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TOSSランドNo: 2400164 更新:2013年10月11日

学芸会脚本4年・変身


  場面・1
(人気アニメの変身場面の絵か写真を、OHPで舞台奥の壁に投影し、主題歌を流す)
ナレーター変身!かっこいいですね。みなさんも、あんなふうにかっこよく変
身してみたいと思いませんか。
あっ、見て下さい。あそこにも変身したがっている子どもたちがいますよ。
(あきら、さとし、まさやの3人、変身ごっこをしながら登場し、しばらく舞台中央で、そのまま遊ぶ)
あきら おい、もうやめようぜ。
さとし どうして?もう少しやろうよ。
あきら やめ、やめ!いくら「変身!」なんて言ったって、おれたち、ちっ
とも変わってないんだ。つまんないよ。
まさや そう言えばそうだな。
こう「変身!」って言えば、本当にウルトラマンかなんかになれればいいのに。
神様 (神秘的な感じのするBGMにのって、ゆっくりと登場)
天の邪鬼 (神様の後ろにくっついて登場し、そのまま後ろにくっついて立って
いる)
神様 (重々しく)こどもたち。
こどもたち(後ずさりしながら)は、はい!
神様 変身がしたいと言っていたな。
あきら はい
神様 お前達にも変身はできる。
天の邪鬼 (神様の後ろから、ひょこっと顔だけ出し)できっこないじゃない、
そんなこと!
(言い終えると同時に、また神様の後ろにかくれる)
まさや (神様に向かって)本当ですか?
神様 本当だとも。変身は、今すぐにでもできる。
天の邪鬼 (また神様の後ろから、ひょこっと顔を出し)うそばっかり!
神様 (天の邪鬼には少しもかまわず)
お前達に変身したいという気持ちさえ、あればな。
天の邪鬼 そんなこと言っちゃっていいの?
さとし (あまのじゃくは無視して、神様に向かって)どうすればいいんですか。教えて下さい。
神様 よろしい。では、今からこの舞台の上をよ~く見ていなさい。 本当に変身した子どもたちを見せてあげよう。
天の邪鬼 ほ~、見せてもらおうじゃん。
(舞台の端に座りこむ)
(3人の子どもたちも、舞台から下りて客席に座る)

場面・2
(洋子・公子・沙織の3人が登場し、開脚とびや側転の練習を始める。洋子だけ、うまくできない)
洋子 私って本当にぶきっちょだなあ。自分でもいやになっちゃう。とび箱もできないし、側転もできない。 何をやってもダメ。
公子 ちょっと洋子さん。とばないのなら、そこどいて。
洋子 あ、ごめんなさい。
沙織 (公子に)ちょっと、かわいそうよ、そんな言い方。もう1回練習させてあげたら?
公子 いいのよ。洋子に限って、何回練習したってムダよ。洋子は完璧な運動音痴、つまりウ・ン・チなんだから。
沙織 (思わず吹き出し)ひどい言い方! でも、言われてみればそうかもね。 洋子じゃ、いくら練習してもムダかも。
公子 そうでしょ。さあ、洋子なんかほっといて練習、練習。
(公子と沙織、練習を始める)
(5秒後、舞台を暗くし、洋子にスポットを当てる)
洋子 私は「運動まるでダメ子」です。今まで、ずっとそうでした。そして、これからもずうっとそうでしょう。(その場に座りこむ)
(神様、天使達を従えて登場)
(天の邪鬼、神様の後ろに行ってかくれる)
神様 さあ、天使達、出番ですよ。
天の邪鬼 (神様の後ろから顔だけ出し)出番ですよ。
神様 あの子を応援しておいで。
天の邪鬼 応援しておいで。(天使達に、にらまれ、おどけた動きで退場)
(ゆっくりと神様も退場)
天使① 私達は応援団。
天使② 「まるでダメ子」を「やればできる子」に
天使③ 変身させるお手伝い。
天使④ それが私達の仕事。
天使①~④私達は応援団。変身のお手伝い。
呼びかけ①さあ、立ち上がりなさい。練習するのです。
呼びかけ②初めは、やさしいところから。
呼びかけ③そうです。できそうなところから始めるのです。
呼びかけ④そうして小さなステップをひとつずつ
呼びかけ⑤クリアーしていくのです。
(洋子、練習を始める)
呼びかけ①(公子と沙織に向かって)「まるでダメ子」だって「やればできる
子」に変身できます。
呼びかけ②やってもムダなんて、とんでもない!
呼びかけ③友達なら、洋子さんの変身を応援してあげるのです。
呼びかけ④さあ、あなた方も変身するのです。
呼びかけ⑤「バカにする子」から「応援する子」に変身するのです。
(公子と沙織、洋子の練習の補助をしたり、アドバイスをしたりし始める)
呼びかけ①小さな小さなステップを
呼びかけ②いくつもいくつもクリアーし
呼びかけ③できない子からできる子に
呼びかけ④さあ、変身するのです。
呼びかけ⑤フレーフレー、洋子!
(天使達、呼びかけに合わせて大きな動作で応援する)
(洋子、開脚とびと側転ができるようになる)
呼びかけ①やったあ!
呼びかけ②洋子さん、へ~んしん!
(舞台にいる全員が洋子に拍手を送る。天使達を残して他は退場)

    場面・3
(神様、ゆっくりと登場。天の邪鬼も、また、神様の後ろにかくれて登場)
神様 ご苦労だった。お前達。 よくやった。
天の邪鬼 (神様の後ろから顔だけ出し)よくやった。(天使達に、にらまれ、口を押さえて、ひっこむ)
天使① 洋子さんが変身できて、私達も、とてもいい気分です。
天使② 他に仕事はありませんか。
神様 ある、ある、大ありじゃ。あれを見なさい。(OHPで4年1組の
教室の絵を投影し、TPシートをゆすって、ガタガタした雰囲気を出す)
神様 あの、さわがしくて、がんばりがきかなくて、そうじもできないクラスを変身させてきなさい。
(黒子が3人登場し、神様の言葉に合わせて次のようなプラカードを掲げてみせる)
天の邪鬼 また無理なこと言っちゃって。
天使③ おまかせ下さい。
天使④ では、行ってまいります。
(天使も神様も退場。入れ替わりにナレーターが登場)
ナレーターここは、神様が変身させようとしている4年1組の教室です。
(子ども①~⑩が出てきて、そうじを始める)
(黒子が「4年1組」と書いたプラカードを持って舞台を横切る)
ナレーター今はちょうど、そうじの時間です。
(子ども①~⑩、ほとんど遊んでいるような、いいかげんな態度でそうじをする)

天の邪鬼 (走って出てきて、子どもたちを集め、指揮をとりながら)
そうじさぼりの歌、サンハイ!
子どもたちぼくらなまけもの何にもしない
そうじは上手にさぼりましょう
チンタララ チンタララ
チンタララ チンタララ
さぼりましょう(と、「山の音楽家」のメロディーで歌う)
ナレーターおやおや、ひどいそうじ態度でしたね。次は自習時間です。漢字の
練習をすることになっているようです。
(子どもたち、漢字練習を始めるが、すぐにあきて、遊び始める)
天の邪鬼 (また走って出てきて、指揮をとりながら)
漢字さぼりの歌、サンハイ!
子どもたちわたしゃなまけもの何にもしない
漢字の練習、大きらい
書かないわ書かないわ
漢字なんか~(と、「山の音楽家」 ナレーターのメロディーで歌う)
天使① おやおや、ひどい自習態度ですね。
みんな、そうじも漢字練習もしっ
かりやらないといけないわ。
悪夫① そんなの、いいかげんで、いいんだよ。
悪夫② そうだよ、適当にやっときゃいいんだよ。
天使② 明日は漢字テストがあるわ。
天使③ みんな、練習しなくちゃ!
悪子① いやだ。そんなの、めんどうよ。
悪子② どうせ私は、百点なんか、取れっこないし。
天使④ (他の天使達と顔を見合わせ)
これは大変。今度の相手は手ごわいですね。

   場面・4
(神様、ゆっくりと登場。その後ろにくっついて天の邪鬼も登場)
神様 天使達、困っているようだな。
天の邪鬼 だから、言ったでしょ。
神様 よし、ここから先は、私に任せなさい。
天の邪鬼 また、えらそうに。そんなこと言っちゃっていいの?
(天使達、退場)
神様 子どもたち、出てきなさい。
(と、舞台の下にいるあきら・さとし・まさやを呼んで言う)
お前たちは洋子が変身したのを知っている。洋子といっしょに公子も沙織も変身したのを知っている。どうじゃな。今度はお前たちが、あのクラスを変身させてはくれないか。
天の邪鬼 無理、無理。やめといたら?
あきら (神様に向かって)いいですけど。でも、どうやって?
神様 簡単じゃ。まず、お前たち自身が変身する。そうしたら、わしがお前たちを、あのクラスに送りこむ。それで万事OKじゃ。
さとし うん!こっちの変身もおもしろそうだ。
まさや ぼくも!何だか本当に変身できそうな気がしてきた。
あきら じゃあ、ぼくはきちんと話の聞ける子に変身!(ポーズを決める)
さとし ぼくは、がんばりぬく子に変身!(ポーズを決める)
まさや ぼくは、そうじのできる子に変身!(ポーズを決める)
神様 ようし、それ行きなさい。
あきら 了解!(3人、走って退場)
ナレーター再び4年1組の教室です。
(黒子、「4年1組」のプラカードを見せながら舞台を横切る)
(先生と子どもたち①~⑩登場。子どもたち①~⑩は席につく)
(先生が話し始めるが、子どもたち①~⑩は、おしゃべりをしていて聞こうとしない)(あきら・さとし・まさや、そっと子どもたち ①~⑩の中にまぎれこむ)
あきら 静かに。先生の話が聞こえないよ。
さとし そうだ。これじゃ聞こえないよ。
まさや もっと静かにして話を聞こうよ。
(子どもたち、静かになる)
先生 このくらい、しっかり話が聞けるといいですね。では、そうじをします。5時間目には漢字テストをします。そうじが終わったら練習しておきなさい。
あきら さあ、そうじをしようぜ。
さとし み~んなでやれば、こわくない。
まさや そうじなんか簡単さ。
悪夫① よし、つきあうか。
悪夫② みんなでやれば早いもんな。
あきら そうさ、どうせやるなら
さとし み~んなで!
あきら どうせやるなら
まさや たの~しく!
悪夫①② おう、まかしとけ!
(全員、熱心にそうじをする)
あきら (そうじを終えて)よし、次は漢字テストだ。
さとし 練習しておこうぜ。
まさや ぼくは、もうやってるよ。
悪夫① あいつら、やけに張り切ってるな。
よし、おれもやるか。
悪夫② ついでだ。おれもやるか。
悪子① 私もやろうかな。
悪子② それじゃあ、私がちゃんと書けているかどうか、見てあげる。
あきら そうだよ。どうせ百点取るなら
さとし みんなで百点取ろうよ。
まさや よし、目指せ、全員百点!
(全員、熱心に漢字練習を始める)
(しばらくして先生、登場)
先生 (周りを見渡してから)今日のそうじは、よくできていますね。漢字の練習も進んでいるようだし、さっそくテストを始めましょう。用意、始め。
(できた子から先生に見せに行く。次々に百点を取り、喜びあう子どもたち。最後の一人が出したテストに、全員が注目する)
先生 (静かにテストから顔を上げ)
百点です。
子どもたちやったあ!
悪子① 先生、お祝いの歌を歌おうよ。
悪夫① いいね、歌おうよ。
先生 では、お祝いの歌、サンハイ。
子どもたち♪おめでとう  おめでとう
おめでとう おめでとう
漢字テスト百点 全員百点
おめでとう おめでとう
おめでとう おめでとう♪
先生 続いて2番!
子どもたち♪やったね~ やったね~
やったね~ やったね~
みんなの力だ クラスの力だ
やったね~ やったね~
やったね~ やったね~♪
(全員で拍手をしあう)
あきら 先生、お祝いの会もしましょう。
さとし 全員百点なんて素晴らしいことですから。
先生 そうしましょう。
悪夫① やったぜ!
悪夫② おれ、プログラム考える係!
悪子① 私、会場の飾りつけ係!
悪子② あ、ずるい。じゃあ私はおやつ係!
まさや まあ、まあ。みんな、あっちへ行って相談しようぜ。
子どもたちオーッ!(子どもたち、退場)
(それをニコニコと見送ってから先生も退場)

  場面・5
ナレーターよかったですね。これで4年1組も少しずつ変身できそうです。
見て下さい。あそこで神様達も喜んでいます。
(神様と天使達、舞台中央で喜び合う。天の邪鬼がその周りをバンザイをしながら走り回る)
ナレーターあれ?天の邪鬼まで喜んでいますよ。めでたし、めでたし。

  フィナーレ
BGMを流し、全員、舞台に並び右手を上げて、右方に礼。
左手を上げて左方に礼。
両手を上げて正面に礼。
~幕~

指導のポイント

1.役を決めるのはオーディションで

 なぜ、オーディションなのか?これをすると、配役が決まった時点で、演技が八割方できてしまうからである。オーディションで、やりたい役を勝ち取るために、子ども達は

○台詞を覚えてくるし
○届く声を出そうとするし
○台詞の言い方を工夫するし
○動作を工夫したりするからである。

2.オーディションの手順

(1)本番1ヶ月前には、台本を配る。   
(2)オーディションのやり方と、いつやるかを教える。
(3)オーディションをする。
  希望者が多い役から、決めていく。
  何回、立候補してもよいことにする。
 ①届く声で決める。
 「神様」の役に立候補した子が10人いたとする。10人全部を体育館の舞台の上に立たせ、教師は体育館の最後方に立つ。短い台詞を言わせ、教師の所まで声が届いたら、第一次関門突破とする。
 ②台詞の言い方で決める。
   第一次関門を突破した子を集め、少し長い台詞を言わせる。台詞の言い方が自然で、はっきり聞き取れる子を、第二次関門突破とする。
 ③動作で決める。
   第二次関門を突破した子を集め、台詞に合った動作を要求する。より自然な動作ができた子を「神様」役に決める。

3.個別評定で演技を磨く

①届く声で台詞が言えたか。
②自然な話し方で台詞が言えたか。
③台詞に合った動作・表情ができたか。
④台詞のない時の演技ができているか。
⑤視線の演技ができているか。
⑥間(マ)の演技ができているか。

 上記のようなポイントを決め、個別評定を重ねる。「体育館の後ろまで声が届いた。5点!」「台詞がない時も動きを工夫していた。8点」 のように。「1回の個別評定で、1つのポイントを、全員クリアー」を原則に進める。本番前には、どの子も「合格した!」という自信をもって舞台に立てるようにするためである。


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