぬかしで上がる。
      イ 毎朝、体操をする。
      ウ 毎朝、朝食をしっかり食べる。
      エ 睡眠時間を8時間以上とる。   

○答えは、「ウ」と「エ」です。
    日野原さんは、「年をとれば、体も頭も老化する。けれど、その老化は避けられないが、ダメにしない
    事はきる。それは、毎日、休みなく、切れ目なく、使い続けることだ」と言っています。できるだけ、自分の
    頭で考え、自分の体を使うことで健康を保っているのです。その一つが、エレベーターを使わず、「階段を
    一段ぬかしで上がること」なのだそうです。
      また、日野原さんの睡眠時間は、毎日5時間程度です。毎朝、軽く体操をした後、朝食には、コーヒーと
    ジュースだけを飲み、昼は牛乳とクッキーを食べる程度です。それでも、朝8時半から夜の8時半まで、毎日
    分刻みでハードスケジュールを元気にこなしているのです。日野原さんの手帳には、向こう2年間の予定が
    びっしり書き込まれています。
     日野原さんは、「何ごとも気持ちが大切であり、気持ちに張りがあれば、元気でいられる」と言います。
  
○日野原さんは、医者になってから現在まで沢山の患者さんを治療してきましたが、残念ながら救えなかった
  患者さんもいたそうです。では、第三問です。

発問3:

日野原さんが、今までに救えなかった患者さん(死に立ち会った)は何人でしょう。

     ア 4人
     イ 40人
     ウ 400人
     エ 4000人    

○答えは、なんと「4000人」です。

発問4:

日野原さんが、よく若い医師や看護婦に勧めていることがあります。それは、どんなことでしょう。
     
       「君たち、(              )しなさい。」テキストを記入して下さい

○答えは、「死なない程度に病気しなさい」です。
  ちょっと乱暴な勧めに思えますが、日野原さんは、医師を目指していた大学1年のときに、結核という病気にかかり、
  8ヶ月間も「絶対安静」にしていなければなりませんでした。いつ治るか分からない恐怖と、同級生に遅れをとってしま
  うという不安、さらには自分は医者にはむいていないのではないかという思いで、ひどく落ち込んだそうです。
   しかし、その経験が医者になってから生きたと言います。それは、病気になった患者さんの心の内は、病気を体験した
 人でなければ分からないと気づいたからです。結核という重い病気をしたお陰で、患者さんと心を通わせることができたの
 です。
   ちなみに、日野原さんは、先ほど言ったように、一日12時間も働いていますが、現在一番時間をかけている仕事は、
 末期ガンの患者さんを回診することなのです。余命わずかな患者さんとその家族のために、すこしでも良い「死」を迎えて
 あげることに、最大限の努力をしているそうです。これも、4000という尊い命を看取ってきた経験からでてきた行動なので
 しょう。

 ○それでは最後の問題です。

発問5:

日野原さんの、現在の1ヶ月の給料は、いくらでしょう。

○答えは、なんと「0円」です。
  日野原さんは、定年後から25年以上、聖路加国際病院や看護大学の役職も、6つの財団の理事長・会長も、
 患者さんへの診察なども、全て「ボランティア」、すなわち「タダ」でやっているのです。

日野原さんは言います。
  
   「他人のために役にたてた」ということは、つまり「自分という存在が生かされた」ということであり、生きている実感を
  これほど強く感じられる瞬間はありません。人生のギリギリまで考え、感じ、働ける人間でありたい。そのための努力を
  惜しまず、時に耐えて、授かった知恵を若い人に与えたい。それが私の生きがいであり、私という存在に意味を与えてく
  れるものなのです。」 

  「人のために役に立つこと」をすれば、「生きているという実感を強く感じること」ができるのですね。

 

指示1:

今日の授業で学んだこと、勉強になったこと、感想などを書いてください。


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