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TOSSランドNo: 2400161 更新:2013年10月11日

学芸会脚本1年・寿限無


説明1:

この劇は、「落語」の「寿限無」を、小学校1年生用に脚本化したものである。「寿限無」は、リズムのよさで、すぐに覚えられる。ほとんど全員が暗唱できるようになったら、劇の練習に入ろう。ちょっぴり舌っ足らずな「寿限無」
でも、それがかえってかわいくて、大受けである。

(幕が上がると、出演する子どもたち全員が、舞台に正座してならんでいる)
落語家① え~、いっぱいのおはこび、ありがとうございます。
落語家② 毎度ばかばかしいお話で失礼をいたします。
落語家③ しばらくのおつきあいを、おねがいいたします。
(出演者全員、正座したまま、深く頭を下げる)
(いったん、全員、退場)

   場面・1
幸子 私の名前は幸子です。
お父さん とお母さんが「幸せになるように」と考えて、つけてくれました。

舞台上の黒板に名前の由来を書いた紙を貼って説明。

勇輝 ぼくの名前は勇輝です。「勇気のある子になるように」と考えて、つけてくれたそうです。

舞台上の黒板に名前の由来を書いた紙を貼って説明。

※ここは、何人かの子どもたちの、本当の名前の由来を語ら
 せるのもよい。出演人数の調整にも使える。

   場面・2
平林 (「平林」と書いた紙を持ち)
私の名前は「ひらばやし」です。 いい名前で、気に入っています。
熊さん やあ、こんにちわ。
ひらりんさん。
平林 ひらりんじゃありません。
熊さん (「平林」の文字を、指でさしながら)だって「ひらりん」でしょ。「ひらりん」って書いてあるもの。
平林 ちがいます!
熊さん (しばらく考えて)ひらりんじゃなければ・・・そうか!
(「平林」の文字を、指でさしながら)「ひらきき」でしょう。
平林 ちがいます!
熊さん う~ん。「ひらきき」じゃなければ・・・そうか!
(「平林」の文字を、指でさしながら)「ひらもくもく」でしょう。
平林 (地団駄踏んで)ちがいます!!
熊さん ちがうの?う~ん。そうか!今度こそ分かったぞ。
(「平林」の文字を、指でさしながら)「いちはちじゅうのも~くもく」でしょう。
平林 (何も言わず、こける)
熊さん お後がよろしいようで。
(平林を引っ張って退場)

   場面・3
(「笑点」の音楽にのり、3人の落語家、座布団を持って登場し、座布団の上に正座する)
落語家① むか~し、むかしの話でございます。
落語家② あるところに、なかなか子どもができない夫婦がおりました。
落語家③ あちこちの神様にお願いして、やっとのことで、子どもができました。
落語家① やっとできた、大事な大事な子どもです。
落語家② うんと長生きするようにと、おめでたい名前を考えました。
落語家③ ところが、その名前が長すぎてどんなことになりましたやら。
落語家① それでは、寿限無のお話、
落語家② すみからすみまでよ~く
落語家③ お聞きください。
(3人、深く礼をし、座布団を持って退場)
お母さん (赤ん坊の人形を抱いて登場し)
ちょいとお前さん。
(と、お父さんを呼ぶ)
お父さん なんだい。
お母さん この子の名前を考えてくれたかい?
お父さん あたぼうよ。し~っかり、考えてあらあな。
お母さん 本当かい?どんな名前だい?
お父さん まあ、あわてるなってことよ。今、見せてやるから。
(「寿限無」と書いたカードを舞台上に置いた黒板に貼り)
まず、これだ。

お母さん まあ、むずかしそうな名前。 何と読むんだい?お前さん。
お父さん これはな、「じゅげむ」といってな、いつまでも死なずに、限りなく長生きするという意味だ。
お母さん まあ、なんていい名前だこと。お前さんは、頭がいいねえ。
(お父さん、いばったポーズ)
お父さん これくらいで感心してちゃいけねえ。
お母さん おや、まだ続きがあるのかい?
お父さん あるとも。次はこれだ。
(「ごこうのすりきれ」と書いた紙を貼り)
「う~んと長生きする」という意味だ。
お母さん まあ、ますます、めでたいねえ。お前さんは、本当に頭がいいねえ。
(お父さん、いばったポーズ)
お父さん これくらいで、感心してちゃいけねえ。
お母さん おや、まだあるのかい?
お父さん あるとも。次はこれだ。
(「かいじゃりすいぎょ」と書いた紙を貼り)
「限りなく、たくさん」という意味だ。
お母さん まあ、ますます、ますます、めでたいねえ。お前さんは、本当に、本当に、頭がいいねえ。
(お父さん、いばったポーズ)
お父さん これくらいで感心してちゃいけねえ。
お母さん おや、まだあるのかい?
影の声 ストップ!
(お父さん、お母さん、ストップモーションで、固まる)
(「笑点」の音楽にのって、落語家①②③、座布団を持って登場し、座布団の上に正座する)
落語家① え~、こ~んな調子で名前を考えていったものですから
落語家② どんどん、名前が長~くなり
落語家③ しまいには、こ~んな名前になってしまいました。
(続きの名前のカードを貼りながら)
落語家①②③ じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ、かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつ、うんらいまつ、ふうらいまつ、くうねるところにすむところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの、長久命の長助。
お母さん まあ、おめでたい名前だこと。 これなら、この子も、う~んと長生きできるよ。 お前さんは、本当に本当に本当に本当に本当に・・・
(と、止まらなくなる)
影の声 ストップ!
お母さん 頭がいいねえ。
(お父さん、いばったポーズをし、そのまま固まる)
(お母さんも、その場で固まる)
落語家① さ~て、お父さんとお母さんの願いがこめられた名前の「じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ、かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつ、うんらいまつ、ふうらいまつ、くうねるところにすむところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの、長久命の長助」君は、その後、どうなったでしょうか。
落語家② そんな、ある日のことです。
「じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ、かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつ、うんらいまつ、ふうらいまつ、くうねるところにすむところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの、長久命の長助」君の友達の、金ちゃんと銀ちゃんが、
落語家③ 「じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ、かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつ、うんらいまつ、ふうらいまつ、くうねるところにすむところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの、長久命の長助」君の家にやってきました。
金ちゃん おばさん、大変だよ!「じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ、かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつ、うんらいまつ、ふうらいまつ、くうねるところにすむところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの、長久命の長助」ちゃんが転んで、頭にこ~んな大きなこぶができちゃったよ。
お母さん えっ!うちの「じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ、かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつ、うんらいまつ、ふうらいまつ、くうねるところにすむところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの、長
久命の長助」が転んで頭にこ~んな大きなこぶができたって?
お前さん、大変だよ!うちの「じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ、かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつ、うんらいまつ、ふうらいまつ、くうねるところにすむところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの、長久命の長助」が転んで頭にこぶをこしらえたって!
お父さん なに?!うちの「じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ、かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつ、うんらいまつ、ふうらいまつ、くうねるところにすむところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの、長久命の長助」が転んで頭にこぶをこしらえたって?!
そりゃ本当か?
銀ちゃん (じれて、足をバタバタさせながら)本当だよ。早く来て!
お父さん おう、行くとも!それで、うちの「じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ、かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつ、うんらいまつ、ふうらいまつ、くうねるところにすむところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピ
ーのポンポコナの、長久命の長助」は、どこにいるんだ?
銀ちゃん こっちだよ、ついて来て。
(お父さん、お母さん、金ちゃん、銀ちゃん、舞台を走って回る。走りながら)
お母さん ねえ、銀ちゃん、うちの「じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ、かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつ、うんらいまつ、ふうらいまつ、くうねるところにすむところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの、長久命の長助」は、だいじょうぶかねえ。痛くてないてやしないかねえ。
銀ちゃん だいじょうぶだよ、おばさん。おばさんちの「じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ、かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつ、うんらいまつ、ふうらいまつ、くうねるところにすむところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの、長久命の長助」ちゃんは、強い子だもん。泣かないよ。
お父さん お~い、「じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ、かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつ、うんらいまつ、ふうらいまつ、くうねるところにすむところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの、長久命
の長助~」だいじょうぶか~。金ちゃん お~い、「じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ、かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつ、うんらいまつ、ふうらいまつ、くうねるところにすむところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポ
コピーのポンポコナの、長久命の長助」ちゃ~ん、お父さんとお母さん がきたよ~。
じゅげむ (頭を押さえて登場)
お母さん まあ、「じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ、かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつ、うんらいまつ、ふうらいまつ、くうねるところにすむところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの、長久命の長助」!だいじょうぶだったかい?!
お父さん どれ、頭を見せてみな。
(じゅげむの頭をさわってみて)
な~んだ、こぶなんざあ、ねえじゃあねえか。
じゅげむ あんまり、おそいから、引っこんじゃった。

指導のポイント

1.「じゅげむ」の言い方がポイント

 「じゅげむ」のいい方をしっかり指導しなければ、この劇のおもしろさは半減してしまう。
 少なくとも次の4つのいい方を教えよう。

①最初から最後まで、ゆっくりと言う。
②はじめの方だけゆっくり言い、その後は、速く言う。
③最初から最後まで、早口で言う。
④最初から最後まで、超早口で言う。

 場面に合わせて、「笑いを生む言い方」を、 工夫させよう。なお、いずれの場合も、「長久名の長助」のところまで来たら、「次に続く台詞に自然につながるような」速さとイントネーションで言わせるのも、ポイントである。

2.役を決めるのはオーディションで

 なぜ、オーディションなのか?これをすると、配役が決まった時点で、演技が八割方できてしまうからである。オーディションで、やりたい役を勝ち取るために、子ども達は

○台詞を覚えてくるし
○届く声を出そうとするし
○台詞の言い方を工夫するし
○動作を工夫したりするからである。

 オーディションの手順
本番1ヶ月前には、台本を配る。
オーディションのやり方と、いつやるかを教える。
オーディションをする。

 希望者が多い役から、決めていく。

 何回、立候補してもよいことにする。
① 届く声で決める。
「お母さん」の役に立候補した子が10人いたとする。10人全部を体育館の舞台の上に立たせ、教師は体育館の最後方に立つ。短い台詞を言わせ、教師の所まで声が届いたら、第一次関門突破とする。
② 台詞の言い方で決める。
第一次関門を突破した子を集め、少し長い台詞を言わせる。台詞の言い方が自然で、はっきり聞き取れる子を、第二次関門突破とする。
③ 動作で決める。
第二次関門を突破した子を集め、台詞に合った動作を要求する。より自然な動作ができた子を「お母さん」役に決める。


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