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TOSSランドNo: 4102225 更新:2013年08月26日

ぽんぽんやまのつき


ぽんぽんやまのつき

小学校1年生に読書感想画を描かせた授業です。
「日本教育技術方法大系 第1巻 小学1年生の教え方大事典」 P511~(明治図書)の実践の追試です。

準備物

子ども  水彩絵の具、クレヨン、のり
教師  「ぽんぽんやまのつき」の絵本(作:あまんきみこ、文研出版)、古新聞紙(児童数+α)、
      ゴッホ紙(児童数+α)、八つ切り画用紙(児童数)、バケツ(児童数3~4人に1つの数)

説明1:

これから、先生が「ぽんぽんやまのつき」というお話を読みます。
みなさんは、お話を聞いた後「ぽんぽんやまのつき」のお話を絵に描いてもらいます。よく聞きましょうね。

子どもたちは、「難しそうだなあ」などと言っているが、「大丈夫だよ。先生の言う通りにすればできるよ。」などと言って安心させる。

物語「ぽんぽんやまのつき」を読む。
子どもたちは静かに聞いている。(必要であれば、2回読む)

指示1:

では、「ぽんぽんやまのつき」のお話を絵に描いて見ましょう。

子どもたちは、「何を描こうかなあ。」などと様々な反応をみせる。

指示2:

使うものを言います。新聞紙と絵の具です。用意しましょう。

新聞紙は、教師が用意する。水彩道具は、絵の具だけ取り出して、その他は床の上に置かせる。
新聞紙を机の上に置き、その上に絵の具を置かせる。準備が出来たらゴッホ紙(読書感想画展に出品するため)を配る。

発問1:

 「ぽんぽんやまのつき」の夜に、子うさぎたちが月を見ているところを描きます。夜に合う色は、何色ですか。

黒、あい色、ぐんじょう色が出てくる。

指示3:

絵の具の中から、あい色を出しましょう。それから、自分できたないなあと思う色をあと3つ出しましょう。でも、黒は出してはいけません。

黒は、絵が暗く汚くなるから選ばせないことにした。
子どもたちは、茶色・こげ茶色・緑色・ぐんじょう色などを選んでいた。

指示4:

(黒板に図を示しながら)このように、今選んだ絵の具で点々模様を作ります。
4つの色が同じ数になるように、ばらばらに画用紙にいっぱい色を出します。

(絵の具の出し方をやってみせ)このように、絵の具の端っこを持って軽く握ると、絵の具が出てきます。
お米1つぶくらいの大きさで出します。

子どもたちが作業している間に、3~4人に1つの割合でバケツに水を汲み、席と席の間に置く。

指示5:

手にたっぷりと水をつけて、ぐるぐると渦を巻くように絵の具をまぜたり、上から下や斜めや右から左の方に絵の具をまぜたりします。
ゴッホ紙に白いところが残らないように、しっかりとまぜます。手が乾いたらすぐにバケツの所に行って、また水を手につけます。
やってみましょう。

まぜ方には、いろいろあることを教える。(黒板で図を描いて説明する)
 この時、手のひらでまぜないことを気をつける。指を立てて指でまぜることを徹底させる。手のひらでまぜてしまうと、全体が同 じ色になってしまうからだ。
 子どもたちは面白そうにまぜ始める。

指示6:

全部ぬり終わったら、下の新聞紙ごと外に持って行って、かわかしてきましょう。
かわく間に手をきれいに洗ってきます。
手を洗い終わったら絵がかわくまで本を読んでいましょう。

天気にもよるが、かわくまでには少々時間がかかる。
(早くて3~5分、雨の日だと15分くらい)全員が手を洗ってしまったら、次の指示を出す。

指示7:

画用紙を手でちぎって、うさぎの形を作ります。
画用紙は手でちぎります。うさぎは3~4ひき作ります。

教師がやってみせる。でも、子どもたちはうまく作ることができない方が多い。時間がかかるが、ここは我慢のしどころ。
うまくできた子どものを参考にしてまねさせる。
早くできた子は、大きさのちがううさぎや、形のちがううさぎを作らせる。(うさぎの形は、児童の絵を参照)

指示8:

ちぎって作ったうさぎに、クレヨンで耳と目と鼻を描きます。

はじめに教師がやってお手本を示す。口や体に色をぬる子もいるが、自由に描かせる。

発問2:

今度は、お月様を描きます。お月様は何色ですか?

黄色、白、薄い青、赤(赤い月を見たことがあると言った発言が出た)が出た。
きいろ、おれんじ、しろ、みずいろと板書した。

指示9:

この4つの色の中から、お月様の色を決めます。1つ決めたらその絵の具を出しましょう。

ほとんどの子が、黄色を選んだ。

指示10:

絵の具を、右利きの人は右手の人差し指に、左利きの人は左手の人差し指につけて、このように月を描きます。

中心から外へ円を描くように、ぐるぐると指で月を描く。絵の具を多めにつけさせること。

指示11:

さっき作った、うさぎの中から3~4ひき選んで、絵にはります。うさぎが月を見ているように、工夫しましょう。

選んだうさぎを画用紙の上に置いて、配置を決めてからのりを使ってはらせる。

これで出来上がりである。ここまでに3時間かかった。
出来上がった作品を司書の先生に見せたら「かわいい良い絵ができましたね」とほめていただいた。

Sakuhinn-1
Sakuhinn-2
Sakuhinn-3
Sakuhinn-4

<指導後の反省点>
1.長袖の服を着ている子どもは、袖をめくらせておく。(袖口が汚れないように)
2.汚れても良いような服であるか確認する。(体操服に着替えさせても良い)
3.児童の人数にもよるが、バケツで水をくんでおくよりは、自分の水彩の水入れに水を入れさせて、持たせておいたほうが良い。
(すぐに手が乾くし、バケツの周りに水がこぼれるから)
4.夜の色を画用紙の上に出させたら、すばやく水をつけ指で塗ること(絵の具が固まってしまうから)
5.乾かすと画用紙が曲がるので、乾いてから重ねて本などのおもりを置き画用紙をのばす。
6.うさぎのちぎり絵は子どもにはとても難しいので、一度ちぎり絵を練習をしてから作成したほうがよい。
7.間違ってもうさぎは、ハサミで切らせてはいけない。
(私は、子どもたちが「難しい」と何度もいうので、ハサミで切らせたら大失敗した。ハサミでは、うさぎのふわふわした感じが絶対に出ない。)
8.うさぎの大きさを指示してから、ちぎらせないと大きすぎたり小さすぎたりする。
9.月の位置は、指で押さえさせて確認してから描かせる。
10.月の大きさは、自分のげんこつぐらいが良い。
11.ウサギはきちんとのりで貼り付ける。


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