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TOSSランドNo: 2382598 更新:2013年08月26日

【中学・高校で出遭う危険】「『スピード』で本当にやせるの?(6年批判的思考スキル)」修正追試実践


【中学・高校で出遭う危険】「『スピード』で本当にやせるの?(6年批判的思考スキル)」修正追試実践

卒業を間近に控えた6年生に、横崎邦子氏の「『スピード』で本当にやせるの?(6年批判的思考スキル)」の修正追試をした。
中学・高校へ進学した際に、子供たちが遭遇するであろう危険を予め授業しておくことで、危害を被らないようにする。

<修正箇所>

修正部分は、以下の3つの映像を加えた点である。
3つともyoutubeで検索をすると見ることができる。
後で紹介する子供たちの感想を読むと、この映像の効果は絶大だった。

①麻薬体験
 幻覚の疑似映像を見せる。
②聴覚麻薬 MarijuanaQ
 マジックマッシュルームを摂取した際に聞こえる幻聴の疑似体験
③麻薬の依存性
 涙を流して、二度と覚醒剤はやらないと言った女性が、実際には見捨てられていない恋人に見捨てられた幻覚を見て、再び覚醒剤に手を出して、元に戻ってしまう実際に合った話の再現VTR
④覚醒剤の恐怖
 覚醒剤に手を出した人たちの顔面が変形してしまう写真

1.授業のポイント

覚醒剤の恐ろしさを知り、甘い宣伝文句を批判的に捉え、誘われてもきっぱりと断るべきことを知る。

 高校生や中学生に、急速に覚醒剤が広がっている。
 特に、女子の場合、「覚醒剤がダイエットに効果がある」という情報を一部の心ない中・高生向けの週刊誌などが流していて、それを真に受けて手を出してしまうというケースも出てきている。
 また、覚醒剤のことを「エス」とか「スピード」などの名前にして、あたかも流行の薬のような気にさせて、呼び名から覚醒剤の抵抗感、罪悪感を少なくしているのも、急に若い人たちに広がった一因だと言われている。
 覚醒剤の使用方法も変化し、最近は、覚醒剤を火であぶって気化した煙を吸うという、簡単で罪の意識を感じないで済む方法に変わってきている。
 「手軽」いなってしまった覚醒剤の害から子供たちを守るためには、一見「覚醒剤はよい」というようなイメージの情報に対して、批判的に考え、きっぱりと断れるようにしなければならない。そのためには、覚醒剤についての正しい知識の獲得が不可欠である。

2.準備

①ワークシート
②覚醒剤を使用して、顔が変形してしまった人の写真
③修正点にある映像

3.授業の流れ

ワークシートを配布する。

発問1:

物語を読みましょう。(修正点;教師が範読する)
「スピード」があなたにとっていいと言っていることは何でしょう?

スピードを勧めている子の台詞の中から、読み取る。
○簡単にやせられる
○楽しい気分になる
○煙を吸うだけで安全
○眠くなくなるので、勉強がはかどる

指示1:

誘われたのが、あなただとしたら、どう答えますか?
四角の中に書きます。

発問1で、スピードの一見よさそうな部分に目を向けさせたが、子供たちは、覚醒剤が、大変な麻薬であるという知識をもっている子が多いので、殆どが、誘いにのらない答えだった。
机間巡視をして、児童の意見を把握し、いろいろな意見を取り交ぜて、数人に発表させる。

発問2:

何をやってもやせられなかったのに、ちょっと煙を吸うだけで、簡単に痩せられるのは、魅力的ですね。
これ、使ってみたいと思う人?

原典では、挙手で確認し、両方の意見を聞くことになっているが、
実際には、使ってみたいという子は1人もいなかった。
「スピード=覚醒剤」
ということは知っていた。
ふざけて、やんちゃが、1人手を挙げていた。

説明1:

スピードを吸うと、食欲はなくなります。
その上、スピードのせいで食べなくても体が動く興奮状態になります。
食べないのに、どんどん動いてしまうのですから、当然体重は減ってきます。
吸い続けると、頬がこけ、肉も落ちて、骨と皮の状態になってしまいますけどね。

発問3:

もう一度、訊きます。
これを使ってやせたいと思う人?

挙手で確認。
先ほどふざけて挙げていたやんちゃも、「絶対ヤダ!」と言っていた。

原典では、「丁度いいところまでやせたら、やめればいい」と考える子がいるはずであることを理由に、次のパーツを入れるのだが、確かに、手は挙げなくても、内心、そういう疑問をもつ子はいる可能性がある。
麻薬の依存性について、分からせるために、原典通り、次のパーツを追試した。

発問4:

スピードは、やせるだけでなく、吸うと、眠気が覚めて、夜の勉強がはかどるとうですよ。
やせるためではなくて、勉強のために、スピードを使いたいなと思う人?

これも、原典では、挙手確認した後、双方の意見を話し合わせるのだが、実践した子供たちは、既に、「スピード=覚醒剤」ということを発表し、知っているので、誰も使いたいという子はいなかった。

説明2:

眠くなる、つまり、目が覚めるということですね。
目が覚めるというのを難しい言葉で言うと、「覚醒」と言います。
スピードは、「目が覚める薬」である「覚醒剤」という別名なのです。
どうですか?

丁度この時期、芸能人の麻薬汚染について、マスメディアでほく報道されていたこともあり、子供たちが、使いたくないという意見は、いよいよ固くなった。
そこで、さらに、揺さぶりをかけて、念を押す。

発問5:

眠たくなくなって、勉強がはかどるのは便利ですね。
おまけに、「スピード」は、吸うと、だるさが取れて、とても気持ち良くなるそうですよ。
あなたが、うんと疲れてだるくてたまらなくなったら、吸ってみたいですか?

覚醒剤の害について、知っている児童は、麻薬を1回でもやったら、辞められなくなるという意見を言っていた。
意見が一通り出尽くしたところで、次のように説明する。
薬物を長期にわたって、使っていた人の写真を活用する。

説明3:

「スピード」は覚醒剤のことだと先ほどいいました。
実はね、だるさが取れるというのは、ほんの一時のことで、薬の効き目が切れると、吸う前よりももっともっとだるくなるのです。
すると、また、覚醒剤を使ってだるさを取りたくなる。
効き目が切れると、もっともっともっとだるくなる…薬がないと生きていけなくなります。
覚醒剤をやめようと思っても、つらくて苦しくて、やめられなくなってしまいます。
そのうちに、見えないはずのものが見えたり、聞こえないはずの音が聞こえたりします。
ひどくなると、人殺しをしてしまうことも珍しくありません。
覚醒剤や麻薬などの薬物で、脳幹の部分が壊されます。
脳幹がボロボロになると、立って歩くことができなくなります。
食欲もわきません。
おしっこやうんちもたれ流しになります。
しかも、薬物で傷ついた脳は、決して元には戻りません。
一生、病院のベットでおしっこ垂れ流しの生活を送ることになるのです。

原典は、上記のように説明が長いので、説明の合間に、youtubeで、得ることができる映像を見せて、子供たちがだれないようにした。

①麻薬体験
 映像で、覚醒剤をやり続けると見えてくるという「幻覚」の体験ができる。
②聴覚麻薬 MarijuanaQH
 マジックマッシュルーム服用によって聞こえてくるという「幻聴」の体験ができる。
③麻薬の依存性
  涙を流して、二度と覚醒剤はやらないと言った女性が、実際には見捨てられていない恋人に見捨てられた幻覚を見て、再び覚醒剤に手を出して、元に戻ってしまう実際に合った話の再現VTR。
④Drugs Make You Ugly
 覚醒剤に手を出した人たちの顔面が醜く変形してしまう写真。

発問6:

それでも、あなたは、「スピード」を使ってみたいですか?

4.子供たちの感想

(1)6年生、卒業間近な時期での実践

1.
麻薬体験をできてよかった。
さそわれたら絶対に断ろうと思った。身近に起こらないといいなと思った。

2.
ぼくは、中学・高校になってさそわれたら、すぐに断って逃げようと思いました。
スピードなどという言葉に気をつけて生活していきたいと思いました。

3.
絶対に吸いたくないと思った。

4.
覚醒剤はこんなにおそろしい物と思わなかった。一度吸ってもうやめられない。すごくこわかった。
ぼくは絶対一生吸わない。

5.
麻薬は元々おそろしい物とは知っていましたが、今日の授業を受けて、さらにおそろしく思いました。
絶対に吸わない(出会わない)ようにしたいです。

6.
覚醒剤が怖いということは知っていたけど、幻覚とか幻聴があるなんて知らなかった。

7.
自分も鈴木先生のように、いつ誘われるかわからないけれど、今日の授業のことを思い出して、勇気を出して断りたい。この授業を受けられて本当によかった。

8.
何度もテレビなどで薬などをして捕まる人などを見て怖いと思っていたけど、思ったよりもとても怖くて、薬がなくなればいいとも思った。
たくさんの名前があって、だまされそうになりそうだから、注意しなければいけないと思った。

9.
私は今日の授業を受けて覚醒剤は思ってたより怖いことが分かった。
また、いろいろな名前で売ってくるので、気をつけようと思った。

10.
覚醒剤で人が死んでしまうなんて思っていなかった。
私はすごく仲の良い友達に誘われても絶対に断りたい。
覚醒剤はこわいと思った。

11.
吸うから大丈夫だとか、思わないで、友達のためにも、やらずに、警察へ行こうと思った。

12.
いろんな薬があってこわいなぁと思いました。ぜったいにやりたくないと思った。
1回やるだけで、ずっとやるようになるのはこわいから絶対やりたくない。

13.
自分が思っていたよりも、怖い物だった。
たった一度吸っただけでこんな目に合うなんて知らなかった。

14.
絶対にくすりはやってはいけないと思った。

15.
薬物は1回やったら、やめられないのがすごくこわいと思った。
色々な名前があってみぢかにあるような名前があってこわい。

16.
スピードつまり覚醒剤は、大きな事件になるほど危ないものなので、さそわれたら、絶対に断ります。
自分から誘われるような所に行かないようにします。

17.
覚醒剤は、ぜったいに吸いたくない。

18.
覚醒剤なんて、人ごとだと思っていると自分もさそわれてしまうので、気をつけたい。
友達や知らない人から言われたら、注意してあげたい。

19.
ぼくは、絶対に「スピード」やいろんな覚醒剤を飲んじゃいけないことは、前から知っていたけど、絶対飲みたくないと改めて思いました。

20.
覚醒剤は、1回吸ったら、絶対に離れられなくなってしまうと言う事が分かった。
絶対に薬物は使いたくないと思った。

21.
覚醒剤は一度吸ったら二度と逃げられない怖いものだと分かってよかった。もしさそわれたら、はっきりと断ろうと思った。あと、覚醒剤はいろんな名前があるので、少しでもおかしいなと思ったら、断ることが自分の身を守ることにつながると思った。

22.
覚醒剤のおそろしさが分かった。なぜ、警察が厳しく取り締まっているか理由が分かった。
身近にあることが分かって驚いた。気を引き締めたいと思った。

23.
テレビなどで「スピード」はこわい物だと知っていたけれど、顔があんなに変わってしまうなんてびっくりしました。私はもし「スピード」を吸うように勧められたら、絶対に吸いたくないと思いました。

24.
ニュースとかで薬のことを見たことがあって、この授業で改めて薬の怖さが分かりました。
今後、絶対薬に手を出したくないです。

25.
覚醒剤は、1回吸うだけでもやめられなくなってしまうので、こわいと思いました。
私はさそわれたら、すぐに断ろうと思いました。

26.
恐い。覚醒剤は絶対やりたくないと思った。
1回だけと思っても続けてしまうし、幻覚なども見てしまうなんてとても恐いと思った。

27.
私は、この授業を受けて、すごく仲がいい友達から「これ、すごくいいんだけど、どう」などすすめられても、
絶対に買いたくない。吸いたくないので断る。

28.
私は前からテレビなどで覚醒剤などを知っていたけど、今日の授業を受けて、このような物を買えなどと言われたら、絶対に買わないようにしたいと思いました。

29.
私は、この授業を受けて、私は覚醒剤は、とてもこわいものだと思いました。
少しでも吸うと、危ないことになるので、絶対私は吸わないと思います。

30.
スピードは前、テレビでやっているのを見て知っていたけど、今回の勉強でより深くこわいものということが
わかってよかったです。

31.
薬はこわいなと思った。
薬なんかはやりたくない。

32.
今日の授業で覚醒剤が本当に恐い事を知れました。
友達などみぢかな人からさそわれてしまっても、絶対にやりたくなりませんでした。

33.
いろんなくすりがあってこわいと思いました。

34.
たぶんないと思うけどさそわれたら、絶対に断ろうと思った。

35.
今の自分にはまったく関係ないが、この話を聞いて今でも注意していきたい。

(2)5年生、麻薬防止教室の補足としての実践

1.
絶対絶対に覚醒剤に手を出したらいけないこと。やっぱり覚醒剤などは危険、こわいと思いました。飲んだらもうやめようとしてもやめられません。変な幻覚、幻聴が聞こえることも初めて知りました。
だから、絶対、絶対、絶対、絶対に麻薬には手を出さない事です。

2.
今日は、改めて覚醒剤はいけないものだとわかりました。
いろいろな勧め方をすることもわかりました。
ぼくも、覚醒剤を勧められたら、絶対に断ろうと思いました。
覚醒剤でカッコいい顔、もしくはきれいな顔がボロボロになることも分かりました。
覚醒剤を飲むか飲まないかで命取りになることも分かりました。

3.
覚醒剤を使ったら、幻覚や幻聴、依存症になるので、覚醒剤を売ってきてら、断れるようにがんばりたい。
今回、覚醒剤の恐ろしさを知って、改めて恐ろしいと感じました。
もし、やってしまったら、これからの人生が台無しになるのでやりたくないです。

4.
①絶対に麻薬に手を出してはいけない!!
②勧められても何が何でも断る!!
今日は麻薬の恐ろしさを実感しました。
絶対×100に勧められても断れなきゃいけないことも分かりました。
十分、注意したいです。

5.
今日のことでわかったのは、誰だって大麻をわたされる可能性があるので、人に言われたら断ろうと思います。
強引に渡されそうになったら、渡された相手にこっちもどんな手を使ってでも返そうと思いました。

6.
学んだことは、覚醒剤などの危険な薬を勧められたら、きっぱりと断った方がいいこと。
麻薬を1回でも飲んでしまったら、もう、やめることはできないということです。
今日の授業でどんなにカラフルで、面白い名前の薬を誰かに勧められても、親に相談するといって逃げたいと思いました。

7.
覚醒剤を1回でも使うと、もう元には戻らないこと。
そのせいで、幻覚や幻聴がしたり、殺人まで犯したりしてしまうこと。
薬は、勧められたものは、全て断ればいいことが分かった。
自分もこれから、このような体験をすると思うので、その時は、気を付けたいです。

8.
学んだことは、薬物は絶対にやってはいけないということです。
治療で隔離する施設のような所に入ることも、初めて知りました。
薬物は、名前を変えて売っているので、こわいと思いました。
薬物に誘われたら、絶対に断ろうと思います!!

9.
私は、今まで色々な所で覚醒剤は絶対に使ってはいけないよと言われていたけれど、他人事のように思っていました。
しかし、今日の授業で、他人事ではなく、自分にも起こることなのだと思いました。
また、薬も薬物になるのだと聞いたので、自分だけではなく、自分の赤ちゃんや家族や友達にも今日学んだことを知らせて、
みんなが大麻などを使わなくても幸せになるようにしたいです。

10.
ぼくは、A,B,Cの話を聞いて先輩から誘われたなどのことで、1回でもやってしまうと幻覚などになって、人を殺してしまうこともあるので、
やってはいけないんだと思いました。チョコやアンパンなどと言われてだまされることが多いと思うので、人から薬物をもらうこと自体が
いけないと思った。

11.
覚醒剤を使うと、どんな風になるのか、先生が詳しく教えてくれた。
覚醒剤など、おいしそうな名前だったので、気をつける。
シンナーで、脳が溶けるなんてびっくりした。
普通の薬も、用法・用量をちゃんと守って使いたい。
この授業が、ためになった!

12.
覚醒剤を使ったら、幻覚や幻聴や依存症になることがわかった。
覚醒剤とか大麻とか、シンナーは誘われたら絶対にやらないようにしようと思った。
カゼ薬とかは、注意を守ろうと思った。

13.
今日は、覚醒剤や大麻依存症などについて、勉強しました。
今回の勉強で、また麻薬が本当にいけない。
1回やったらもうダメだということを学びました。
例え、すごく仲の良い友達が言ったとしても、断ろうと考えました。

14.
①どの薬もあやしい薬とかは、絶対に飲まないこと。
②かぜ薬も飲みすぎない。
③先輩や友達に勧められたり誘われたりしても、断る。
どんなにいい薬でも飲みすぎとかには、きちんと気を付けます。
依存症になって、あんなにいやな生活になりたくありませんから、きちんと気を付けます。

15.
覚醒剤などの薬に手を出したら、悲惨なことが起きてしまうんだと学びました。
覚醒剤は、使ってはいけない危険なものだと思いました。

16.
覚醒剤とかを勧められたら、絶対にもらってはいけないということを学んで、
将来勧められたら、いらないと言って断りたいです。
覚醒剤は、吸ったりするとあんなボロボロになってしまうんだなと思いました。
ぼくは、もしかして勧められたら、断りたいです。

17.
私は、今日の授業をやって、先輩や仲のいい友達に、覚醒剤をやってみなよとか言われても、
絶対にやっちゃいけないと思いました。
もし、渡されたら持って行って、警察署などに、この人に渡されましたと持っていくことが、大切だと思いました。
今日は、覚醒剤は、とてもこわい物だと思いました。
私は幻覚や幻聴の体験映像とかを見ていても、気持ち悪くなったので、絶対にやらないようにしたいです。

18.
私は、スピード(覚醒剤)は絶対に飲んではいけない。
渡されても何としても断る。
私は改めて、飲んではいけない事を学びました。
もし、渡されたら断ることです。
もし何かされたり、チクルぞと言われても、受け取らない事を学びました。
これから先、中学、高校と進学して、何があるかは分からないから、しっかり学んだ事を思い出そうと思いました。

19.
覚醒剤などの薬物を使ってはいけないことが、もっとよく分かりました。
1度使ったら、もう2度と元には戻れないことを学びました。
「ちょっと使ってみようかな。」という気持ちで使ってしまい、やめられなくなってしまうのは、大変だと思いました。
幻覚や幻聴を体験したら、気持ちが悪くなったので、とても苦しい思いをするんだと思いました。

20.
麻薬は、一時的な快感なだけだから、絶対に何があろうと、吸わない。
かぜ薬なども、大量に飲むと、麻薬になるとは知らなかった。
いくら友達から誘われても断る。

21.
薬物は、絶対手をつけてはいけないというのは分かっていましたが、
今回のこの学習で、改めてしては絶対いけないと思いました。
4年生のセーフティ教室でも薬物の学習をしました。
私は医者から出た薬しか飲まないから、安心できると思っていたけど、友達から、「どう?」とか言って誘われる場合もないわけではないので、
その時は、「論より証拠」を聞いて、それでも、ダメだったら、周りの大人に相談をしたいです。

22.
私は、絶対に絶対に麻薬を飲んではいけないと思いました。
幻覚を見たり、幻聴を聞いたら、(パソコンで)気持ち悪くなったので、絶対にしません。
もし、誘われたらがんばって断ろうと思います。

23.
覚醒剤を使うとやめられなくなるから、使わないようにしたい。
先生の話を聞いていたら、先輩に勧められたと言っていてから、もし誘われたらしっかりと断りたい。
言い負かされても、もらわないようにする。

25.
危険な薬物を使用した時の幻覚、幻聴、依存症の恐ろしさを学んだ。
ぼくは、これから、先輩や友達から勧められても、きちんと断れるようにしたい。

5.子供たちの感想の分析と対応

(1)6年生、卒業間近な時期での実践

 1の意見の子は、「身近に起きないといいな。」と願いを書いていた。
 しかし、現実には、先日の水谷修先生(夜回り先生)の講演会で、「麻薬をやっている人を知っている。」「知りあいに使った人、使っている人を知っている。」を水谷先生が尋ねたところ、会場の殆どの人が挙手していた。
 5割程にも上っていた。
 決して、遠い世界の話ではない。
 麻薬と聞くと、バリバリの不良をイメージすることが多い。
 しかし、意外にも、進学校の高等学校や比較的偏差値が高いとされている大学の方が汚染が進んでいるという。
 私自身も、「進学校」といわれる高校の学校の中で堂々と現物を見せてこられて声を掛けられた経験がある。
 もし、そこで、手を出していたら、まっとうな仕事につくことができなかった。
 これについては水谷先生は次のように述べていた。
 それは、いかにも麻薬に手を染めそうな底辺層の子供達ほど、高校で「薬物乱用防止教室」を真剣に授業されているため、意外にも、危険な物であることを認識している子が多いそうである。
 逆に「優等生層」は、まさかやらないだろうと大人が油断しているため、このようなことを教わっていない子が意外に多いとも述べていた。
 麻薬は、麻薬などとはっきりと言わず、「合法ドラッグ」、「エス」、「冷たい物」、「粉」、「小麦粉」などなど実に多種多様、様々に罪悪感を解消する隠語や別称で声を掛けてくる。
 子供達には、「友達もやっている」などの言葉に惑わされず、「おかしいな」と思う感性を大事にしてほしい。
 子供達の一生を一時の「流される気持ち」や「快楽」のために台無しにしない心の準備をしておくように指導していきたい。

(2)5年生、麻薬防止教室の補足としての実践

「子供が薬物に興味を持っただけで終わった。」
そう危機感を募らせたのは、5・6年生を対象に行われた、ある「薬物乱用教室」である。
体育館でスクリーンを使って授業をしてくれたのはよいが、MDMA・覚せい剤などのキレイな結晶やマーブルのような画像が映し出され、口では「1回でも手を出したら大変です。」などと説明をしていたが、知識を蓄えただけで、薬物の恐ろしさが、腹の底から実感できていなかったためだ。
授業後、やんちゃな子供たちから、「先生、本当に1回でもやったら、ダメなんですか?」「麻薬はどこで売っているんですか?」という恐怖心を感じる質問が殺到した。極めて危険を感じた。
そこで、慌てて、追試実践をした時の感想である。
この時は、「薬物乱用」の定義も確認した。子供の感想の中に、風邪薬なども用法・用量を守ることも書かれているのはそのためである。


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