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TOSSランドNo: 1114027 更新:2013年10月10日

「走れ(村中季衣)」の発問一覧


 この物語は四つの節に分かれている。
 この話に有効な発問を示す。

【運動会の朝の場面】

発問1:

のぶよとけんじの朝の様子を比べてみよう

 朝の動きから、のぶよとけんじの心情を読みとろうとする発問である。
 「ぼくが走るまで来てくれるよね」「とびっきりの一等」「ぜったいくるさ!」というけんじに対して、「ゆううつな日」「のそのそと」「そうねえ」「びりまちがいなし」ののぶよである。
 けんじは、自分のかけっこをお母さんに見せたいと運動会が待ち遠しい。それに対して、かけっこが苦手なのぶよにとって、運動会はゆううつなのである。

【二年生のたんきょり走の場面】

発問2:

けんじは、お母さんが来ていると思っていましたか。

 「が、すぐまっすぐ前をにらんだ」から、来ていると思っていたはずである。不安であるなら、きょろきょろと見回すはずである。

発問3:

のぶよはけんじのかけっこを見ていましたか

次の節に「お姉ちゃんに聞いたよ」とあるので、解は「見ていた」である。それ以外から探すとなると、話者の視点から考えることになる。話者は常にのぶよのそばにいる。のぶよは見ていたのである。

【昼休みの場面】

発問4:

けんじの「特せいのおべんとう」とは、ふつうのべんとうとどうちがうのですか。

 お母さんは、家で使っている材料をそのまま使って「特せいのべんとう」を作った。
 けんじが望んでいた「特せいのべんとう」とは、いつもの弁当とちがう材料や手間をかけた弁当だったのである。「お店で売っているのと同じじゃないか」から分かる。

発問5:

のぶよはおべんとうを食べましたか

 次の節の最初に「お昼ぬきで」とあるので、食べていない。「と書かれていた」で、見慣れた箸の袋に、お母ちゃんが激励の言葉を書いていたことに気づいたのである。この前に、お母ちゃんは弁当を片づけ始めている。のぶよも弁当を食べなかったのである。

【のぶよの短きょり走の場面】

発問6:

「目の前が急に広くなった」というのは、のぶよはどうなったのですか。

 いよいよのぶよの組のスタートになったことを表している。

発問7:

両わきからいちどきに風が起こるとはどういうことですか。

 のぶよの両横の子がスタートしたことを表している。
 のぶよはスタートを失敗したことが分かる。

発問8:

「体がだんだん重くなる」のは、おなかが空いてつかれているからですか。

 重くなるのは心である。みてもらえなかったけんじの心、
子どものために一生懸命作った弁当が報われなかったお母ちゃんの心、走るのが苦手な自分の心が重いのである。

発問9:

「走れ、そのまんま、走れ」と言ったのは誰ですか。

 解は、お母ちゃんかけんじもしくは両方である。文章からは解が見えてこない。子どもたちには、自分の考えを語らせればよい。私なら、お母ちゃんにする。「そのまんま」という響きに、大人を感じるからである。

発問10:

この話の主人公は誰ですか。

 この話は、常にのぶよの視点から書かれている。主人公はのぶよである。

発問11:

話者の視点が、のぶよの中に入っているのはどこですか

「耳のおくで」から「はじめてだった」までである。ほとんど主語を省略してある。


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