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TOSSランドNo: 1114029 更新:2013年10月09日

「アナトール、工場へ行く(イブ=タイタス作)(田谷多枝子訳)」の発問一覧


 アナトール、工場へ行くは八つの節からなる物語である。 この話に有効な発問を示す。

【第一の場面】

発問1:

空が暗くならないと、出かけないのですか。

 ねずみは、暗いところで行動すること、明るいところでは、人間から発見されやすいことがあげられる。

発問2:

ひみつのろうかは、どれくらいの広さですか。

 ねずみの大きさを調べてみると、見当がつく。五センチメートルを越えることはない。ここでは、ねずみについて調べて、情報を集めることをねらっている。

発問3:

ねずみ村からパリまでどれくらい離れていますか。

 「自転車に乗って出かけます」がポイントである。
 ねずみの大きさに合わせた自転車であるなら、人間の距離の感覚の三十分の一と考えると、三百メートルを越えることはないであろう。

【第二の場面】

発問4:

あさっていると、さがしているとは、どう違うのですか。

  第一場面では「さがす」とあるのの第二の場面では「あさる」という表現になっているのに,注目されるための発問である。
 「あさる」=餌を探し求める。探し求める。
 「さがす」=人・物・所などを見つけだすために所々を       まわる。 
 ほぼ意味は同じようだが,第一の場面では,ねずみが人間と同じように表現されているのに対し,第二の場面では,動物として表現されている。

発問5:

人にとって、ねずみはどんな動物ですか。

 「いやらしい」「こっそり入って」「ひっかき回したり」「さらって」「かぶりつく」「きたない」「フランスじゅうのはじ」「どろぼうとおんなじ」というように、やっかいものと軽蔑している。

発問6:

アナトールとガストンの会話を比べましょう。
                   (*一)

 ガストン
  ① 人は人、ねずみはねずみ
  ② 人の家でしか食べ物をあされない
  ③ どうでもいいじゃないか
 アナトール
  ① 人から軽べつされたり、のけ者にされたりする    なんてたまらない。
  ② ねずみだってりっぱな動物
  ③ ねずみにもめいよってものがある
 アナトールとガストンの考えを対比するための発問である。細かく,どの言葉が対比されていくのか,話し合ってもよい。この発問の後で,次を問う。

発問7:

ガストンとアナトールは,ねずみが人間に軽べつされてことについてどう考えているのでしょうか。
                   (*一)

  アナトールは、人から軽蔑されるのはたまらないと考えているのに対し、ガストンは、どうでもいいことだと考えている。

【第七,八の場面】

発問8:

アナトールは,だれに,どんなふうによばれているか書きましょう。(*一)

 ドセット=世界一かしこいねずみ
 子どもたち=サラリーマンねずみ
 ガストン=えらいねずみ,ネズミの王様
 語り手=フランス一,幸せ物

発問9:

語り手は,最初と最後で「フランス一,幸せ者」とよびます。その意味は同じですか,ちがいますか。
                   (*一)

 もちろん違う。最初は,幸せな家庭をもって幸せ者であったのに対して,最後は,堂々を稼ぎをもらえるようになったからである。

<参照引用文献>
(*一)思考を鍛える物語文の読み方技術ワーク 
     大森修・ 新潟言語技術の会編著 明治図書
   <長崎県南松浦郡奈留町立江上小学校・大島哲也>


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