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TOSSランドNo: 1132545 更新:2012年12月09日

田中正造が貫いた正義


※感想用紙を配り、白黒の写真を提示した

発問1:

60年前の写真です。何が見えますか。2つ書きなさい。

(家、山、森、木)

※資料を範読した
「1877(明治10)年、廃山同様となっていた栃木県の□□□□が、民間企業に買収されると、最新の技術によって再開発を開始。その結果、□□□□は国内最大の銅を生み出す銅山へと成長していった。ここで採掘された銅は海外へ輸出され、日本に膨大な利益をもたらした。」

指示1:

指示1:四角に当てはまる言葉を感想用紙に書きなさい。書いたら見せに来なさい。
さんはい。

(足尾銅山)

今日は足尾銅山について勉強します。

60年前の足尾銅山です。20年後この景色が一変します。

指示2:

何かが無くなりますので、何が無くなったか分かったら、漢字一文字で書きなさい。
さんはい。

(木・森)

発問2:

なぜ木がなくなったのでしょうか?

発問3:

大仏づくりの様子です。火が燃えているのはなぜですか?

(金属を溶かしているから)

発問4:

銅もそのままでは使えません。溶かすために火が必要です。そのための燃料は何ですか?

(木)
20年で足尾銅山から木が無くなっていったのです。
※資料を音読させた
「1 丸裸になった土地は雨が降るたびに周辺の土砂を渡良瀬川へと流し込む」
「2 土砂は洪水となって村へ襲いかかる」
「3 土砂には鉱石のかすから出る銅の毒が含まれていた…」

発問5:

川の魚はどうなったと思いますか?

発問6:

村の稲はどうなったと思いますか?

発問7:

それらを食べた村の人々はどうなったと思いますか?

発問8:

あなたが村人なら、村に住み続けますか?

指示3:

住み続けるという人は○、他の村へ移住するという人は×をノートに書きなさい。書いた人はその理由も書きなさい。

※挙手で確認した後、発表させた
※村人の意見を読ませた
「移住したら今まで耕してきた田畑はどうなる?」
「先祖代々のお墓はどうなる?」
「足尾銅山の鉱業をやめればよい。」
「この土地にずっと住んできた我々が出ていくのはおかしい。」
この村人たちのために立ち上がったのがこの人です。※田中正造の写真を提示した

指示4:

名前を漢字で書きなさい。書いたら見せにきなさい。

(田中正造)
※田中正造の意見と政府の回答を読ませた
「足尾銅山から流れる鉱毒が周辺住民の田畑を侵し、彼らの生活にまで被害を及ぼしていることは間違いない。政府は即刻足尾銅山の操業をやめさせ周辺住民を救済する策を打つべきであります。」
「足尾銅山は輸出用の大量の銅を生み出している。操業を停止するわけにはいかない。」
政府に対して、田中正造は最終手段にでました。天皇に直訴したのです。
直訴とは天皇に直接訴えることです。
当時、直訴は死刑です。それでも田中正造は村人のために直訴をしました。ところが足尾銅山の問題が世間に知れ渡ることを恐れた政府はこの事件をもみ消します。
しかし、それでも噂は広まり、政府は世間の声を無視できなくなっていきます。
※政府の提案を読ませた
「渡良瀬川の洪水を防ぐため、堤防をつくる」
ところが堤防をつくると村はダムの底です。

発問9:

あなたが村人なら、村に住み続けますか?

指示5:

住み続けるという人は○、他の村へ移住するという人は×をノートに書きなさい。書いた人はその理由も書きなさい。

※発表させた
※村人の意見と政府の言い分を読ませた
「鉱業をやめろと言ってきたのであって目先の防止工事をしろと言ってきたわけではない」
「川がきれいになるまではと我慢してきたのに、村から出て行けということか」
「出て行くのは我々ではない」
「日露戦争の勝利でようやく日本も列強国の仲間入りを果たした。この先、世界の列強国と肩を並べて歩んでいくためにも鉱業の発展は不可欠だ。銅山の操業をやめるわけにはいかない。」
だから「土地を買い取ります。」「移住先のお世話までします。」と政府を言ってきました。

発問10:

あなたが村人なら、村に住み続けますか?

指示6:

住み続けるという人は○、他の村へ移住するという人は×をノートに書きなさい。書いた人はその理由も書きなさい。

※田中正造の言葉を教師が範読した
「真の文明は山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし。戦争に勝った、列強国になったと、はしゃいでいても、人々の犠牲にあぐらをかいた国など列強国ではない。文明国ですらない。」
村には16人が残りました。田中正造は最後まで村に残って闘い続けます。
田中さんが亡くなったとき、持っていたのは「日記」「河川調査の原稿」「新約聖書」「大日本帝国憲法」「マタイ伝(福音書)」「石ころ3つ」だけです。あとは全部お金に代えて村のために使いました。
しかし、田中さんが亡くなったあと、村はダムの底に沈みます。

発問11:

田中正造さんが行ったことは意味がなかったのでしょうか?

指示7:

これから渡良瀬川の鉱毒という物語読みますので、読んでいる間に考えてください。読み終わったら聞きます。

※資料を範読した
東京書籍『明日をひらく』(副読本)

発問12:

田中さんが行ったことは意味がなかったのでしょうか?

指示8:

全く意味がなかったと思う人?何か意味があったのではないかと思う人?

指示9:

どんな意味があったのか書きなさい。

※発表させた
先生もそう思います。
だからこういう物語になったり、社会の教科書に載っていたりするんじゃないかなぁと思います。みんながこの先の人生で何か困ることやあきらめそうになることが必ずあると思います。そのときは、田中正造のことを思い出して欲しいと思います。

指示10:

今日の授業で一番勉強になったことを感想用紙に書きなさい。

※発表させた
【生徒の感想】
田中正造がいたからあきらめずに進んでいけて、田中正造がいたから足尾銅山の事件がなかったことにならなかったんだなと思いました。

葬儀には彼を慕う人々が数万人も参列したとかいてあった。参列した数万人の人に希望を与えたんじゃないかと思ったから。最終的には何も変わらなかったかもしれないけど、政府の農商務大臣が被災地を視察したってことは、大臣の心も動かせたのかなと思ったから。正造さんの勇気がすごいと思った。1人の気持ちでたくさんの人に希望を与えられてすごい!

田中正造を指示した人には心の中に残ったと思うし、必ず誰かの支えになったと思う。明日への希望が毎日見れていたと思う。大変なことを乗り越えて、がんばりたいと思った。

田中正造が何度も何度も政府へ訴えたことで無視を続けてきた政府が視察にくるようにもなったから意味があった。自分の一生をかけて故郷を守ろうとする姿がすごかった。

田中正造は自分の命と引き換えに、鉱毒問題を解決しようとした。足尾銅山の事件の内容をしっかりと考えることができた。

葬儀には数万人もの人が参列したということは数万人の心を動かしたということだと思います。人の意志の力はすごい!

この話をきいて、あきらめないことはすごとなと思いました。

やったことに意味がある。多分。すごいことがあったんだなぁと思った。

田中正造は村人やたくさんの人々の心に焼き付いていた。田中正造さんはすごい人だと思った。

村に居続けたら嫌な思いをしながら死んでしまうから、意味があったと思います。この話を聞いてよかったと思いました。

何もできない人もいるのに、田中さんはすごいと思った。結果的に解決できなかったのかもしれないけれど、直訴したりする行動力も感動しました。あまり詳しくはしらなかった内容だったので、今日知ることができて良かったと思います。

村人の心の支えになってすぐにあきらめないように力になったのだと思う。私も何か誰かの支えになってがんばりたいと思った。

あきらめなかったのがすごいと思った。

村がダムにつかってしまう期日を少しでも延ばすことができて、そして正造さんがいたことによって鉱毒解決も成功しなかったが、少しでも有利になったのかなと思います。そこの一農村のために、生涯をかけてまでも守ろうとすることがすごいなと思いました。

彼は鉱毒問題を解決できなかったが村の人たちとの心の絆はすごいものだと思う。

正造さんのあきらめないという姿を見た村人たちは「あきらめない心」というものを学んだのだと思う。正造さんのあきらめない心がすごいと思った。

葬儀に数万人の人が来たということは数万人もの心を動かしたということ!賛成・反対する人がいなかったらここまでこれなかったと思う。

政府に公害問題の恐ろしさを分からせた。村の人々と一緒に闘って人々に勇気を与えた。

田中正造の行動で多くの人を動かしたが問題は止められなかった。しかし、こういう人がいたからここまで問題に対して向き合えたから必ず意味はあったと思う。あきらめないことが大切だと改めて思いました。

どれだけ鉱毒問題をやめてほしいかわかったから意味があったと思う。あきらめない心は大切だと思いました。


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