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TOSSランドNo: 3073930 更新:2012年12月05日

お盆から日本の良さを考えよう


お盆から日本の良さを考えよう~リサイクル編~

作成者:関澤 陽子(TOSS群馬アクティブ)

発問1:

これは、何でしょう?(お盆ちょうちんを見せて)
    

そう、提灯ですね。

そして、これは、おだんごです。(お盆のお団子の写真を見せて)

今日は、この2つを比べて考えましょう。

発問2:

2つに共通するキ-ワードは、何でしょうか?

ヒント、ひらがな3文字です。 

(指名して聞く。)

説明1:

答えは、「おぼん」です。

今日は、お盆のお話です。

これは、お盆の飾りです。(なすときゅうりのかざりの写真)

ようく見てね、キュウリは、馬を表し、
なすは牛を表します。

これは、ご先祖様の乗り物なんです。

そして、私のうちでは、お盆になると
このようにせっせとお盆だなを組み立て、
このように飾ります。(お盆だなの写真)

そして、これは、昔のお盆だなです。(昔のお盆だなの絵)

発問3:

では、このお盆、最初に、庶民に広がっていったのは、
いつごろなんでしょうか?

ノートに、○○時代と書きましょう。

絵を参考にして考えてね。

(指名して聞く。)

説明2:

答えは、江戸時代です。

そして、お盆近くになると草市といって、お盆用品を売りに出すお店が出て、
大変にぎわったのです。(草市の絵)

そして、すっかり全部お盆が終わった後、江戸の町では、
一斉に、こんなこともしていました。

発問4:

お盆だなをどうしていたのでしょう?

ノートに、書きましょう。

○に入るのは、カタカナ5文字です。

(指名して聞く。)

説明3:

答えは、「リサイクル」です。

この絵は、今のウォーターフロント芝浦。(回収業者の絵)
「お迎え~、お迎え~」という呼び声とともに、
お盆用品を集めて回る回収屋さんだったのです。

さっきのきゅうりとなす。
お盆の終わりには、精霊流しといって、
川にたくさん流していました。

こんなものまでリサイクルして、大成功した人、
河村瑞賢さんといいます。(河村さんの銅像の写真)

発問5:

では、瑞賢さん、このきゅうりとなすをどんなことに
使ったのだと思いますか? │
ノートに書きましょう。

(指名して聞く。)

説明4:

つけものにして売り歩いたところ、大ヒット。

これは、今の福神づけの始まりといわれているのです。
さっきのちょうちんも古くなれば、ちょうちんの張りかえ屋さんが来て、
張りかえてくれました。(ちょうちんの張りかえの絵)

そして、中身のろうそくにいたっては、こぼれたろうそくのしずくを集め、
リサイクルをする、「ろうそくの流れ買い」という仕事まで
あったのです。(ろうそくの流れ買いの絵)
このように、江戸の町には、いろいろなアイディアで物を
とことん最後まで使いきる、ものを大切にする心が
あったのです。

発問6:

そして、この精神をもっともよく表した言葉があります。

日本にしかない言葉です。何だと思いますか?
○に入るのは、全部ひらがなです。
「○○ ○○○○」です。

小さな○が大ヒントですね。

説明5:

答えは、「もったいない」です。

日本は昔から、この「もったいないの心」をとても
大切にしていたのです。

(参考文献)
・「柳田国男を読む」後藤総一郎著 アテネ書房
・「子どもたちへ冠婚葬祭ってな~に?」株式会社ブルボン
・「柳田国男全集 15 先祖の話」柳田国男著 筑摩書房
・「大江戸暮らし」大江戸探検隊編著 PHP研究所
・「日本人のしきたり」飯倉晴武編著 青春出版社 
・「お江戸」の素朴な大疑問 中江克己著 PHP文庫
・「江戸のビジネス感覚」童門冬二著 朝日文芸文庫
・「大江戸リサイクル事情」石川英輔著 講談社文庫
・「江戸庶民の知恵に学べ」淡野史良著 KAWADA夢新書
・「江戸あきない図譜」高橋幹夫著 青蛙房
・「江戸になごむ」根本裕子著 文芸社
・「江戸の冠婚葬祭」中江克己著 ライブラリー潮出版社


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