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TOSSランドNo: 1115175 更新:2013年10月08日

注文の多い料理店を分析批評で教える


1.作品をいくつかに分ける

説明1:

物語というのは,いくつかの事件が集まってできるものです。

発問1:

この物語は,いくつの事件からできていますか。

・挙手で聞く。
・すぐに教師の解を示す。7つ。

発問2:

事件の始まりはどこですか。ここだと思う文に線を引きなさい。

・すぐに解を示す。
・「ところがどうも・・・」からである。

説明2:

物語には,前置きといって登場人物の性格や場面の設定などの説明があります。最初の2人の会話の部分は説明にあたります。

発問3:

前ふりから,2人の紳士はどんな性格だといえますか。ノートに書きなさい。

・見栄っ張り。
・念のために紳士の性格を確認しておいた。

発問4:

事件の終わりはどこですか。

・最後である。

2.事件を短い文にまとめる

指示1:

最初の事件を「◯◯が〜する」という形でノートに書いて持ってきなさい。

・持ってきたものすべてを板書させる。
・ここは,じっくり時間をかけて検討させる。事件とは,どのようなものか,概念をつかませるためである。

説明3:

事件とは,登場人物の身の回りで起こった出来事のことをいいます。

・あえて,このように定義づけた。

指示2:

この中(書かれた意見)で,おかしいものを選びなさい。

・どうしておかしいかを聞き,意見を発表させる。

発問5:

事件は,登場人物の中でも中心人物の身の回りで起こるものです。
この物語の中心人物は誰ですか。

・事件の主語を確定するための発問である。以後,事件で2人の紳士が主語となっていないものは,×とする。
・2人の紳士。

指示3:

次の事件は何ですか。同じようにノートに書いて持って来なさい。

・2人の紳士が,西洋料理点を見つける。
・正解には,◯をつけ次の事件を書かせた。
・主語が「2人の紳士」になっていないものには,×をつけた。
・次のように分けた。

1.2人の紳士が,道に迷う。
2.2人の紳士が,西洋料理点を見つける。
3.2人の紳士が,猫にだまされる(注文を聞いていく)
4.2人の紳士が,猫にだまされていることに気づく。(注文の意味にやっと気づく)
5.2人の紳士の顔がくしゃくしゃになる。
6.2人の紳士が,犬に助けられる。
7.2人の紳士の顔がもとにもどらない。

3.起承転結に分ける

説明4:

この作品を起承転結にわけます。

起とは,物語がはじまるところです。
承とは,はじまりをうけつぐところです。
転とは,「あれっ」となるところです。
結とは,「なるほど」となるところです。

発問6:

どの事件が「転」ですか。

・事件4と5。

指示4:

残りの部分を,起承転結にあてはめなさい。

・起・・・事件1
・承・・・事件2と3
・転・・・事件4と5
・結・・・事件6と7

4.クライマックスはどこか問う

発問7:

この作品のクライマックスはどこですか。

5.この物語を要約する

指示5:

この物語は一言で言って,どんなお話ですか。要約しなさい。

・文を書いて持ってこさせ,採点する。
・向山式要約指導のように,キーワードがあれば◯で囲む。
・キーワードは,「2人の紳士」「ねこ」「だまされる」である。
・要約文は,次のようになる。「ねこにだまされた2人の紳士」

※ 旧TOSSランド登録者  TOSS大和 梶野修次郎氏。


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