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TOSSランドNo: 2400166 更新:2013年10月11日

学芸会脚本6年・レッツダンス


   場面・1
(大きな音量でダンスミュージックをかけ、しばらくしてから幕を上げる。舞台中央で、久美子達、数人が踊っている)
(ガチャーンという効果音と同時に、久美子が倒れ、音楽が止まる)
智子:キャー、久美子!大丈夫?
健太:大変だ! ひどいけがだ!
優太:早く救急車を!
(舞台を暗くし、しばらくしてから明るくする)

   場面・2
校長:(怒った顔と歩き方で登場し)
だからあれほど言っておいたのに! 何と言うことだ! くだらないダンスなんかで浮かれているから怪我をするんだ!
天の邪鬼:(校長の後ろにくっついて登場し校長の後ろから、ひょいと顔をの
ぞかせ)その通り、ダンスがいけない! (校長の後ろにくっついて、退場)
保護者①: (買い物かごをさげて登場し)
まあ、奥様、お聞きになりました? ダンスに夢中になって大怪我を、したんですって!
保護者②: 聞きましたとも、奥様!いやですわねえ。
保護者③: 大体、ダンスなんて、あんな下品なものに熱中するのが、いけない
んですわ!
保護者①: 全くですわ。みんなダンスがいけないのです。
保護者②: ここは一つ、校長先生にもお願いして厳しく取り締まっていただか
なければ。
保護者③: 賛成!さっそくお願いしに行きましょう。(3人、退場)

    場面・3
(軽やかな足取りで登場し)
健太:ぼくは、今日、この学校に転校してきました。どんな友達ができるか楽しみです。
優太:やあ、転校生の健太君って君のこと?
健太:はじめまして。健太です。よろしく。(と、手を差し出す)
優太:(健太と握手して)こちらこそ、よろしく。校内を案内するよ。一緒に来て。
(智子、里佳、めぐみが登場し)
智子:私達も一緒に案内するわ。
里佳:にぎやかな方がいいでしょ。
めぐみ:分からないことがあったら何でも聞いて。
健太:ありがとう。素敵な学校だなあ。親切な人ばかりで。
優太:(歩きながら)健太君の趣味は何?
健太:趣味!趣味?(と、ターンして)よく聞いてくれました! ぼくの趣味はずばりダンス!
(ダンスと聞いた途端に、優太達固まってしまう)
健太:ダンスがあれば、ご飯はいらない! ダンスがあれば幸せ! あれ?どうかした?みんな黙っちゃって。
校長:(天の邪鬼を後ろに従えて登場)
この学校では、ダンスは禁止!
天の邪鬼:そうだ!禁止!
校長:ダンスの音楽を聞くのも禁止!
天の邪鬼:そうだ!聞くのも禁止!
校長:転校生といえども例外ではない 。
天の邪鬼:例外ではない!
校長:よく覚えておきなさい。
天の邪鬼:おきなさい!
(校長と天の邪鬼、退場)
健太:どういうこと?
優太:こういうこと!
智子:ダンスをしていた時にガラスにぶつかって大怪我をした子がいて
里佳:それからダンスは禁止。
めぐみ:音楽を聞くのも禁止!
健太:そんなのおかしいよ。
優太:おかしくても、これが現実。
智子:おかしくても、どうにもならない。
健太:そうかなあ?
智子:そうなの!
健太:本当にそうかなあ?
智子:本当にそうなの!
健太:でも・・・
智子:だめなの!
健太:でも。
智子:どうにもならないの!
健太:でも!
智子:どうにもならないの・・・
健太:でも!!
智子:どうにも・・・ならない・・・
健太:でも、なんとかしようよ!!!
智子:なんとか・・・しよう?
健太:そうだよ!なんとかしようよ!
智子:うーん、いいわ、なんとかしよう!
健太:そうこなくっちゃ!
優太:よし、作戦会議だ!みんなを集め
よう。(いったん舞台を暗くし、しばらくしてから明るくする)

   場面・4
優太:これからダンスパーティ実行作戦会議を始めます。
健太:ダンスパーティを開くために、自分ができることを発表して下さい
智子:私は会場を探します。素敵パーティーができる会場を探します。
里佳:私は学校中のみんなにパーティへの参加を呼びかけます。
めぐみ:私も手伝います。

仲間①:会場の飾り付けは私に任せて!
仲間②:パーティのごちそう作りは私に任せて!
健太:みんな、ケガをしないように気をつけてくれ。
仲間③:そうね、自分の行動には、責任を持たなくちゃ。
仲間④:勉強もちゃんとやって!
仲間⑤:仕事もちゃんとやって!
仲間⑥:私たちって、何て良い子なの!
仲間⑦:自分で言わないでよ!
優太:ようし、さっそく行動開始!
(いったん、みんなバラバラに退場)
里佳:(走って舞台に現れ、客席に向かって)ダンスパーティを開きます。
参加して下さ~い。
めぐみ:参加してね!
里佳:とっても楽しいパーティで~す。
めぐみ:楽しいわよ!
智子:(走って出てきて)ねえ、聞いて! 会場が決まったわよ!
智子:すごい!やったわね!
めぐみ:よかったわね!
(3人が喜び合っているところに意地悪な敵が登場する。なぜか、その後ろに、天の邪鬼がくっついている)
敵①: ちょっと、あんた達。
天の邪鬼:あんた達。
敵②: 勝手な真似はしないでくれる?
天の邪鬼:しないでくれる?
敵③ :ダンスパーティなんて、とんでもないわ!
天の邪鬼:とんでもないわ!
智子:どうして?
敵①: どうしてって・・・(と、ひるむ)
敵②: どうしてもよ!(と、強がる)
敵③: 大体、あなた達、目障りなのよ!
敵①: 私達に逆らわない方がいいわよ!
天の邪鬼:いいわよ!
(敵達と天の邪鬼:、退場)
里佳:あんなの気にしないで、ダンスの練習しようよ。
めぐみ:そうね、みんなで練習しよう!
(3人が踊っていると、だんだん仲間が集まって来て、一緒に踊る)
(まだ、上手に踊れない子もたくさんいるので、健太が張り切って教える。 みんな、うまく踊れるようになった頃、敵①②③が偵察に来る)
健太:ねえ、君達も踊りたいんだろ?
敵①: だれが!
敵②: ダンスなんか!
敵③: とんでもない!
健太:だれがダンスなんか・・・ 踊りたい!そうだろ?
敵①: (うろたえて)ち、ちがう・・・
健太:ちがわない!顔に書いてあるよ。 本当は踊りたいって!
智子:さあ、さあ、いらっしゃい。
(健太達、敵①②③を巻きこんで、みんなでダンスの練習)
(しばらくしてから、音楽を止め)
健太:みんな、聞いて。一番大切な仕事をしてくるよ。
優太:一番大切な仕事って?
健太:校長先生を説得してくる。
里佳:無理よ。絶対許可してくれないわ。
健太:やってみなきゃ、分からないよ。行ってくる。
(健太、歩き去る)
(いったん舞台を暗くし、しばらくしてから、明るくする)

     場面・5
(校長が健太に背中を向けて立っている。天の邪鬼が、また校長の後ろにくっついている)
健太:失礼します。校長先生にお願いがあって来ました。
校長:何が言いたいか、分かっている。 ダンスはダメだ。
天の邪鬼:(健太の方に振り返り)ダメだ。
健太:ダメだなんて言わないで、最後まで、ぼくの話を聞いて下さい!
天の邪鬼:聞いて下さい!・・・あれ?
(校長に、黙って舞台のそでを指さされ、しおらしく退場)
(校長、健太の方を向く)
健太:昔から人は、事ある毎に、踊ってきました。
(智子、里佳、めぐみの3人が、舞台のそでから健太を見ている)
健太:嬉しい時、喜びを分かち合う時、人は皆、踊りました。ぼく達も今、生きている喜びを分かち合いながら、踊りたいのです。
智子:(思わず、舞台に走り出て)
そうよ!踊りは、昔から、どこの国にもあるわ!
里佳:(智子の後から走り出て) あるわ!
健太:確かに怪我をした子がいたのは、残念なことです。でも、それを乗り越えて、ぼく達は今、生きていることを祝って踊りたいのです。
めぐみ:(すごい勢いで走り出て)
そうよ!乗り越えて踊るのよ!
里佳:踊るのよ!
智子:私たちを信じて下さい.
健太:無茶はしません。信じて下さい。
(ピアノの伴奏に合わせ、生徒達全員で「ビリーブ」を歌う)
校長:分かった。もう一度、君達を信じよう。
健太:ありがとうございます!
優太:やったあ!ダンスパーティだ!
智子:レッツ・ダーンス!
(「フットルース」の曲に乗り、全員でダンス。曲が終わったら全員でポーズを決め、幕)

指導のポイント

1.役を決めるのはオーディションで

 なぜ、オーディションなのか?これをすると、配役が決まった時点で演技が八割方できてしまうからである。オーディションで、やりたい役を勝ち取るために、子ども達は
○台詞を覚えてくるし
○届く声を出そうとするし
○台詞の言い方を工夫するし
○動作を工夫したりするからである。

 以下にオーディションの手順を示す。

(1)本番1ヶ月前には、台本を配る。   

(2)台本を読んで聞かせる。

(3)オーディションのやり方と、いつやるかを教える。

(4)オーディションをする。

 希望者が多い役から、決めていく。
 何回、立候補してもよいことにする。

2.個別評定で演技を磨く

①届く声で台詞が言えたか。
②自然な話し方で台詞が言えたか。
③台詞に合った動作・表情ができたか。
④台詞のない時の演技ができているか。
⑤視線の演技ができているか。
⑥間(マ)の演技ができているか。

 上記のようなポイントを決め、個別評定を重ねる。
「体育館の後ろまで声が届いた。5点!」
「台詞がない時も動きを工夫していた。8点」

のように。「1回の個別評定で、1つのポイントを、全員クリアー」
を原則に進める。本番前には、どの子も「合格した!」という
自信をもって舞台に立てるようにするためである。

※この劇は、映画「フットルース」をもとに、 小学生用の脚本にしたものである。


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