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TOSSランドNo: 6512873 更新:2013年09月22日

超初心者のための編曲入門(得居不二三氏の追試)


超初心者のための編曲入門(得居不二三氏の追試)

 難しい理論は分からなくても、編曲は、誰にでも気軽にできる。
 以下、やり方を述べる。

1.基礎知識

①編曲(アレンジ)

 メロディに、よく響く別の音をつけて、合奏ができるようにすること。

②音程

 2つの音の高さの差のこと。音の差は、「度」という単位で表す。
 1度とは、同じ音の幅。2度とは、となりの音との幅。

③和音

 2つ以上の音が同時に響いた音のこと。

2.準備

 「聖夜(きよし この夜)」の楽譜を配る。
 宗教の関係や行事の関係で、この曲が使えない時には、ハ長調の簡単な曲を用意する。

3.授業

説明1:

 これから、この曲が、リコーダーで合奏できるようにします。
 それを編曲といいます。

説明2:

<原理>
 編曲は、簡単にできます。
 ある音に対して、よく響く音を付けていけばいいのです。

説明3:

 和音には、2通りあります。
 よく響く音を「協和音」と言います。
 響きが濁ってしまう音を「不協和音」と言います。
 よく響く音は、決まっています。
 1オクターブには8つの音があります。
 その中で、1度、3度、4度、5度、6度、8度の音が協和音です。

 板書しながら、説明する。

発問1:

 抜けているのは何度ですか?

 2度と7度である。
 すぐにわかる。

説明4:

 2度や7度とは、となりの音なんですね。
 隣の音は、濁ってしまう音なので使いません。
 とは言っても、響く音が多すぎて、分からないね。
 そこで、普通は3度が、一番よく使われます。
 3度下の音を使いながら、時々、4度や6度を使うと、大体きれいにできます。

指示1:

 では、次のことに気を付けて、メロディの下に音符を書いていきましょう。

 板書しておく。

①メロディの下に、音符を書く。
 上に書くと、メロディが分からなくなる。
②隣の音は使わない。
③3度下に音を付けていく。
④曲の切れ目などに、時々6度や4度を使ってみる。
⑤「ド」より下は使わない。(リコーダーで吹くため)
⑥下に付けられない時や思い浮かばない時は、同じ音にする。

 以上が、大体基本的なことである。
 慣れてきたらば、メロディと違うリズム(音を延ばしたり、動かしたり等など)にしてみてもいい。
 尚、作業が分からない子には、個別に指導する。
 音譜が読めなくても、やり方さえ分かれば、編曲ができてしまう。

4.まとめ

(1)編曲とは、よく響く音を付けていくこと。
(2)となりの音は使わない。
(3)主に3度を使いながら、時々ちがう響きを使う。
(4)思い浮かばない時には、同じ音を使う。

 できあがった編曲は、実際にリコーダーで吹かせてみる。
 本人が吹ければベストだが、吹けない時には、吹ける子に依頼させるといい。
 教師が吹ける時は、もう1人吹ける子にメロディを吹かせて、教師が子供がつけた音符を吹いて聞かせる。
 誰も吹ける子がいない時には、オルガン等で弾かせてみてもいい。
 実際に音を出してみて、変に聞こえたり、違和感があったら、その音を1つ上か下にずらして、もう一度響きを聞いてみる。
 こうして、耳に心地よい響きを探していけば、よりよい編曲となる。


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