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TOSSランドNo: 3355471 更新:2013年10月13日

向山型作文指導「私は教室の窓から外をながめていました」


1 向山型作文指導

 向山型作文指導の中で「1時間の授業」として行われた指導として有名な実践が3つある。

 1 「文を長く書く」授業
 2 「書き出し」の授業(クライマックスから書く書き出し)
 3 「私は教室の窓から外をながめていました。」の授業

 どれも子ども達が熱中する授業だ。

 この3つの指導は共通した型で指導が可能だ。

 ① まず書かせる。
 ② 個別評定をする。
 ③ もう一度挑戦させる。 ①で書いた作文と③で書いた作文が激変する。

 もう一つ、この3つの指導に共通しているのは、

 局面を限定している

ということだ。
 指導項目に絞って書く内容を限定する。だから、力がつくのである。

2 「私は教室の窓から外をながめていました。」の授業

1 まず書かせる

 次の例文を示す。 

A 私は教室の窓から外をながめていました。

指示1:

 そっくりそのまま写しなさい。書き終わった人は「終わりました」

 「書けた人」を確認する。

指示2:

 「私は教室の窓から外をながめていました。」Aの文を読みます。「私は」さん、はい。

 全員音読する。

指示3:

 Aの文に続くようにBに一つの文を入れます。ノートに書けたら持ってきなさい。

 持ってきた子のノートにチェックの○をつけ、黒板にBのみ書かせる。

 黒板に書いた子には他のパターンをノートに書かせる。

2 個別評定する 

指示4:

 作品にABCで点をつけます。黒板の右の人からAとBの文を続けて読みなさい。

 子ども読み上げる。
 個別評定する。黒板にA~Cを書いていく。
 評価基準は以下の通り。この評価基準はここでは子どもに言わない。

 A 意外な展開をしていておもしろい。
 B 普通。よくありがち。
 C 文がつながらない。

 すべて個別評定してから問う。

発問1:

 Aの作品はどうしてAなのでしょう。

 数名に聞く。
 「面白い」

 「意外な展開を見せている。」

 「ユーモアがある。」
 もしもA作品がない場合は教師が例示する。「死ぬまでずーっとながめていました。」

説明1:

  そうですね。そのようなものがAになります。

3 もう一度挑戦させる 

指示5:

 もう一度書き直して持ってきなさい。・同じく黒板に書かせる。10名程度で切る。

 再度、同様に評定する。

4 第1席を決める

 第一席を決める。

指示6:

 村野学級の第1席をAの作品から決めます。どの作品が傑作か考えながら聞きなさい。右端の作品から読み上げなさい。

 挙手で第1席を決める。
 本人に読んでもらい、拍手を促す。

5 少し違った展開例

流れの少し違う形でも実践している。

 こちらには児童の作文例を掲載している。

 《先行実践》 向山洋一著:『授業の腕をみがく』(明治図書)


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