後半の問題☆3と☆4はだらだら説明になってしまった。
授業開始と同時に、次のように板書。
円周を求めます。
直径4cmの円
指示1:
「直径4cmの円の円周。3点セットで解きます。できたら持って来ます。先着12名。」
1番の子に板書させ、分からない子の参考にさせる。12名に○をつけたところで答え合わせ。
続いて半径6mの円の円周を求めさせた。
同じような流れで答え合わせ。
指示2:
「じゃ、次、2問出します。」
面積を求めます。
直径4cmの円 半径6mの円
指示3:
「1問目ができたら持って来ます。」
2問できた子6名に板書させて答え合わせ。
円周と混ざっている人が何名かいた。直径を半径にしない子、直径×3.14とやって来る子等。
混ざっていてもできるようにしないとテストができない。
問題を読んだ後、言葉の式、式、答えの3点セットで解かせる。
できたら持って来させる。
答えが難しい。問題がcmなのにmにしないといけない。
なかなか正解しなかったが、「式は合っている!答えが違う!惜しい!」等としていると何度も挑戦してきた。
適当な所で区切って言葉の式、式、答えを指名して言わせた。「ああ、そっか。」とうなずいていた。
先に☆4を行う。
問題を読ませた後、次のように進める。
発問1:
「こういう問題は、分かる所をどんどん書いていきます。一カ所すぐ分かる所がある。そうだ。下だ。ここは何mですか?」(20mです。)
説明1:
「そうするとここ(カーブ)もすぐわかる。」
発問2:
「1周は何mですか?」(100mです。)
「ということは、カーブの部分は何mになるか。」(60mです。)
説明2:
「ということはこうなります。」
中の長方形を取り除き、半円同士をくっつけて円にする。
発問3:
「これの周り、つまり円周は何mですか?今やったな。」(60mです。)
説明3:
「ですから、この長方形を取ります。」
スマートノートブックで間の長方形を取り、半円だけを残した。
指示4:
「ということはこれの直径が長方形の縦の部分だ。円周60mの直径を求める式を3点セットでノートに書きなさい。」(円周÷3.14=直径 60÷3.14=19.108・・・ 約19mです。)
100-40=60
60÷3.14=19.108・・・ 答え 約19m
ここは「向山型算数教え方教室2003年2月の挑戦論文審査」の通りに自力で解かせてみる。
説明4:
「まずは○あの面積を求めます。できたら持って来なさい。昨日やったみたいにいっぱい式を書くんだ。」
「やり方がさっぱりわからない人は途中まででもいいから持って来なさい。」
途中までの解を点数をつけていく。
説明5:
「これは考え方を聞いているんだよ。だから、分かる所まで書けばいいんだ。」
論文審査には「最初は10分、20分とやらせ、個別評定するのがいい」と書いてある。
だが、前日の計算スキルの「早く終わったら」問題に類似の問題があり、けっこう解ける。
解けない子も、正方形の面積や円の面積を求めたり、周りから円を引くことはできているので、「70点」等と評定していった。
よく挑戦していた。○の子には板書させ、分からない子の参考にさせた。
ただ、○いは分からない子にとってはさっぱりだったようだ。
説明6:
「線を引くと分かりやすい。」
なんてことを言ったが、効果なし。
仕方なく(?)、図の真ん中に縦線と横線を引き、
説明7:
「この部分は、こっち(○あ)のここと同じだね。」
なんてだらだらと説明してしまった。
後半が説明ばかりになってしまい、お客様状態の子が多くなってしまった。特に☆3○いはだめだった。
すっきり説明せずに教えられるようにしなければいけない。
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