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TOSSランドNo: 1235013 更新:2012年12月09日

リコーダーを吹かない生徒の指導


「○○君、組み立てなさいよ」「○○君、吹かないの?」と声はかけるが、「今度吹くし」の返事に、「ま、いいか。いちおう声はかけてるんだから、吹かないのはその子が悪いんだし。」と放っておいた。そんなこんなで、二、三時間が過ぎても変化なし。さすがの私も、なんとかしなくては。と思うようになった。

指示1:

(合格した仲のよさそうな友達に、)教えてあげて。(と頼む) 

「おまえ、こんなこともできひんのか?」なんて言いながら練習している。美しい友情に感謝する瞬間である。これで吹くようになる子もけっこういる。
でも、まだ吹かない生徒たち。
たまりかねて呼ぶ。

指示2:

いっしょに吹こう。リコーダー持っておいで。

なんと、持って来る。「でも、吹けへんで。」「わからへん」と言いながら。当然だ。今まで何か月も何年も練習していないのだから。
1フレーズ練習する。

指示3:

先生が吹くから、指だけまねしてごらん。

指示4:

先生の指を見ながら吹いてごらん。

二、三回一緒に吹いた後、「ひとりで吹ける?」と聞く。

「このくらいなら吹ける。」と 練習して、一人が合格する。ここがチャンス。「やった。すごい。」とみんなに聞こえるようにほめる。それを見た他の子が「そんな簡単なん?(自分もできるぞ)」と練習して、みごと合格する。このうれしそうな顔を一年生から積み重ねていれば、音楽に対する姿勢も違っていたかもしれないと思った。

すぐに吹けない生徒もいる。でも、まわりの様子を見て、自分にもできそうな気がしている。

指示5:

もう一度、やってみる?

と、励まし、吹けるのを待つ。

どうしても無理な生徒は、

指示6:

先生の指を見ながら、一緒に吹いてごらん。

一緒に吹く。

どんな生徒でも、教師が一緒に吹いてやると、ほとんど吹く。
「ほら、できたじゃない。」とほめて、
「ひとりで吹けるようになったらまた聞かせて。」と言う。
また来る子もいるし、「もういい。」と言う子もいる。それはそれでいい。

 持ってきたということは吹きたいのだ。でも、吹けない自分の姿をクラスのみんなに見られるのがいやで組み立てられないということにやっと気づいた。何時間もほったらかしにして、吹けるようにしてやれなかった自分の未熟さを申し訳なく思った。力をつけてやりたい。


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