TOSSランド

コンテンツ登録数
(2019/07/21 現在)

21642
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 1328847 更新:2013年10月13日

フィンランド・メソッドを向山型で授業する


 1 フィンランド・メソッドを向山型で

 フィンランド・メソッドによる作文指導を向山型で行った。原実践は以下の通りである。

 サイコロを2回ふりましょう。1回目に出た数字の言葉をAから、2回目に出た数字の言葉をBから選び、その二つの言葉を組み合わせて短文を作りなさい。
    A         B     
1 図書室     1 感想を言う
2 作家      2 本
3 主人公     3 おもしろい
4 物語      4 ワクワクする
5 裏紙      5 結末
6 真実み     6 すいせんする
                                    「フィンランド・メソッド 5つの基本が学べる フィンランド国語教科書」(経済界)より

 そこで、スマートノートブックでサイトを作成した。言葉にマスクし、サイコロの動画をギャラリーから貼り付けた。 タッチするとサイコロが回転する。

 2 授業の流れ

 授業の流れは伴一孝氏の「漢字の広場」の指導を修正追試したものである。
 まずは一人を指名しサイコロを2回ふらせる。サイコロの「め」が示したAとBの言葉のマスクを外す。

指示1:

 この2つの言葉を使って短い文を作ります。頭の中で作りなさい。

 すぐには書かせない。口頭作文させる。列指名して言わせる。言えない子には教師が作った文を言わせる。

指示2:

 お隣同士、自分で作った文が言えたら座わります。全員起立。

 これでほとんどの子が口頭作文できたことになる。

指示3:

 今、作った文をノートに書いて持ってきなさい。(作文1回目)

 持ってきた子には丸をし、黒板に書かせる。 全員が書き終えるのを待たずに、

指示4:

 黒板の右側から、自分が書いた作文を立って読んでいきなさい。

と指示する。目と耳から大量の例示がなされることになる。

説明1:

 作文にA~Cの評定をしていきます。

 黒板の短文に黄色チョークで評定していく。評定後、子どもたち問う。

発問1:

 どうして「A」なのですか。

 子どもの反応を受けてAの観点を示す。
 ①指定された言葉を使っている。
 ②句読点が正しく打ってある。
 ③主語・述語がある。

指示5:

 もう一度、書きます。(作文2回目)

 再び、一人にサイコロを操作させる。
 書けたら持ってこさせる。同様に丸をして黒板に書かせ、発表させる。
 個別評定を行う。1回目と比べて子どもの短文は激変しているはずである。観点が分かっているのでA評定が多くなる。
 ここでもう一歩つっこむ。

説明2:

 さらに、これとこれはAAです。

 新たな観点でAA評定をする。例えば、ユーモアや意外性のある短文。他とは一味違う短文を取り上げ、AA評定をするのだ。

指示6:

 AAを目指し、もう一度書きましょう。(作文3回目)

 こう言って、サイコロを代表にふらせ、3回目の短文を書かせる。文がさらに激変する。
 この後の展開は2つ考えられる。
 同様に黒板で評定後、「6年2組の第一席を決めます。」と言って挙手させ、学級ナンバー1作品を決める展開だ。ナンバー1作品を最後に読み上げさせて授業を終える。
 もう一つは、子どもの作品を教師が一人ひとりのノート上で評定していくやり方だ。ノートにAやAAを直接書いていく。
 評定された子は自分でスマートボードのサイコロを操作し、別の組み合わせの言葉で次の短文を書く。そして、また教師に持ってくる。繰り返したくさん作らせる。これも子どもは熱中する。

 《先行実践》 著者名:『「フィンランド・メソッド 5つの基本が学べる フィンランド国語教科書」』(経済界)


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド