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TOSSランドNo: 2807830 更新:2013年10月08日

混乱を見通していた聖武天皇(2時間目)


発問1:

大きな犠牲をはらってまで大仏を造ったのはなぜでしょう。

指示1:

教科書や資料集を使って調べなさい。分かったことはノートに書きなさい。

・伝染病(天然痘)の流行
・各地で自然災害や反乱が起こった。

説明1:

今思えば、大仏を作ったからといって伝染病がなくなったり、天災がなくなったりすることはないかもしれません。しかし、当時の大仏づくりは今で言うと、現在の政府が地震予知のためにお金を出したり、国立大学の医学部や国立病院を作ったり、予防注射のような公衆衛生のためにお金を出したりするのと同じことだったと言われています。
聖武天皇は天然痘や相次ぐ天災に苦しむ人々をなんとかしようとして、大仏づくりを思い立ったのだと考えられます。
しかも、聖武天皇は個人的なぜいたくをしたあとがありません。国民のことを第一に考えていたのでしょうね。

発問2:

では人々は大仏造りに進んで参加したでしょうか。いやいや参加したでしょうか。

指示2:

自分の考えをノートに書きなさい。

5分後,無指名発表をする。

◇進んで参加した
 ・大仏をつくることで世の中の不安が治まると信じていた。
 ・行基が一般の人たちに参加を呼びかけていた。
 ・大仏造りに必要なものは寄付で集めた。
◇いやいや参加した
 ・途中で死んだ人もいた。
 ・天皇に命令されたから。
 ・農民たちは税で苦しんでいた。

説明2:

大仏づくりが進むのと同じ頃に、墾田永年私財法や三世一身法が次々と出されています。
これは、自分で耕して作った土地は自分のものにしていいというものです。
大化の改新で出された公地公民という考え方とは全く違いますね。
実はこの頃、農民たちは税に苦しみ自分に与えられた田を捨てて逃げ出す人もいるほどでした。
土地は荒れてきていたのです。そこで出されたのが墾田永年私財法や三世一身法でした。
これによって、意欲をもって新しい水田を作る農民たちも出てきたと考えられています。
もしも、この時に公地公民の考え方を押し通していたら反乱が起きていたかもしれません。
中国では大土木工事をした後によく反乱が起こっています。
大仏づくりも大きな工事でしたが、この後に反乱は起こらずますます朝廷は安定しています。
聖武天皇は危険を乗り切ったのです。偉大な天皇と言えますね。


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