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TOSSランドNo: 5777087 更新:2012年12月12日

シルバーの3日間・教師になって初めての2学期~第2日目~


教師になって初めての2学期〜第2日目〜

教室の一風景(朝)

朝、一番に教室に入る。

8:00~

 元気よく子供たちが,登校してきた。
「おはようございます。」
 気持ちのいい挨拶である。
 一人の子がおもむろに窓へ向かった。
「ガラガラガラ」窓を開けるのである。
 すかさず,「えらい,Uさん。昨日先生が言ったことをきちんと覚えていたね。
 みんな気持ちいい空気を吸えるねぇ。」
 Uさんはにっこり。すかさずもう一人の子が、隣の窓を開けた。
 初日、一番最初に来た人は窓を開けるよう伝えておいたのである。
 ふと思い出したように、一学期、電気を担当していた子供が電気をつけに走った。
 とてもいい雰囲気である。

 Hさんがお土産を持ってきてくれた。
「ありがとう。隠岐のお土産,きれいだねぇ」
 Hさんは,もうひとつ同じようなのがあるよといって,見せてくれた。
 他の子供も集まってきたが,何の話をしたか覚えていない。
 まだまだ,未熟である。
 もっと子供たちの話を聞ける教師になりたい。

8:10~

 やんちゃ君が登場して,全員がそろう。
 子供たちは,しばらく,思い思いの活動をしている。
 読書に集中している子も数名いた。

8:15~

 プリントを配る(夏休み作品発表会用)

 「今日の1時間目は、夏休み作品発表会をします。
 自分の作った作品をみんなに紹介してもらいます。
 今配ったプリントを仕上げて、発表の準備をしておくんですよ。
 終わった人は読書をしておいてください。」
 (もっと違う指示が出せるはずだ。子供の活動に選択権がない)

8:20~

 職員室に戻る。(職員朝礼のため)
 そこで,S先生から一言。「3年生静かだねぇ。」
 プリント作成に,集中していたということであった。   

教室の一風景(1時間目)

夏休み作品発表会

 プリントは、まだ完成していない。
 5分上げるから仕上げなさいといった。
 しかし悩んでいるようである。
 どこで迷っているか。

 項目は4つあった。

 1.アピールポイントとその理由
 2.苦労したところ
 3.うまくいったところ
 4.作品を作ってみての感想

 4で迷っていた。
 説明の時,「自分の作品を褒めてください」
 といったと思います。照れて書かない子がいました。
 もうひとつ,席に座って考えていたので,
 自分の作品をよく見ていない子供がいた。
 「もう一度,自分の作品のそばに行ってゆっくり見なさい」
 といった。

 10分間延長して,9:00作品発表開始とした。
 その間,思いつき行動を取った。前日の準備不足である。
 発表会の名前を黒板に書いた。 

≪みらいの天才はかせ 大げいじゅつか スーパー作品発表会≫

 余計なことを書いたので,子供の意識が黒板に向いた。
「出来た人は,発表会の練習をしておきます。超一流の発表会ですので,しっかり
 練習するのですよ。」

9:00~

 

 作品発表開始(指名なし方式)
 これも突然,指名なし方式を取り入れたので,
 すごくテンポが悪かった。
 以下,していったことを書く

教師がすること

 1.ピンクの画用紙に赤ペンで感想を書く。
 2.褒める  

 
  ・勇気を出して一番に発表した子を褒めまくる。
  ・発表前,発表後に拍手をした子
  ・よいところを発表した子や質問をした子
  ・うなずいている子           
  ・友達の作品を持つ子(ボランティアを褒める)
   などなど。

「さすが,超一流の発表会。聞き手も超一流だ。」
 とにかく褒めまくった。天才博士,大芸術家,超一流などの
 言葉をふんだんに使った。(ちょっとしつこかった?)
 子供たちはテレながらもまんざらではなさそうだった。

子どもがすること

 1.作品発表 
 2.質問感想 
 3.聞く時のメモ

反省点

  1.話し手のすること,聞き手のすることをはっきり確認して 
   いなかったので,そのつど指導を入れてしまい,テンポを
   悪くした。
   (発表形式の基礎を指導していないことに気づいた)
  2.初めは質問はありませんか?と言っていた。はじめの子
   は,友達からよかったところを言われていない。
   (ぜひ子供のメモをまとめて配りたい)
  3.教師も感想を書こうとしたが,その場で全員分はかけなか
   った。これからも続けて力をつけたい。
  4.発表用のプリントに書くことが多すぎたかもしれない。
    ポイントを絞る必要性を感じた。

よかった点

  1.子供たちは,だれの作品も中傷することなく,肯定的に見
   ていた。
  2.自分の作品をもう一度見直すことで,よりいいところに気 
   づき,満足していた。

   時間はオーバーし,2時間目の最初を使った。

教室の一風景(2時間目)

学級活動

 1.発表会の続き 
 2.当番決め
 3.スリッパのお話
 4.席替え

1は省略
2.当番決め

 一学期機能しなかった当番の見直しを図った。
 一学期は、係りと当番を混同していたからである。
 一人一役の当番を10個,私のほうで用意した。
 係り的な当番は一切排除。

 まず,係りという名を撤廃したことを子供たちに話した。

 係りとは,みんなが創意工夫を生かして,クラスを楽しくするもの
 当番とは,一人一人が責任を持って行うもの。なくては,困るもの。

 このとき,今朝教室の窓を開けた子の話をした。

 子供たちから,文句はでなかった。

 当番について,その仕事内容を説明し,15秒与えた後,希望を取った。
 重なったところは,じゃんけん。負けた人は,3学期に係り決め優先権を与える。

 当番については,すぐに決まった。重なったのは一箇所だけだった。
 希望を取ってわずか2分である。
 子供たちを大いに褒めた。

 最後に,次のことを決めて終了。

 1.1ヵ月後,あまり必要ないと思われる当番,必要だという当番があれば,
   修正していくこと。
 2.教師がチェックすること

3.スリッパのお話

 当番決めのとき,トイレのスリッパについてつぶやいた子がいた。
 やんちゃ君である。チャンスと思った。

 そのことを取り上げ,1回のトイレをよく使うのは1,2,3年生。そのうち一番上
 が3年生であることを確認した。
 「1回のトイレは3年生が責任を持ってそろえましょう。
 1,2年生は気づかないかもしれません。それでもみんなが
 気持ちよく使えるように3年生がスリッパをそろえるのです。」と話をした。

 その趣意が正しいかどうかは分からないが,この日は最後までトイレのスリッパが
 ろっていた。今後も継続してチェックしていきたい。

4.席替え

 「席替えをします。」
 教室が微妙にわく。よろこぶ子,隣との別れを惜しむ子。
 ほのぼのとした瞬間である。

 まず,気になったのがやんちゃ君。席替えに不服を言うことが多い。
 やんちゃ君は,目の調子がよくない。2回続けて同じ席にいる。
 (自分から希望してだが・・・)
 環境を変えることも大切だと思った。 
 「Y君,そろそろ気分を変えるためにあっち(反対側)の席に移動したらど
  うだい。」

 やんちゃ君は「にこっ」とした。そしてすぐに「うん,そうする」と言った。

 他の子は,くじ引きである。
 わがクラスでは,好きなもの同士の席替えはしない。
 6月の席替えの時,川神先生(Toss石見)の席替え趣意説明を話させていただいた。 
 だから,文句は出ない。

 あっさりと決まった。隣同士の重なりも出ず,
 恐ろしいほどすんなりの席替えだった。

 席の移動の前に,机の運び方の指導を行った。
 丸亀先生(Toss石見)の実践からである。

 「席を移動した人から,休憩にします」と言って、
 2時間目を終わった。

 3時間目は算数,「算数の用意をした人から・・・」
 を言い忘れた。

 この休み時間に,朝お土産を持ってきてくれた子供にお礼の手紙を渡した。


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