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TOSSランドNo: 3130047 更新:2013年08月26日

すぐに役立つ微細技術3障害児教育発:指導効果を高めるTTを目指す


すぐに役立つ微細技術 3 障害児教育発:指導効果を高めるT・Tを目指す

T・Tで指導することが多い、障害児教育。こんな微細技術で、指導効果が高まります。(2001年12月発行『道』第3号掲載)

1 子どもをほめるためのT・T

小学校三校、中学校二校で、特殊学級の補助をしてきた。授業のほとんどが、教師二人~六人での、T・Tだった。
 補助役になったときに、自分が何をすればよいのか、分からなかったことがよくあった。子どもと一緒に、T1の先生が進める授業を受けるだけだったこともある。子どもを注意するだけだったこともある。
 また、T1の先生から

「私、一人の方が授業やりやすいわ。」

と言われたこともあった。
 「私は何のためにいるの?」と、悩んだ。私のしていることは、誰にだってできることだと落ち込みもした。

 しかし、向山洋一先生が、算数T・Tとなったときに書いた論文を読み返し、はっとさせられた。

さて「授業を二人でやること」は、子どもの立場に立てば、文句なしに良いことである。
(中略:元村)
大体、子どもたちは、「ほめ言葉」を倍の割合でもらうことになる。
(『教室ツーウェイ』(明治図書)1995年8月号p..60

 T・Tは、子どもたちをたくさんほめるためにある! 
 補助のときには、「シャワーのようにほめ言葉をかける」ことを心がけよう。T1のときには、子どもが分かる・できる授業をして、子どもたちをたくさんほめてもらおう。
 もやもやしていた気持ちがすっきりした。
 そして、よりT・Tの効果を高めたいと願う中で、次のことが大切であると気がついた。

(1) 教師間のチームワークをよくする
(2) 自分が目指す授業を他の先生に理解してもらう

以下、これらの微細技術について述べる。

2 教師間のチームワークをよくする微細技術

1 まずは、元気に明るく、笑顔で「おはようございます」

少々寝不足でも、体調が悪くても、努めて元気に、明るく挨拶をしている。
笑顔で「おはようございます」と挨拶されれば、誰だって嬉しい(と思う)。

2 子どもについての話をよくする

ちょっとしたことでも話すようにする。
「そうだね。」「良かったね。」と共感できたり、話をしている中で、指導のヒントが見つかったりする。

3 役に立ちそうな情報を積極的に伝える

書籍や自分の資料ノート、教材などを貸したり、学級で取り組んでいる学習に関係のあるページを、コピーして配ったりしている。
10月には、教室にパソコンが入ったので、早速、TOSSランドを紹介した。

4 分からないこと、悩んでいることを相談する

まだまだ、私も分からないことが多い。見栄をはらずに、先生方に相談してアドバイスをいただいている。
自分のことを隠さずに話すことで、相手にも心を開いてもらえると感じる。

5 自分ができることは、進んでする

私は、毎日7時40分頃に学校に着いている。
始業までに時間があるので、学級でお湯を沸かしてポットに入れたり、その日の日課をホワイトボードに書いたりしている。
子どもたちの作品を掲示しておくこともある。
たいしたことをしているわけではないのに、感謝してもらえる。

6 T1で進めた授業について、感想を聞く

T1をさせてもらった授業の後は、

「今日の○○の授業で、気のつかれたことがあったら教えてください。」

と、感想を聞くようにしている。
そして、指摘されたことは、できるだけ次に生かすようにしている。

3 自分が目指す授業を他の先生に理解してもらう微細技術

もちろん、私がT1で進める授業を見て、目指しているものを理解していただけることが一番である。
だが、へったくそな授業しかできないので、他の先生への説得力がない。(教師修業あるのみ!)

1 まずは、自分が子どもをほめる!

 「○○君、いい返事!」「よく見ているね」「背中が伸びて、いい姿勢」「手がまっすぐにあがっている」「上手」「まる!」などなど
自分がT1で授業を進めるときも、補助役のときも、できるだけ子どもをほめるようにしている。

2 T1で授業を進めるときは、略案を前日までに配る

「よろしくお願いします。」の一言を添えて、B5の略案を配る。
略案には、授業の流れと、「少しでもまねができたらほめる」「着席が続いたので、気分を変える」などの留意点や
ワンポイントを書いておく。

3 機会を見つけて、授業の話をする

 他校での研究授業を見た先生が「チャイムが鳴っても終わらないから、疲れた。」と話された。ここぞとばかり、「そうですよね。チャイムが鳴ったら、終わった~という気になっちゃいますよね。」「私が参加している研究会では、授業が一分伸びたら、二十点減点だと言われるんですよ。」と、賛同しながら、TOSSの主張も紹介した。
 研究授業についての話し合いの場では、「導入は短く」「まとめは簡単に」と、何度も主張した。 


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