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TOSSランドNo: 1250089 更新:2012年12月09日

2年生活科(性教育)「ぼく、私の誕生」


2年生活科「性教育」~ぼく、わたしの誕生~

生活科の単元「大きくなったんだがんばろう」の導入として、性教育に取り組むことになっている。
親子で考える良い機会になるだろうと、授業参観で実施することにした。
現代の子ども達に是非「生命誕生の不思議」「自分の命のかけがえのなさ」を伝えたい
「家族の自分に対する愛情」を、母親の手紙を、共に読む事を通して実感してもらいたい
と言う思いを込めて授業を組み立ててみた。

発問1:

今日は、人の誕生のひみつについて勉強しよう。
 (発問1)皆さんはどこからどのようにしてうまれてきたと思いますか。

前日にとったアンケート結果(11名中7人はわからない・知らない、11名中4人はお母さんのおなかの中から、と答えていた)
を導入に使用した。その後図1、2、3、をつかってお母さんのおなかの中から産まれてくることをおさえた。

Zu_1
Zu_2
Zu_3

発問2:

(発問2)では、おなかのどこからうまれるのでしょうか。

「胃」とか「腸」という言葉は知っており子どもから出た。そこで図4を使い、赤ちゃんを育てる特別の部屋(子宮)のあること、
「子宮」で280日(9ケ月)そだってから産まれてくることを教えた。子宮の中では羊水と呼ばれる水が取り囲んでおり、
赤ちゃんを衝撃から守っていること、温度もいつでも一定になるよう快適な環境であることを、説明した。

Zu_7

発問3:

(発問3) 命のはじまりはどのくらいの大きさだと思いますか。

アンケート2の結果を掲示した。11名中10名が鶏の卵より大きいだろうと考えていた。
蚕の卵ぐらい、それより小さいはいなかった。針で穴を開けた黒い紙を配布した。

説明1:

(説明)これがその大きさです。

最初、あっけにとられていたが、一人が「あっ、小さい穴がある。」というと一斉に光に透かして見始めた。
「そうです。これがその大きさです。0.2ミリメートルといって1ミリメートルを5つに分けたうちの一つ分しかないのです。」
紙を回収し、写真を見せた。書籍「赤ちゃんの誕生」あすなろ書房刊、「おなかの赤ちゃん」講談社刊の一部である。
これは、レナート・ニルソンによるすぐれた医学写真による書籍であり、使用する価値大。

説明2:

(説明)これがお母さんの体の中で作られる命のもと「らんし」です。そしてこちらが
      お父さんの体のなかで作られる命のもと「せいし」です。お父さんが大切にこの
      子を卵子のところに届けて合体すると「一人の命のはじまり」です。

それぞれ書籍の写真を使用し、それぞれの大きさにふれながら説明した。卵子の写真、精子の写真、受精卵の写真、
細胞分裂し小さな胚を作るまでの写真を見せた。黒板に図5、6、7、8を貼っていきながら確認し、
卵子は卵巣と呼ばれる部分(教師の体でこの辺と指した)精子は精巣(俗に男子の金玉と呼ばれる部分にある。
命のもとを作るから金のように大切な場所と言った。)で作られることを話した。

発問4:

(発問4)皆さんの中で、次の図のようないたずらをしていることはありませんか。

Zu_4
Zu_5

現に男子の間で見られる光景なので、「あるある。」と声があがった。人間の体は大切なところは、
守れるように痛みを強く感じられるように作られていること、そして、急所と呼ばれて
体のどこよりも痛い場所は、体のどこよりも大切であり、場合によっては命に関わる場所なのだと話した。
また、これらの性器のある部分は、人に見せたりいたずらしたりせず、清潔にしておくべき所だと話した。

発問5:

(発問5)こうして産まれた「命のはじまり」ですが、針の先ほど小さかったものが、
     お母さんのおなかにある「子宮」の中で280日かけて約50センチメートル3キロ
     グラム前後まで大きくなります。さて何を栄養にして大きくなったのでしょう。

これについては、児童から「へそのお」と言う言葉がでてきた。そこで、図を見せながら、
お母さんの体内で、「へそのお」とは、血液に溶け込むような栄養に作り替えておくってもらっている命のパイプなのだと説明した。
その後再び書籍の写真を利用し、胎内の胎児の成長の過程をざっと見せた。子供達は、食い入るように見ていた。

発問6:

(発問6)皆さんは、お母さんのおなかからどうやって生まれ出てきたのでしょう。

ここで次のような質問カードを掲示した。「ア、おなかが割れる。イ、おへその所から。ウ、お尻の穴から。
エ、お医者さんに切ってもらう。オ、別の赤ちゃんの通り道があって、そこから。」挙手させた結果、
アが1人。エが7人。オが3人であった。 そこで、図12を見せながら、産道とよばれる赤ちゃんの通り道があること、
産まれる準備ができると、陣痛と言う合図を送って図13の様に産まれてくること、
お母さんは、痛くて苦しいけれど、赤ちゃんに会いたくて、がんばって出産するのだということ。
そして、その様子や時間は、その子によって様々であることを話した。
産まれた後、へそのおを切って、とれた後が、おへそなのだよと伝えながら、実際のへその緒をみせた。
テキストを記入して下さい

Zu_6
Hesonoo

発問7:

(発問7)では、ここにいる11人の誕生の様子はどうだったのでしょうか。

それぞれが事前に調べてきた「産まれた日のこと」、「名前の秘密 」の用紙が集めてあった。
参観授業のせいか、自分で挙手できる子どもがいなかったため、教師がいくつか読んで紹介した。
読まれると「ぼくのだ。」「わたしの。」などとうれしそうで、結局全員分を紹介してしまった。
ある児童がちょうど身長50センチメートル体重3キログラムだったため、実際の新生児の大きさに作られた赤ちゃん人形を一回り抱かせた。
「かわいい」などと言いながら、大事そうに抱いていた。照れて抱けない男子もいた。

指示1:

(指示)ここにお母さんからあなた達一人一人に 宛てて書いてくれたお手紙を預かって
     います。配りますから読んでみてください。あなたの誕生の時の様子やお母さんや
     家族の気持ちが書いてあります。わからないことや、聞きたいことがあったら、お
     うちの方の所や先生の所へ聞きに行ってもいいです。

すぐに 開けて読み始めた。あらかじめ子どもの読みやすい様に書いてくださいと
お願いしてあったのだが、何人かは、読めずに親を呼んだり、教師に聞きに来たりしていた。どの児童もうれしそうであった。

指示2:

(指示)読んでみてどうでしたか。次の時間は、お家の方へお手紙を書いて見ましょう。

休み時間をとり、お家の方々が教室を出られた後に、返事を書く授業を行った。

現実践は、2001年2月に行った物であるが、2003年勤務校が性教育の地域指定をうけたこともあり、
別ページのように展開を整理し直して、パワーポイントで画像や文字を提示しながら再実践してみた。
たまたま2年とも父子家庭の無い学級だったため、お母さんからのお手紙が効果的に使用できたが、
学級の現状に応じて配慮を要する内容であることも、蛇足ながら付け加えておく。


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